見たい!読みたい!

昨日に続いて、今日も日差しはあるが風が冷たく感じられた。何を着ればいいんだか、悩ましい時期が続く

[蒐書]『夢みるちから』

猿翁さんに対するイメージは、よだいめファンになる前と後ではかなり違う。前はどちらかというと”壊し屋”的な役者だと思い込んでいた。でも、よだいめファンになって改めて猿翁さんの書いたものを読んだり、よだいめが語る猿翁さんを知ると、表面的にしか知らなかったんだな、ということに気づく。この本も、改めて読んでみると、猿翁さんが歌舞伎をどう捉え、どういう意図で作品を作り上げていったのか、そこには歌舞伎の骨法や演出術を本質的に活かしているということがわかる。食わず嫌いは過ちの素だけれど、限られたお足と時間の中での取捨選択だけに、なんでも見て聞いて、とはいかない。だから、自分が実際に体験していないものについては、安易に語ってはいけないと自戒。4月の歌舞伎座で上演されたのは、三部制に合わせたバージョンだったので、フルの「新・三国志」も見たい

 

 

[気になる] 

近松半二作の浄瑠璃あれこれ

神津武男さんの近松半二作「京羽二重娘気質」初演興行初日の一連のTweetから、落語で「刀屋」といえば「おせつ徳三郎」なのだけれど、浄瑠璃では「おはな・半七」なんだな、というのがスーッと出てこなくて、しばし混乱。あれ、おはな・半七ってなんだっけ??? あ「宮戸川」かと思い出すのに時間がかかった(^_^;)  他にも浄瑠璃や芝居から何かしらの要素を借りてきた噺は結構あるので、その辺は一度、整理しておかないとまた混乱するな。何はともあれ、近松半二、読みたい!のがいろいろあったのを思い出した

 

まずは入手しやすそうなこの辺りからか?

SHIBUYAで仏教美術

SHIBUYAで仏教美術|渋谷区立松濤美術館

松濤美術館で開催中。奈良国立博物館の名品が東京で初公開されている。入場料1000円

 

発掘された映画たち2022 | 国立映画アーカイブ

国立映画アーカイブで5/3から開催。特に

『紅葉狩』赤染色版の発掘と林又一郎コレクション――初代中村鴈治郎をめぐるフィルム群

見たい!!