小満んの会からの、東大寺修二会ライブ

朝から雨が降り、午後には激しい雷が結構長時間にわたって光り、雷鳴を轟かせていて、出かけるタイミングを見計らっていたら、道明さんの展示会には行けず…。

柳家小満んの会へいく前に、日本橋三越の地下をうろうろ。天気が悪い割には、結構な人出だったような気がする。天気が悪いから、デパートでも行くか、っていう人が多かったのか? 阿闍梨餅は売り切れていた。お彼岸用のお菓子を買う。うちは神道なので、お彼岸は関係ないといえば関係ないんだけど、祥月命日に墓参りに行けなかった罪滅ぼし的な意味も含め…。そのあと、虎屋でつい、虎柄の風呂敷を購入。限定という言葉に、相変わらず弱いな、自分…。普通にお洗濯しても、縮まないし、アイロンもかけなくて大丈夫ですよ、というお店の方の言葉に、エコバッグがわりに、まあいいか?と。

いつもより開演時間が早いんだよな、と思って早く出てきたのだけれど、早すぎたw。タロー書房で新刊分などをチェックして、お茶して時間調整。

柳家小満んの会。「狸の鯉」枝太郎「二人旅」小満ん「魂の入替」小満ん 仲入り 「三軒長屋」小満ん。百枝さんのお弟子さんの枝太郎さん、そういえばなんとなく百枝さんと雰囲気が似てるところがあるなぁ。「狸の鯉」なんて、何年振りだろう? 小満んさんは、「魂の入替」という珍しいネタを挟んで、「二人旅」と「三軒長屋」。「魂の入替」は、『てきすと』にも収録されてないんじゃないかな? ずいぶん前に、一度ぐらいは聞いたことがあるような気がするけれど、どなただったろう??? うっすらとした話のあらすじの記憶は蘇ってきたけれど。「三軒長屋」、喧嘩の内容とか、楠道場の稽古風景とか、留守にしていた鳶頭の説明とか、削ぎ落とすところは削ぎ落として、それでもこの三軒の色の違いは伝わってくるし、伊勢屋の隠居の人柄もよくわかるし、楽しかった。説明や描写の詳しさがなくても伝わってくるというのは、やはりベテランの噺家さんならでは、腕なんだろうな…。20時ぴったりに終演、というのもさすが。

帰宅して、夜ごはんを食べて、片付けなどしているうちに、22時半をすぎていたので、NHKBSの東大寺修二会のライブ中継を見始める、歌舞伎座出演中じゃなければ、きおいちょゲストとかだったらよかったのになぁ。ゲストの夢枕獏さん、ずいぶん、お年を召されたなぁ…って、そりゃそうか。森本長老のお話を、もっとお聞きすればいいのに。そうか、つまらないトークを聞きたくない人は、ニコ動やYouTubeの中継を見ればいいのかw。それにしても、お水取が生中継される日が来るとはねぇ…。しかし、このお水取そのものの映像とドキュメント部分、森本長老などお寺関係の方のお話だけでNスペ的な番組を作ってくれないかなぁ?

今日の東京都での新規感染者は、330人。重症者は、3人増えて40人。感染者が増えれば、重症者がある程度増えるのは、当然だわな…。産経ニュースによれば、予定通り21日で1都3県の緊急事態宣言は、解除する方向で政府が検討しているというが、本当に大丈夫なのか? またすぐに医療提供体制が逼迫して、3度目の緊急事態宣言を出さざるを得なくなったら、そのダメージはより大きいし、市民の中には、もう政府の言うことを聞いても意味ないじゃんと考えて、自粛要請に応じない人も少なからず出てくるのでは? 飲食や観光の業界の人たちが大変なのはわかるけれど、オリンピックをやるために多くの市民の健康を危険にさらしてもいいのか? 変異株についての情報が少ないのも、そのためなのか? オリンピックまでにどのぐらいの人がワクチン接種を受けられるのか? 科学的根拠を示して、疑問にきちんと答えてほしい。