保さんのサイトにUPされた過去の劇評も、オンデマンドで販売していただけないものか?

午後までは曇り空だったが、夕方から雨が降ったり止んだり。もう台風14号の影響が出ているのか?

昨日ポチッとした本が届いたので、さっそく読み始め。

観劇ノート集成 第一巻 昭和二十七・八・九年

観劇ノート集成 第一巻 昭和二十七・八・九年

  • 作者:渡辺 保
  • 発売日: 2020/09/30
  • メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
 

50冊ある保さんの観劇ノートを順次書籍化していく、その第一弾だそうだ。今回は高校時代の3年分のノートをそのままなのだと言われなければ、劇評家になってから当時のメモをもとに書いたものかと思ってしまうところだった。読みながら、知りたい事がいろいろと湧いてくる。そういえば、『戸板康二劇評集』があるじゃん!と思ったら、昭和二十八年以降の劇評が収録されているので、昭和二十七年の劇評は載っていないのか…。当時の劇評が読める資料は、国立劇場の資料室にある? 地元の図書館にある? 国会図書館じゃないところでなんとかしたいな。あとで、調べてみなくては! 続きもどんどん出していただければありがたし。あと、サイトで連載している劇評も、私家版でまとめた年の分は削除されちゃってるので、この際、同じようにオンデマンドで販売してもらえないかな…。

演劇界11月号も届いた。舞台写真が今月もオールカラー。よだいめのかさねはまぁ、そこだよねというカット。嶋太夫さんの追悼にも1ページ当てられていた。玉さんの口上の写真「男の花道」かと思ってしまったよw

今日の東京都での新規感染者は、142人。先週に比べると新規感染者は減っているが、だからと言ってどんどんこれから減っていくとも思えない。いわば、高止まり。そんな中、『英国ロックダウン100日日記』読了。

英国ロックダウン100日日記

英国ロックダウン100日日記

  • 作者:入江敦彦
  • 発売日: 2020/09/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

結局、新型コロナウイルスに人間が対抗するには、愚直に三密を避け、マスクをつけ、手洗いをするしかない、という状況は変わっていないんだな、ということを改めてしみじみと思い知らされた。やっぱりもう、Before コロナには戻れないということを覚悟しなくちゃダメなんだろうな。

学術会議の任命拒否にまつわるニュースを読んでいると、やっぱり自分たちの意のままにならないから外したんじゃないの? だから説明もできないんじゃないの? という疑念がますます濃くなっていく。そういえば、前政権も今の政権も、手を突っ込まなければいけないところはスルーしてるくせに、突っ込んじゃいけないところには突っ込んでくるな。そして自分たちが犯した過ちはうやむやにしてやり過ごそうとしている。ひとつひとつ、忘れてないからね、ということを示していかなければ。