本を読みメモを書く。今わたしにできること

昨夜、寝る前に『文庫本宝船』を読んでいたら、つい面白くて1時間ほども読んでいたせいか、二度寝してしまった。

洗濯機を回して、Workflowyで今日のアウトラインを作る。

昼ごはんを食べて、Workflowyでフリーライティングして、掃除をして、読書。

新藤兼人女の一生 杉村春子の生涯』の続き。彼女の(そして乙羽信子さんにとっても)最後の映画作品となった「午後の遺言状」の章を読んでいると、観世栄夫先生のお名前が。乙羽さんとの映画作品もあったのか…。

杉村さんが東京音楽学校を受験して落ちたという話は、「徹子の部屋」か何かで聞いたら覚えがあったが、生い立ちのことは知らなかった。広島って、西日本の芸どころだったのか。地理的にも、海軍の軍港があったことも影響しているのかな。築地小劇場に入ったあたりまで読んだ。

夜ごはんの前に、セブンイレブンへ納豆と木綿豆腐を買いに行く。セブンイレブンはイトーヨーカ堂と同じグループのせいか、食品や洗剤など、結構、低価格でいいものがある。豆腐も納豆も国産原料で作ったものが100円なので、わざわざスーパーに行かなくてもいいのは、助かる。あとは、液体漂白剤もセブンのを愛用中。

ニュースで、今日の街の様子が報じられているのを見ると。だいぶ人通りが減ったのかな?とも思ったが、路線によっては、普段とあまり変わらないラッシュの混雑もあったようだ。

鉄道の運行本数を減らせばいい、と短絡的にコメントする人もいるが、医療従事者、役所に勤めている人、インフラ関係の人、運送関係の人、食料品など生活必需品を販売する店やそういうものを製造している人、金融機関に勤める人、パッと思いついただけでも、私たちの生活を危険な中で支えてくれている人たちは、こんなにいる。その人たちの通勤の足を奪ってどんな代替案があるというんだろう?と思う。

もちろん、中には不要不急の外出をしてしまう人もいるだろう。だけど、多くの人は休めるものなら休みたいけれど、休めないから通勤しているのだろう。そういう人たちのおかげで、好き勝手に出歩けない以外はいつもと同じような生活を送れている多くの人がいる、ということを忘れてはいけないと思う。

閑話休題

昨日からWOWOWで「ニューヨーク・ガールズ・ダイアリー」の第3シーズンがスタートした。それに先立って、第2シリーズが一挙再放送されてて、その録画を見ながら夜ごはんを食べる。第3シーズンも楽しみだな。

女の一生』の続きを読んで、Scrapboxに昨日のページを作り、昨日届いた栗田勇『女人讃歌 甲斐庄楠音の生涯』(新潮社)のページを作ったり。

寄席での披露興行が自粛のために中断してしまった、落語協会の新真打たち(丈助、一左、志う歌、柳勢、歌扇)のための #Twitter口上 という投稿があって、いろんな噺家さんたちがお祝いのコメント動画をリレーでUPしている。今日は、柳家花緑さんのを見たのだけれど、その中で「アスリートの人たちと違って、僕らは家でいつもと同じように稽古ができるんだから、今は、稽古の時と思って頑張ろう!」というようなメッセージがあった。一人一人が今、外出せずに自分ができることをやるしかないんだよなぁ。

本を読んでメモを書く、そのぐらいしかできないんだよな。

あ、スーパームーンを見るの、忘れた…