内田吐夢監督の「飢餓海峡」を見はじめたら止まらなかった

朝、『文庫本福袋』の続きを読む。昨夜は花粉症の薬を寝る前に服用したのだが、まだ鼻づまりによる息苦しさがある。点鼻薬を使ったらやっとすっきりした。

天気が良く気温も上がるという予報なので、洗濯3ラウンド。

Workflowyでフリーライティングして、Scrapboxに昨日のデイリーページを作り、読書メモや抜書きなどの整理をする。

昼ごはんを食べて、マイブックに昨日の日誌を書く。本当は、ここまでは午前中に一気に済ませたいのだけれど…。

『紙つぶて』の続きを読みつつ、メモをとる。「日本の”盗作史”を」という一文を読んでびっくりした。 330ページの本すべてがいろんな人の著作からの盗作だった本、あちこちの機関紙や会報的なところに発表した文章を、当時の売れっ子作家から剽窃して、さらにそれをまとめた単行本を出版した人、有名大学の教員が、無名の学者が東大に提出した論文を無断で抜粋して出版した、などなど。そんなことが繰り返されてきたんだな。

眠くなってきたので、掃除機をかけて、つい録画してあった「飢餓海峡」を見はじめたら、ついつい最後まで見てしまった。

飢餓海峡 [DVD]

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  • 発売日: 2013/11/01
  • メディア: DVD
 

私の記憶に残っていた「飢餓海峡」は、若山富三郎主演のものだったので、ストーリー展開とかが結構違うような気がする。三國連太郎が若い頃は甘いマスクだったのか。十年後になると、よく知っている三國連太郎っぽくなっていたが。伴淳三郎高倉健が刑事役っていうのに意表を突かれたのと、左幸子が可愛い! 

おっと、いけない、ボランティア仕事しなくては…と、夜ごはんまで頑張る。

夜ごはんの支度をしながら、ニュースチェック。今日の東京都の感染確認者は5人、大阪は0人。このままとにかく一度収まってくれたらいいな。とはいえ、自分が感染していないという確信が持てないので、安心はできないのだけれど。

『シブい本』の続きを読む。『私の岩波物語』というタイトルだから、岩波書店のことなのかとずっと思い込んでいたら、山本夏彦が編集長をしていた『室内』の社史だということを知る(汗)。坪内さんが引用している部分に、落語「代書屋」の世界が思ったよりも近年まで人々の記憶に残っていたのかな、と思う記述があった。面白い。