一天四海の鯉昇さんサイコー!

朝から曇り。また雨がパラつくのかと思ったが、ほぼ降らず。

原節子の真実』読了。

原節子の真実(新潮文庫)

原節子の真実(新潮文庫)

 

第二次大戦直前に、原節子が日独合作映画に主演し、その映画をもってヨーロッパからアメリカを回っていたというのは、全く知らなかった。その他、知らなかったことはたくさん出てきたのだけれど、果たしてここに書かれていることを鵜呑みにしていいのかどうか、ということについては知らないことだらけで判断できなかった。他の人が書いたもの、日本映画史的なもの、他の映画人について書かれたものも読んでみないとね。

夜は一天四海へ。5月に予定されていた会が緊急事態宣言のため延期になった会。「転失気」扇ぽう「不動坊」扇遊「井戸の茶碗」龍志 仲入り 「一眼国」正蔵「宿屋の富」鯉昇 何と言っても、鯉昇さんの「宿屋の富」が今夜の一番の聴きものだった。前半の宿屋の主人を騙す件で盛り上がって、湯島天神の境内でまた盛り上がって、当たった!のオウムでもこれでもかと盛り上がって、決して力技でこれでもか!ってやってくるわけじゃないのに、ずーっと笑いっぱなしだ。しかも、「金は寂しがり屋だから、金蔵のあるようなところに行く」という格言をうまく効かせていて、なるほど!と思った。正蔵さんの「一眼国」はもはや鉄板ネタと言っていいだろう。今日も安心して楽しく聴けた。仲後があまりにも楽しかったので、前半戦の印象が…(-_-;) 鯉昇さん、やっぱりいいわぁ。

ワイドショーなどでは、まだ新しい総理大臣が任命されてもいないのに、閣僚人事がどんどん決まっていくんだけど、どういうことなんだろう? 前からこんなだったっけ?

今日の東京都での新規感染者は191人。東京都では明日から飲食店の営業時短妖精が解除されるし、Go To キャンペーンも10月から東京発着ありになるし、コンサートや演劇だけじゃなくスポーツイベントの入場人数制限も緩和となるし、すっかり前のめりになってるんだけど、本当に大丈夫なんだろうか? すぐインフルエンザの流行期に入っていくし、気温も湿度も下がっていくし、感染拡大の条件が揃っちゃいそうなんだけど。一応、コンサートやイベントの客席の規制緩和は、11月末までということになっているけれど、一度緩めたら、そう簡単には再び規制強化とはならないだろうな。今でも、なんとなく不安に感じることがあるのに、客席が市松配列じゃなくなったら、怖いなと感じるシーンが増えそうだ。