小里ん一門会から帰る道々、紀尾井町家話を聞いた

朝からいい天気で今日も夏日の気温に。午後ちょっと雲が出てきて、月蝕は雲の向こうだったようだ。

相撲協会から来場所の番付が発表されて、阿炎の十両復帰が確定。去年の7月場所中に新型コロナ感染防止ガイドライン違反がわかって、3場所の謹慎処分の結果、番付が下がり春場所夏場所と二場所連続幕下優勝して十両に戻ってきた。最初、ニュースを知ったときに、師匠の錣山親方ってそういうルールを破ったりすることには厳しい人だろうと思っていたので、なんで錣山部屋の力士なのに???と思ったのだった。何はともあれ、関取としてまた活躍してくれるといいな!

去年、緊急事態宣言で開催中止になった柳家小里ん一門会@江戸博大ホールへ。行きは国技館の前を通って行ったのだけど、場所後だからね…。「桃太郎」り助、「三人旅発端」小もん、「百川」海舟 仲入り 余興(歌:海舟・り助、住吉踊り:「かっぽれ」小里ん・小もん)正楽、「青菜」小里ん。正楽さんの高座返しを小里んさんがなさるという豪華版。正楽さんの作品をお客さんに手渡す係は前半が小もんさん、後半はり助さん。小もんさんが袖から出てくる時にちょっと趣向を凝らすと正楽さんが「次は、どんな格好で出てくるのか楽しみだね」ということで、ハードルが上がるw。り助さんに交代して出てきたら「人は変わってもやることは同じだねw」と。うーん、正楽さんにいつかよだいめと照ノ富士を切っていただきたいと思っているのだけれど、なかなか声を上げられないんだよな…。小里んさんの「青菜」良かったなぁ。さりげないんだけど、植木屋さんが”THE長屋住まいの職人”なんだよね。五代目の師匠ってこんな感じだったのかな?と遅れてきた落語ファンは勝手に推測するしかないんだけど。こういう味わいって、ベテランの噺家さんならではだな。り助さんは相変わらず、独自路線のおかしさが。なんなんだろうなぁ?クセになるのよね…。

帰りは紀尾井町家話を途中から聴きながら帰宅していたら、自宅まであと数分のところでヘッドホンのバッテリーが切れてしまった。しかも間の悪いことに三津五郎さまとの思い出を皆さんがお話しされているところあたり…😢 アーカイブで聴きなおそう!

今日の東京都での新規感染者は、743人。重症者は昨日から1人減って70人。やはり主な検査日がウイークデーだと増えるよねぇ。