今回の紀尾井町家話もとってもよかった!

今日は曇り時々晴れ、気温は低め。

昨日の紀尾井町家話のアーカイブを見ながら、メモを作成。きおいちょの男気、いいねぇと改めて。仲間とか可愛い後輩とかには優しいな。やゑ亮さんみたいに、酔った勢いとかなんとかと言いつつ、聞かれた時にちゃんと自分がやりたい役に手を挙げられる、そういう思いを持ってる若手には、ちゃんとそれを叶える機会を作ろうと思う、という意思を示す。たとえきおいちょでも、出し物を個人の思いだけでは決められないことも多いだろうけれど、そういう機会があれば、と思ってくれているということがわかるだけでも、嬉しいだろうし励みにもなるよね、きっと。そして、彦三郎さんの師匠愛がうかがわれるお話も。きおいちょが晩年の羽左衛門さんによく教えを乞うていて、羽左衛門さんもきおいちょを可愛がっていらした、っていうのもいいお話。あと、「毛谷村」やらないんですか?って聞かれて「今、六助をやりそうな人はいっぱいいるからね。通しでやるなら微塵弾正のほうがいいな」とか「義賢最期」なんかどうですか?って聞かれて「それは、うちのものじゃないからね。もちろんかっこいいと思うよ。でも、かっこいいなぁ、やりたいな、っていうのと、実際にやりたい、っていうのは違うからね。僕の目に良かったなと焼き付いてる、仁左衛門の兄さんや猿翁の兄さんのがあって、松嶋屋澤瀉屋にやらせてくださいって言うのも、失礼というか、なんというか。いいなと思ったらなんでもやりたいっていうのは、違うと思うんだよね」っていう発言、これまでにも何度か聞いているけれど、こういう考え方の人がいるって、いいなって思う。いろんな考え方の人がいた方がいい。咲十郎さんが菊十郎さんに、浴衣が汗でびしょびしょになって絞れるぐらいまで稽古してもらって、公演が始まってからも毎日、ダメ出ししてくださったお話、三津之助さんが「毛谷村」の忍びの初役の時、初日あたりに舞台で怪我をしながらも「絶対に譲らない」と言って25日間きっちり勤められた、という話も、その役への思い、責任感がどんなものなのかが伝わってくるお話だった。それぞれの役者さんやスタッフの方たちが、日々それぞれの役割を勤めていらっしゃるんだな、と改めて感じた。

今日の東京都での新規感染者は、1592人。日曜の最多更新とのこと。重症者も昨日から増えて138人に。感染症研究所の忽那先生が書いておられるけれど、第一波・第二波が下火になった間に、きちんとした対策を考えたり実行したりしてこなかったツケがここにきて一気に噴き出している感じ。今はもう、とにかく感染しないように、個人個人が気をつけるしかないんだろうな。