新派120年 六月新派公演夜の部@新橋演舞場

はい、三津五郎さまのご挨拶を見るために、行って参りました〜! とはいえ、お芝居も途中から拝見しましたけど。今日は、オペラグラスを持っていった(三津五郎さまを見るため?!)ので、團十郎さんを追いかけておりました。
最後の方で、キっとにらむシーンがあって、「おお、やっぱりあの目だわ!!!」というのを、実感いたしました。
三津五郎さまは、一つ紋の羽織に袴姿で登場。ちょっとワイルドな感じが?! 新派初参加は「おていちゃん」舞台版だったこと、その時、久里子さんがおていちゃんをなさって「親友のお姉さまが妹でした」と。その後、「滝の白糸」では八重子さん・久里子さん、それぞれの相手役をしたり、といった新派とのご縁をお話された後、「歌舞伎の役者は、現代に生をうけましたが、その半分は江戸時代に生きています。ですから、江戸のことは任せとけ!と思っているわけですが、新派に参加させていただいて、ああ、この方たちは明治を生きているんだな〜というのを、強く感じます。明治という日本を今、現代に伝えているのは、新派を置いて他にありません。ですから、今後とも新派をどうぞご贔屓お引き立てください」というようなことをおっっしゃってました。いやぁ、さすが! よいスピーチでした。