梅酒シロップを仕込んで、小満ん夜会へ

朝からいい天気。

青梅が届いたので、先週に続きシロップ漬け作る。いくつかの作り方を試してみて、自分にとっておいしいと感じられるメープルシロップ漬けが毎年のルーティーンになった。梅をまな板で叩いて割ってメープルシュガーとメープルシロップに漬けるという、梅を叩き割るのが手間だけど、あとは冷蔵庫に入れてメープルシュガーが溶けるのを待つだけ。同じ手順でハチミツでも漬けてみたけど、メープルシュガーの方があっさりした仕上がりになるような気がする。塩やレモンの搾り汁を加えて水で割ると経口補水液の代わりにもなるらしいので、経口補水液の味が苦手な私としては、これはいいかも?と思っている。あと、炭酸水で割ったのもGoodだし、ヨーグルトに果肉とともにかけて食べるのも好き。今年は、いいらっきょうが手に入らなくて、らっきょうの醤油漬けはあまり作れなかったので、冷蔵庫に空きスペースがあるから、いい青梅がまだ手に入るなら、もう少し漬けようかな?と思っている。

小満ん夜会。「道具屋」左ん坊、「奈良名所」小満ん、「蔵前駕籠」小痴楽、「奴勝山」小満ん。「奈良名所」は上方ではどうか知らないけれど東京ではかなり珍しい噺。東大寺の二月堂が出てきて、ちょうどNスペのお水取りを見たばかりだったので、嬉しくなってしまったw。こっちーはマクラで小満んさんに博多でご馳走になって二人でお話しできて嬉しかった!、お父様も小満んさんに噺を稽古してもらったことがあった、といったエピソードのあと「蔵前駕籠」。江戸っ子の風が吹くんだよね、こっちーのこういう噺には。もっと色々聞きたいな。そしてトリネタは「奴勝山」。三遊亭圓朝作の廓噺圓朝の死去直前に「文芸倶楽部」に速記が掲載された。若い頃に何度か高座にかけてはいたらしい。圓朝没後に「奴勝山誉助太刀」という外題で本郷座で上演されたという。確かに、芝居になりやすいな、これは。福助さんなら、勝山が似合いそう。

今日の東京都での新規感染者は、471人。重症者は5人減って70人。代々木公園のパブリックビューイング会場は、ワクチン接種会場に変更というニュースが流れているけど、まさか野天でワクチン接種するつもりじゃないよね? だとしたらプレハブの建物でも建てるつもりなのかな? それはそれで問題ありそうなんだけど…。あと、井の頭公園の方はどうなったんだろう? 五輪さえなければ、ワクチン接種会場として使えそうな施設はたくさんあるのにね。オーストラリアの女子ソフトボール選手団が、群馬県太田市でキャンプを張るため来日しちゃったの?! 滞在期間中、ホテルと練習場以外、どこにも行けないことになっていて、市長が「それじゃあ気の毒だから、たまには買い物に行かせてあげてもいいか?」と問い合わせをしたらしいけど、そういう条件であることは承知した上で来日しているのだから、確かに気の毒だけど、ここは例外は作っちゃダメだと思う。ここで例外を認めたら、どんどん規則が緩くなって、バブル方式なんて有名無実になるに決まっている。