顔見世初日〜成田美名子原画展〜教文館〜図書館

今日は曇りがちな空模様だったが、昼間は思ったよりは暖かかった。

顔見世の初日、第一部を見に、歌舞伎座へ。下界におりたかったけれど、いい席が取れず、今日は上から。なんか、よだいめが出る部はいい席のチケットが取れない気がする。これも伊佐山効果? 「蜘蛛の絲宿直噺」は、先日のKABUKI TUNEのご本人のお話によると、いつもの蜘蛛絲だと早替りが多く道具も二杯必要になるので、コロナ禍用に五変化、一杯道具にしたとのことだった。早替りは以前と同じクオリティで、さすが澤瀉屋だな、と。いつもの澤瀉屋型に比べると、投げる巣も少なめで、客席にはほとんど残らない感じ。まぁ、仕方ないよね、時節柄。照明はもうちょっとメリハリがあってもいいかも?という気がした。あと、常磐津さん、頑張ってください!という…。途中、これがアリならアレを見られる日も近い?というのもあって、ちょっと期待してるんですけど、どうでしょう? そうそう、コロナ禍をセリフに織り交ぜていて、さすがタダでは済まさないな、とw 

無印に探し物に行って(まだ入荷してなかった)、有楽町のマルイで開催中の成田美名子原画展へ。マルイのサイトでは特に、予約について書いてなかったので、とりあえず行ってみたら、13時から並べば入れるとのこと(ってことは、午前中は予約制なのか?)で、少しだけ待って、入場。思っていたより原画は少なかった。入ってすぐのところは、CYPHERとかの原画で混んでいたので、花・花の原画の方へ行ったら、割と好きなように見られた。グッズ売り場には、ポストカードと風呂敷1種類、マスクケース2種類ぐらいしかなかった(現在品切れ中のものと、完売のものが色々あるようだった)。花・花のポストカードとマスクケースが買えたので、わたしは満足です。

教文館へ行き、さんざん迷って、2冊に絞って購入。

投壜通信

投壜通信

  • 作者:山本 貴光
  • 発売日: 2018/09/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
野呂邦暢ミステリ集成 (中公文庫)

野呂邦暢ミステリ集成 (中公文庫)

  • 作者:野呂 邦暢
  • 発売日: 2020/10/22
  • メディア: 文庫
 

前からずっと、買おうかどうしようか迷っていた『投壜通信』、やっと買ったw 帰りのメトロで読み始める。巻末の方にある、1ヶ月間の講書日記?が刺激的すぎるw こんなにいろんな全巻読む全集や文庫や著者がいて、全ページ目を通す雑誌も 何種類もあって、仕事用に読まなきゃいけない資料もあって…ってどれだけ読むのが早いんだろう、山本さん??? しかも和書も洋書も(しかも多言語)、ジャンルも幅広いし。そして時折、どこかにあるはずなのに、見つからないから再度購入という本がある。そりゃ図書館に住みたくなるわなぁ…。やっぱり、若い時からガンガン読まないとこういう読み方はできないな。というのはわかっているけれど、つい、あれこれ読みたい本が増えてしまうのだけれど。坪内さんも山本さんも、近寄るな危険!な著者だというのを、改めて痛感。

一旦帰宅して、予約した「芸術新潮」が2冊借りられるとメールが来ていたので、早速、図書館へ借りに行く。ついでに、いろんな棚を見て回って、これ、読んでみたいなという本を見つけたりもしたのだけれど、家にある本も読みたいので、資料用の本2冊に止める。

今日の東京都での新規感染者は、116人。重症者は1人増えて、34人に。イギリスは5日から12月2日まで、生活必需品の販売を除く店舗の営業を停止し不要不急の外出を控えるように呼びかけが行われているとのこと。今回は、学校は閉鎖しないとのことなので、ロックダウンではない、ということね。そういえば、オリンピックの開催判断って、10月中に下されるんじゃなかったっけ? どうなるんだろう?