『猿の眼』はやっぱり慧眼だった…

朝から曇り。午後には風がだんだん強くなる。台風みたいだ。

Workflowyでフリーライティングして、天気予報に逆らって洗濯。さすがにシーツは諦めたけれど。

Scrapboxに昨日のデイリーページを作り、メモの整理。そういえば、昨日の日記にも書いたけれど、『古くさいぞ私は』の「『濹東綺譚』をめぐる二人の校正者」についてのあれこれを、わかっている範囲でメモにまとめておこう、と思い立ち、『三茶日記』の当該ページを読み返していたら、坪内さんが「今回は触れない」と書いた『濹東綺譚』私家版の辿った運命についてを知るヒントがここにあった! ということで、早速、メモを追記する。しかし、これを調べるには国会図書館かな? 手近で調べる手立てはないか、ちょっと調べてみよう…。

夕方になっても雨が降り出す気配はないので、思い切っていつものスーパーまで散歩がてら行く。今週はずっと天気が悪いという予報なので、1週間ぐらいは来なくてもいいように多めに買い物したので、帰りは荷物が重かった…。

帰宅して夕方のニュースをチェック。九州北部も大変なことになっている。大牟田出身の知人がいるので、心配だ。そして東京都での今日の感染者は106人。大阪府知事ご用達の学者さんのK値とかいう説によれば、明日あたりからピークアウトするらしいが、とてもそんな予測を信じる気持ちにはなれないのだが…。政府の前のめりの姿勢もわからなくもないが、対策がきちんと取られた上でのことではないのか? 

HDDがなぜか「何でも鑑定団」を録画しているので、何?と思ったら、よだいめが出演なのか。それじゃあと思って、追っかけ再生してみたら、冒頭のコーナーはマリックさん。懐かしい〜w。最近、骨董の噂が聞こえてこないなぁと思っていたけど、「『猿の眼』に掲載した品々を注ぎ込んで手に入れた」という荒川豊蔵の箱書き付き志野の茶碗を引っさげて、最後のコーナーに登場! あれ、スタイリストさん、変わった? アイボリー?の襟なしジャケットのスーツにネイビーのシャツって、今までとちょっと違う気がする。鑑定VTRがすごいんですけど…。本人希望額(それだけでも相当なものだけど)の6倍の値段がついた!(◎_◎;) 今ある箱の外箱を作って、よだいめ自身が銘をつけて箱書きしてください、って中島誠之助さん。久しぶりに、本棚から『猿の眼」を引っ張り出す。

猿の眼: 僕ノ愛スル器タチ

猿の眼: 僕ノ愛スル器タチ

 

 あれこれ眺めたり、よだいめの文章を読み返したりしたら、文語文で書いた文章があるのに気づいた。さすが国文学科卒業。ルビにシャレが効いているのがまた、よだいめっぽい。元の連載では自分で撮った写真が使われていたのか…。それも見てみたいな。やはり、国会図書館に行くか…。