マスクよりお金を配れないのか?

昨夜、寝る前にまた『文庫本宝船』を読んだら止まらず、今朝も二度寝してしまった。

洗濯機を回して、マイブックを書いて、Wfでフリーライティング。

昼ごはんを食べながら、ワイドショーを見る。緊急事態宣言と営業自粛要請ってセットだとみんな思ってたけど、なんと、発出当日に一部が書き換えられて、自粛要請対象を政府が決め、要請時期についても外出自粛要請の効果を見てからでも出せるように変えたらしい。

総理はずっと「個別の休業補償はありえない」と言い続けているのだから、いつから自粛要請をしようが、都道府県知事に任せればいいんじゃないの?と思うのだけど。都知事が本当に明日、自粛要請する業種を発表するのか? そこに注目しておきたい。

掃除をして、読書。『女の一生』の続き。旗揚げ後、敗戦までの間の上演演目が記載されていた中に、「マリウス」(上演時は「蒼海亭」というタイトル)があって、そんな昔から上演されていた芝居だったのか!?と。

また、杉村春子が新生新派の旗揚げ公演に参加して、花柳章太郎の娘役を演じていた、というのも驚いた。先代水谷八重子と新派公演に客演したのは知っているが、昭和10年代にすでに新派で大役を演じていたとはねぇ。

あと、成瀬巳喜男が「妻よ薔薇のやうに」という映画を撮っていたんだな、というのも気が付いた。山田洋次の「家族はつらいよ」シリーズ第三作と何か関係があるのだろうか?

夜ごはんを食べながらニュースをチェック。今日の東京都での感染判明者がついに181人か…。いよいよ感染爆発まで秒読み、かなぁ。1世帯に2枚ずつマスクを配ってる場合じゃないと思うんだけど。明日にでもとりあえずお金を配って、本当に必要がある人以外は家から出ないようにしてもらう方が先じゃないか?

家から出なければ、マスクもほとんど不要だし。家に感染者がいる場合、布マスクじゃ役に立たないしね。

後片付けをして、読書。『上方落語ノート 第一集』。明治大正ごろには、芝居では絶えてしまった芝居を演じる「芝居噺」がいくつか残っていた、ということを米朝さんが書き残しておいてくれたのは、貴重だ。あと、東京と上方における「芝居噺」の定義の違いというのも、なるほど!と。

百貨店や高級料理店が突如休業した場合、そこに卸されていた食品ってどうなっちゃうんだろう? 卸売市場を通さずに独自で仕入れしているものも、最近はかなり多いはずだよな。そうなると、品物を百貨店に納入している業者やそれを作っている生産者も大打撃だよな。結局、緊急事態宣言に含まれない都道府県の人たちにも、影響の大小はあるとしても、打撃はあるのだから、不公平とかなんとか言ってないで、とにかくまず現金を配らないと、ウィルスに感染する前に倒れる人たちがどんどん増えてしまうのではないだろうか?