殿村部長が現れたってさ

朝、『文庫本宝船』の続きを読む。

洗濯機を回して、マイブックを書き、Workflowyでフリーライティング、Scrapboxに『新書百冊』昨夜読んだ分のメモを作成。

天気がいいので、昼ごはんを食べてから散歩がてらスーパーに買い物に行く。土曜の昼下がりだと、また混んでいるのかな?とおそるおそる行ってみたら、前回来た平日の午後よりも明らかに空いているし、レジもほとんど待たずに済んだ。都知事のお願いが効いたのか? とはいえ、相変わらずカップルで買い物してる人は多いな…。

帰宅して買ったものと宅配で届いたものを所定の位置にしまって、お昼に半分残しておいた甘夏を食べてひとやすみ。

溝口健二の世界』の続きを読む。これまでに読んだ新藤兼人溝口健二についての著作では触れられていなかった部分が明らかになる。また、映画史についてよくわからない者にとっては、映画界全体の動きも含めて書かれているのがありがたい。

掃除をして、田中小実昌『ほのぼの路線バスの旅』の続き。コミさんとは、ゴールデン街の店で何度か遭遇したことがあって、でも当時はコミさんが翻訳したチャンドラーやハメットは読んだことはあったけど、ご本人が書かれた小説やエッセイは読んだことがなかった。ツボちゃんを勝手に師と仰いだ後も、文庫本を狙え!で取り上げられた本は買っていたが積ん読のままになっている(汗)。この本を読んでいて、コミさんの情景描写がステキだなと思う。バスの窓から見える夕暮れの空の色、眼下に広がる海の様子などなど。そして、読んでいるとそこに来た路線バスにひょいと乗って、どこか知らないところに行ってみたくなる。そんな日が来るのはいつのことか…。

夜ごはんの支度をしながらニュースチェック。今日の東京都内のcovid-19感染確認者は、103人。感染爆発には至っていない、と言われているけれど、医療従事者から発信される悲鳴のような言葉、空きベッド待ちで急変して亡くなった方、そういう状況を知ると、東京や大阪、神戸などの大都市での医療崩壊はもう始まっているんじゃないかと感じる。また、北海道でも感染拡大の第二波とも言われる患者の増加が見られるのが、このまま一筋縄では終わらなさそうだな、という不安を加速させる。緊急事態宣言も、5月6日までとなっているが、どっちにしても決められないのなら、早いうちに木曜・金曜も含めて5月10日まではやる、と言ってしまったほうがいいのではないか?という気がする。

今日の一之輔LIVEは「青菜」。一之輔さんの鉄板ネタの一つだと思っている。オウムの噺だから、前半はきっちりやって、後半を崩すんだけど、前半のきっちりさがちゃんとしてるから、後半のグダグダが面白い、そこかが好きだな。マクラで夕方、国宝がYouTubeライブをやっていたのを途中まで聞いてた、という話をしていて、へぇ〜と思った。WebはNGなんだと思っていたけれど…。アーカイブ残してないのかな? そして、みなさんがよく知ってる人が突然、ここに現れたと。ヒントは下町ロケットの殿村部長か。その時の口調がご本人にそっくりで笑った。