定期通院のついでに本屋さんへ行く

朝、『文庫本福袋』の続きを読む。

そろそろ薬がなくなるので、月一の定期通院に。流石にまだ、人出は少ない。クリニックも空いていたが、薬局がめちゃ混みで、びっくり。こんなところで密になっては何の意味もないなと思い、『明治百話』を読みながら、呼ばれるまで外の日陰で待つ。

高級スーパーも前回より1時間ほど早かったせいか、まあまあ空いていたし、おめあてのものも無事ゲットできた。

せっかくなので、山陽堂書店に寄り道して、文庫本2冊購入。

東京の異界 渋谷円山町 (新潮文庫)

東京の異界 渋谷円山町 (新潮文庫)

  • 作者:本橋 信宏
  • 発売日: 2020/03/28
  • メディア: 文庫
 
映画狂乱日記 本音を申せば12 (文春文庫)

映画狂乱日記 本音を申せば12 (文春文庫)

 

『東京の異界 渋谷円山町』は、前から気になっていたのだけれど、花街について書かれているとのことなので、じゃあ読んでみるか、と。

 小林信彦さんの「本音を申せば」シリーズを買うのは、久しぶり。これも坪内効果か?

帰宅して、昼ごはんを食べて、洗濯機を回し、マイブックを書き、Wfでフリーライティング。朝一で書かないと、なんかフリーライティングにならない。

Scrapboxで、昨日のデイリーページを作り、読書メモ、抜書きの整理する。

掃除機かけて、『紙つぶて』の続きを、メモを取りつつ読む。『新唐詩選』について、びっくり仰天の記述があって、そのくだりを調べたら、確かにそうなっていることにまたまたびっくり。本に書いてあること、特に岩波新書とかでさえ、頭から信じちゃダメなんだな、という端的な例をつきつけられた。自分が今まで知らなかった分野の勉強を始める時には、違う著者の本を何冊か読んでみることが大事だと、千葉雅也さんの『勉強の哲学』に書いてあったけれど、本当にそうなんだな、と実感する。

今日から『シブい本』に取りかかる。

シブい本

シブい本

 

 連載開始当初の17回分がこちらに収録されたため、単行本の『文庫本を狙え!』には収録され図、文庫化にあたって、やっと合体したのだった。なので、最近、この17冊分も文庫版で読んでいるのだけれど、せっかくなので最初から読む。その後に「雑文集で選ぶちくま文庫ベスト一〇」があって、坪内節のおかげで、こちらも読みたい本ばかりだ。

夜ごはんの支度をしながら、ニュースをチェック。明日から非常事態宣言解除になる県が決まった。諸外国でもロックダウンの段階的解除やスポーツイベントの再開などが伝えられて、なんかすっかり終わった気分になりそうだ。そこへ「まだまだだよ」という天からのお告げのように、東京都の今日の感染判明者が30名という発表。神奈川県でも32人とのこと。2週間前の4月30日は暦上は平日だったから、ということもあるのだろう。今日、クリニックで主治医と「昨日の10人になりましたが、そろそろ一桁になりますかね?」という話をしていたのだが、やはり、そんなに甘いウィルスではないようだ。東京には、まだまだ確認されていない陽性者がいるということなのだろう。そろそろ、神保町か丸善とか紀伊国屋とかの大型書店に行きたいな、と思っていたがまだ当分はお預けだな。