あー、源太勘当、見られなかった…けど、幸希芝居遊は見られたのでよしとしよう

今日も秋晴れ、朝晩は少し肌寒い。

午前中、所用ができたため、国立劇場の10月歌舞伎公演は、「幸希芝居遊」のみ。さすが幸四郎さんらしい発想が元になってる一幕。あれやこれや、たくさんの芝居や踊りが散りばめられている。閉鎖中の芝居小屋で芝居ごっこをする、という設定なので、衣装や小道具はそれっぽいもので、というのが、役者の地力をあらわにするんだな、というのも感じた。楽しんで演じているのが客席にも伝わって、温かい雰囲気が劇場に広がった。幕切れ、みんな再登場するのかと期待していたら、幸四郎さんの一人舞台だったのが、ちょっと残念だった。ちょっと寂しく感じられたので。

仕事の時間まで、余裕があったので、山下書店で文庫本チェック。中公文庫の今月の新刊『野呂邦暢ミステリ集成』は見当たらず。先日、ゲンロンカフェで山本貴光さんと吉川浩満さんが鼎談で取り上げていらしたOEDの生みの親の評伝『博士と狂人』があったので、ゲット。映画も公開中。

もう1冊、店頭じゃないと出会わなかっただろう文庫本も併せて購入。

ハヤカワ文庫NFって、結構、面白そうな本があるんだな、と改めて思う今日この頃。

今日の東京都での新規感染者は、102人。 重症者は昨日から1人増えて29人。新規感染者が減っても、重症患者さんが増えてるし、65歳以上の感染者が多いのは、やっぱり心配だ。そして、ヨーロッパでの感染拡大も心配だし。