今年初の真夏日

今日も朝から暑い。午後、東京もついに今年初の真夏日に。確かに、家の中にいても昨日とは暑さが違う感じだ。まだ、エアコンをつけなければいられない、というほどではなかったが。

『大阪おもい』の続き。

Workflowyでフリーライティングして、Scrapboxに昨日のデイリーページを作り、メモの整理して、マイブックに昨日の日誌を書く。

『紙つぶて』の続き。菊池寛全集は、故郷の高松市が作ったというのは意外だし、さらにその後、何の関係もない武蔵野書房という出版社が勝手に補遺編を出版したというのも面白い。菊池寛というと、「文藝春秋」の人というイメージが一番強いが、随分以前に、東海テレビの昼メロの枠で「真珠夫人」というドラマが話題になって、その原作が菊池寛だと知って、驚いたことを覚えている。その時、文春文庫で『真珠夫人』が刊行されて、とりあえず買ったけれど、積ん読のままだな…。

『古くさいぞ私は』の続き。松山巖との対談で、「明治の『追悼録』を読む」。同い年好きな坪内さんらしく、芥川龍之介の生まれは何年だ?と松山に尋ねられて、「一八九二年」と即答したら、「すごいなあ、あなた。『歩く年表』ですね」と言われてる(笑)。朝日文庫で『朝日新聞に見る○○』というシリーズが出るんで、そのための対談だったらしい。このシリーズ、古書で2冊ぐらいは買ったはずだが…。

夕方のニュースチェック。今日の東京都での感染確認者は12人。横ばいだ。持続化給付金の件、問題の社団法人が作業が行われているのは、都内某所の別の場所、ということでそこを公開したというが、あのぐらいのスペースにそれらしい設えと人員を配置するのは、いつでもできるよな…。昨日、記者会見を開くと決めた段階で用意したんじゃないの?と。この件とGO TOキャンペーンの民間委託について、専門家会議を作ってきちんと検証するという発表があった。最初からきちんと説明できるような手順で民間委託が行われていればそんな会議にお金をかける必要はないわけで、これも含めて税金の無駄使いだ。挙句に、給付金のサイトがダウンして、一部の申請者の個人情報が漏洩していたということまで発覚した。莫大な税金を投入して、スピードも遅ければセキュリティーもなってないなんて、こんな業者に任せていることについて、誰も責任を取ろうとしないとはね。

『明治百話』の続き。「松林伯円の一生」。いかにも江戸から明治にかけての名人っぽい破天荒さで、こういう人なら面白い芸が聞けたのだろうな。もっとも、こんなうるさい世の中では、芸が良くても人間としてダメだと烙印を押されてしまいそうだが。