芋づる的なあれこれ

朝からいい天気。昼間は初夏の爽やかな日和だったが、日がかげってくるとうっすら寒くなる。5月の連休って、こんな感じの陽気だったよね、かつては。

[蒐書] 『三茶日記』でまたもや!

寝る前にお布団の中で読んでいる『三茶日記』。またもや気になる本が…。新潮社の川端康成全集第二十九巻所収の「芥川龍之介氏と吉原」。それから林えり子福澤諭吉を描いた絵師』(慶應大学出版会)。そして、完全に見落としていた!!嵐山光三郎文人悪食』(新潮文庫)の解説がツボちゃんだったとは…。積読の山のどこかにあるはずなので、早速発掘しなくては! それにしても、昨日「銀座百点」で嵐山さんの対談を読んだばかりで、またもや芋づるのように。

『パリ日記 特派員が見た現代詩記録1990−2021第一巻 ミッテランの時代1990.5~1995.4』

図書館で借りてきた中の1冊。産経新聞パリ支局長からフリージャーナリストに転身した山口昌子の日記全5巻の最初の巻。日記好きに加えて、著者がベルリンの壁が崩壊した直後の1990年5月にパリ支局に赴任したということで、私も1990年3月から4月、2度に分けて仕事で東西ドイツに合計3週間ほど滞在した。そんなこともあって興味をもった。これはじっくり読みたいかも…。もう少し読み進めてみて、決めよう。

 

『作家との遭遇』

新潮文庫の新刊。持ち歩き本。まずは井上ひさし山本周五郎を読んだ。沢木耕太郎は、井上ひさしとは出版社の缶詰部屋で隣同士になったことがあったという。缶詰部屋といっても、旅館の一室とかそういうのじゃなくて、会議室みたいなところだった、というのが面白い。

 

[歌舞伎] 発掘された映画たち2022チケット

九代目團十郎と五代目菊五郎の「紅葉狩」、初代鴈治郎のさまざまな映像が見られるという林又一郎コレクションが見たい!ということで、チケットを確保。楽しみだ。ちょうど、『三茶日記』からの芋づるで『講座日本映画』第一巻を借りてきて読んでいるところだしね。

発掘された映画たち2022 | 国立映画アーカイブ