いつか「庭の片隅にいる変わった”おばあさん”」になりたい。

朝、少し雨が降っていた。

『文庫本福袋』の続きを読む。

マイブックを書き、Workflowyでフリーライティングして、Scrapboxに昨日のデイリーページを作り、読書メモの整理する。

昼ごはんを食べて、『紙つぶて』の続きを、メモを取りながら読む。『レーニン全集』について、編纂された時期によって、内容が勝手に書き換えられている、ということを知る。ソ連という国の体制の根幹に内容が関わるため、時の為政者の都合の悪い部分は削除されたり、書き換えられたりしているのだそうだ。なるほど。中国では秦の始皇帝が自分の支配の邪魔になる思想家の書物を「焚書」の刑に処したというのを、そういえば昨日『ストリートワイズ』で読んだばかりだ。

読んでいるうちに、眠気が…。ということで、掃除機をかけて、気分転換する。

『ストリートワイズ』の続きを、メモを取りながら読む。「庭の片隅にいる変わった叔父さん」という一文を読んでいて、ツボちゃんもそういう人になりたかったのかな?と思ったし、私がなりたいと思っているのは、そういう”おばあさん”だったのだ。

この「叔父さん」としてまず思い浮かぶのが、富士正晴だという。この「叔父さん」は開高健の年齢の離れた友だちだった。開高の自伝的小説の中に描かれた「叔父さん」は、「およそ世の中の役に立ちそうもないことなら何でも知っていた」。ツボちゃんによれば、花田清輝長谷川四郎植草甚一吉田健一もまた、この「叔父さん」だという。「庭の片隅にいる変わった”おばあさん”」になるための手引き書を見つけた。

夜ごはんの支度をしつつ、ニュースチェック。Nスタの最後で、毎日、かわいい動物の動画が見られるので、それが楽しみ。今日の東京都でのcovid-19感染確認者は、28人。しかし、東京都のこれまでの感染確認者数に報告ミスがあって、78人プラスだと。陽性率の数値が変わってくるんじゃない?これって。このご時世に、各保健所から手書きの集計結果をファックスで都に送信とか、間違いのもとだと思うが。保健所はかなり以前からパンクしていたということだろう。また、厚労省のホームページの、東京都の死亡者数が間違っていた(東京都は更新されていたので、それを見て修正された、とか…)。指定感染症だから、保健所を通さないとダメという考え方は、今回はさっさとやめればいいのに。今回は特別な事態だからこそ、政府がお得意の、法律を一部改正すれば済む話だろう。

『明治百話(上)』の続きを読む。慣れない英語にまつわる笑い話があれこれ出てきて、楽しい。