Kindle ペーパーホワイトを導入して、ほぼ1か月。
まだまだコンテンツが少ないので、結局紙の本もそれなりに買ってしまうのだが、どうやら紙の本の方がいいものと、Kindleがいいものがわかれるようだ。
Kindleの方がいい、と感じるのは、とにかく小説。活字のみの文庫版なんかは、Kindleだったら場所もとらないし、上下巻とか何巻も続くようなものとかだって、2冊持って出かけないと不安、ということもなく、とてもありがたい。
わたしはWi-Fi版を入手したのだけれど、いざとなればiPhoneテザリングでネットに繋げば、アマゾンから購入もできるので、安心安心。
一方、やっぱりこれは紙の本だね、と思うのは、図版が多いもの(特にカラー図版がキモというものは)、参考文献として、あとあと部分的に読みたくなりそうなものかな。ハイライトをつけたり、メモを書いたりはできるのだけれど、Kindleにはページという概念がないので、何ページに記述があった、とかいうメモができないし、目分量でこの辺にあったはず、というのも馴染まない。そして、Kindleペーパーホワイトはカラー表示ではないので、図版、特にカラーページが多いものは向かない気がする。
今のところ、Kindle版で買って「あ、失敗した」と思ったのは、Kindle解説本1冊だけかな。ページのレイアウトが崩れないよう、PDFファイルをKindle用に販売しているらしく、ハイライトもメモの記入も出来ないという状態。最初、ペーパーホワイトが届く前にiPhone版とiPad版のアプリで読んでいたので、そのせい???とかも思ったが、他の方のレビューを読んだら、原因判明。Kindle解説なのに、Kindleで読みにくいというのはどういうこと!?と。
とはいえ、Kindle版をDLしたのって、今のところ無料の青空文庫がほとんどなので、これからちょこちょこと購入してみないと、失敗はまだあるかも。
保管場所をとらないというのは、都会ぐらしの身としてはとてもありがたいので、Kindleで読める本が増えてくれたら、嬉しいな。

Kindle Paperwhite Wi-Fi (第5世代)

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あたらしい書斎

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鬼平犯科帳(一): 1

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陰陽師(おんみょうじ) (文春文庫)

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