『考える人』を読みながら、考える

朝から曇り、時々日が差すこともあるが、夜に入って小雨がぱらつく。

『考える人』の続き。考えるって、何だろう? どういうことだろう? と時々考えたりしてみるのだけれど、紋切り型の答えしか見つからなかったけれど、坪内さんが「考える人」として取り上げた人たちと、その「考え方」を読んでいると、そうか、考えるっていろんな面があるんだな、と目を開かされる。世のため人のためになるようなことは考えられなくても、たとえほんの些細なことでも、考えることを諦めないことを心に留めよう。

Scrapboxに溜めてしまったここ数日分のメモに、リンクを張る。リンクを張る作業をしていると、少しは何にリンクを張るのかとか考えるので、トレーニングだな。

今日の東京都での新規感染確認者は、昼前に230人台と都知事がコメントしたと、ニュース速報。午後になって、237人と発表があった。問題は、何人検査した中の237人なのか、感染経路不明者、入院者数、そういうデータだと思うのだけれど、東京都の発表はいつもタイムラグが生じていて、結局、日々の新規感染者数から今、街中で流行っているのかどうかを推測するしかない。新規感染者数に一喜一憂するなと言われても、他に客観的な判断材料がないのだから、心理的に影響を受けるのは仕方ないと思う。GoToキャンペーン、明日からスタートなのに、まだ不明点が多数とか。何のための前倒しだったんだろう?

大相撲七月場所、初日からテレビ観戦している。名前を知ってる力士は横綱白鵬以下、数名しかいない。初日、金星を挙げてインタビューを受けた遠藤の、豪雨災害で被災した友だちを力づけられたらと思って頑張ったというコメントを聞いて、おばちゃんはうるっとした。あと、大関から怪我と病気で序二段まで陥落して今場所幕内に返り咲いた照ノ富士も応援している。新大関朝乃山も気になる。観客が拍手のみで応援しているせいで、力士の息遣いとかぶつかり合った時の音とか、よく聞こえて、テレビ観戦でも、それなりに迫力を感じることができる。もちろん、生には遠く及ばないのだろうけれど。

三響會から封書が来たので、あれ、何?と思ったら家元のご挨拶状(8月再開する歌舞伎公演に出演)と八月花形歌舞伎のチラシだった。家元らしい文言についニヤッとしてしまったw。