第1回白談春@紀伊國屋サザンシアター

  • Dr.ハルの特別講義
  • 「文違い」

仲入り

  • 「紺屋高尾」

二番が終わってから、学校の始業のチャイムみたいな音が鳴ったので、「学校みたいだなぁ・・・」と思ったら、白衣をまとって談春師登場。ステージには、ホワイトボード。どうやら、昨夜フジテレビでOAされた「先生の鞄博士の愛した数式」を意識していらしたようだが・・・。
ケーシー高峰先生風にやるの?と思ったら「尊敬するのは、ケーシー高峰先生」とコメント。まんまやん!(爆)。
「白談春」は、落語初心者や談春初心者向けに、という目論見は外れて、いつものお客がたくさんだったので、吉原の講義は、やり難そう(笑)。でも、談春師がこの2席をどんな風に考えて演じているのか、が見えて、興味深かった。
「文違い」は、わたしの中では、なぜか昼下がりの、ちょっと気怠くてボーっと薄暗い新宿の女郎屋さんが舞台なのですが、やはり、本当は夜なんでしょうね。ただ「薄暗い」っていうのを感じてもらえれば、とおっしゃっていたが、昼下がりの薄暗い、っていう意味では、多少は、感じていたっていえる???。
仲入りの場内アナウンスで「黒いみなさんも、ぜひ、アンケートにお答えください」って言っていたのが、笑えた。黒い皆さんの一員だけど、アンケートは、今回もパス。何かの折りに、なにか言われるのはやだなと思い(笑)。
「紺屋高尾」。これはもう、十八番中の十八番だからなぁ。わかっちゃいるけど、やはり、3月15日の場面は、ウルっとさせられちゃう。そういえば今日は、親方のおかみさんが、いい味出してたなぁ。
次回から白衣は絶対着ない!とおっしゃてたけど、Dr,ハルの講義はもうないってこと? 次回は蝶ネクタイに、ベストかなんか着てやってみては?(あ、でも蝶ネクタイは似合わなそう・・・汗)。講義はまたやっていただきたい!
白はこのままで、黒をもっと黒くして欲しい!!

なんだ、結局アンケートに答えてる???(爆)