わたしもハリーに首ったけ

朝は雨が降っていたが、午後は晴れてきて、無事に十五夜お月さまも見えた。

今朝、村井理子『犬(きみ)がいるから』読了。

犬(きみ)がいるから

犬(きみ)がいるから

  • 作者:村井 理子
  • 発売日: 2018/08/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 Webの連載も時々読んでいるのだけれど、本で読みたくて購入。『村井さんちの生活』ではハリーが村井家にやってくるところも書かれていた。こちらはハリーが来てからのエピソードがメイン。村井さんの文章を読んでいると「こんなイケワンとだったら犬と暮らすの、いいなぁ」と単純に思うけれど、しつけのこと、費用のこと、そして自分だけでなく相手にとって幸せに暮らせるかということ、厳しい現実もしっかり描かれていて「わたしには無理だわ」と思い直す。でも「こんな相棒がそばにいてくれたらいいなぁ」ともやっぱり思うのだけれど。Twitterに村井さんがUPするハリーの写真を眺めては、なんて”イケワン”なの、ハリー!と思ってしまう。そう、わたしもハリーに首ったけなのかもw

noteに記事を1本UP。お題は片岡義男『文房具を買いに』。Moleskineのことがメインになってしまった(^_^;) 

入江敦彦『英国ロックダウン100日日記』読み始め。

英国ロックダウン100日日記

英国ロックダウン100日日記

  • 作者:入江敦彦
  • 発売日: 2020/09/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

こちらはWebで連載されていた時に、毎日読んでいたのだけれど、単行本にまとまったので、改めて読んでいる。改めて読んでみると、日本は、日本人はこんなにゆるゆるだったのによくぞ、これで済んでいるなと思う。入江さんのおっしゃる通り、日本では欧米に比べてボディランゲージが少ないというのが、他国より感染拡大が緩やかだった原因の一つなんじゃないかな?とわたしも思う。ただ、それでも何百人という人が1日に新規感染者になるウイルスって、なんて恐ろしいんだろう!と戦々恐々としてしまう。単行本化されて一つだけ残念なのが、写真がモノクロになってしまったこと。スピード重視での緊急出版だし、より多くの人に読んで欲しいという狙いもあるだろうから、価格を抑えるためでもあるのだろうけれど、入江さんが毎日作るお料理の色彩や、部屋に飾られたお花、街の風景などはね…。

今日の東京都での新規感染者は、235人。そろそろ”4連休の答え合わせ”が始まった感じだ。そして今日から東京発着のGo To トラベルキャンペーンも開始になった。果たしてどういう結果が待っているのか? 経済活動と感染拡大のバランスを取るために、上手に舵取りしてもらわないとな。