12月歌舞伎公演＠国立劇場大劇場

「遠山桜」の通し。例年、お正月に国立でこの手の作品がかかっていたのが、来年分が年末に来た感じ？？？（笑）。前半戦はちょっと、落ちたが、肩の凝らない芝居を楽しませていただいたことは、間違いない。
例によって、菊五郎さんの遊び心を発揮する場面がバッチリあった。まさか、そう来るとは！という趣向に、思わず噴きだしてしまった。あの左團次さんが、結構マジメな感じで芝居をしているのに、さらに笑いが・・・。
菊ちゃんが、凛々しくて美しくて、よかった〜。亀亀Bros.には、もうちょっと活躍の場を与えてあげて欲しいけどねぇ。亀三郎くん、少ない見せ場をきっちりとなさっていて、なんだかもったいないなぁ〜なんて思ったのである。
亀蔵さんは、先月の「法界坊」の番頭につづき、またまた悪徳番頭を（笑）。今、こういう小悪党をさせたら、らくだとともに、日本一かも？？？（あ、らくだは、世界のらくだか・・・笑）