国立劇場の初春歌舞伎公演、今年も楽しい!

朝晩の冷え込みが厳しい。昼間も空は晴れ渡っているけれど、風が冷たくて、寒い一日だった。

やっと国立劇場の初春歌舞伎公演「四天王御江戸鏑」へ。前回の内容、あんまり記憶になくて、見始めて「あ〜、あれか!!」とところどころ思い出す感じ😓 通し狂言なので、時代と世話の場がありつつ、ストーリーはつながっているので、わかりやすい上に、いろんな狂言のパロディが散りばめられていて、それなりに歌舞伎を見ている人なら、答え合わせ的な楽しさも。笑いあり、サスペンスあり、お遊びあり、立廻りあり、劇団らしい楽しくてスカッとする肩のこらないお芝居で、お正月らしくて楽しかった。

紀尾井町家話で話題になった、きおいちょが掴む矢の向きは、合ってた。咲十郎さんと小道具さんが開発した進化型蜘蛛の糸は、確かに演者さんは大変だろうな、これを綺麗に見せるのは…というものだったけれど、その分、効果もちゃんと上がっていた。そうそう、昨日、インスタに彦三郎さんが拵えをして矢を射る形の写真をUPされていて、それがとってもかっこいいな!と思っていたら、実物も、ちょーカッコよかった。

今日の東京都での新規感染者は、1240人。火曜日としては二番目の多さ。重症者は最多の155人!? まぁ、しょっちゅう出歩いている私が言っても説得力がないんだけど、確かに都心は、緊急事態宣言が出ているの???という状態が続いていて、やっと昨日あたりから人出が減ってきたかな?という感じだものね…。要は、政府や地方自治体が、休業補償や補助金をなるべく出したくないから、飲食業をスケープゴートに仕立てたっていうことだよね。本気で新規感染者を減らそうと思うのなら、手当を約束した上で、昨年4月のような生活に欠かせない業種以外に休業要請を出すべき。外出は自粛してくださいと言いながら、飲食店やイベントなどは時短営業で、と言っているのは、完全に矛盾しているもの。