リビング名人会@よみうりホール

毎年恒例、年末のよみうりホールでの談志師匠独演会。
今年は、三鷹の独演会で「芝浜」をやってしまったので、もうやらないらしい・・・との情報が。

仲入り

一席目のマクラで、「三鷹でやっちゃったから、今日は『芝浜』はやりません。『文七元結』をやろうと思うんだけどね・・・」と。やっぱりそうだったか、ちょっと残念!という気持ちと、「やったー。文七は聞いたことなかったから嬉しい!」という気持ちが半々。
一席目の「権助提灯」も談志師匠で聴くのは、多分初めてじゃないかなぁ・・・。落げに向かう件りの、コンパクトでいて情景が浮かんできて、おかしい!というのは、さすがだなぁと思った。
「文七」も、体力的「には、ちょっと厳しいのかなぁ?という気もしないでもなかったけれど、なんというか「これが、今、立川談志が思う『文七元結』という落語だ!」というメッセージが伝わってくる、ステキな「文七」だった。
「文七」に入る前に、ダイジェスト版「芝浜」をやってくださり、これがまた、素晴らしかった。「芝浜」を期待してやってきたお客に対するサービスだったのだろうけれど、それ以上のものが感じられた。ああ、三鷹のチケットが取れなかったのが、返す返すも残念・・・。

「文七」を終わって、志の輔志らく志ん生という方達のお名前が・・・。
なぜ、談春師のお名前が入ってなかったのかは???