好調な伊勢ヶ濱勢、変化を感じる三人衆

昼前ぐらいから晴れてきて、爽やかな初夏の陽気に。

[大相撲] 走る翠富士、負けず嫌いの照強、どっしり照ノ富士

今日も外出していたため、幕内の途中からラジオ場所。帰宅して録画をチェック。十両では熱海富士・錦富士ともにいい相撲で白星先行中。お宝関の連敗が早く止まりますように…。十両の北の若−天空海の取組が取り直し、その一番にも物言いがついて時間が押した。その結果、仲入り後最初の取組が組まれていた翠富士が走り回る結果になった、と。西の花道から幕内土俵入りした後、横綱土俵入りのために東花道へ走り、土俵入り後東の花道から西の支度部屋へ走り、廻しを着け替え後走って西花道から入場して土俵へ。露払いしてると、こういうこともあるんだね。でも、相撲は自分の得意な形に持ち込んで二勝目。一方、今場所太刀持ちを務める照強は、自分の倍ぐらいあるのでは?という栃ノ心に吊られそうになったらお返しに吊り返し、からの寄り切りで白星!照強、今場所は調子がいいみたいだけど、それにしても一瞬、吊りにきた栃ノ心を土俵の真ん中近くで持ち上げたからな…。どんだけ負けず嫌いなんだw 三大関が相次いで黒星を喫して登場した横綱は、霧馬山相手に落ち着いた相撲で昨日に続いて連勝。状態が良くなくても、良くないなりに白星を挙げるのは、さすが。本当は休んでもらいたいけれど、大関がこの状況では休めないよね、横綱…。もしかして、今場所はラジオ観戦した方がいいのか?という気がしてきた。験かつぎしてみる?

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[落語] 新版 三人衆

「道具屋」辰ぢろ 「小言幸兵衛」一蔵 「あくび指南」市弥 仲入り 「木乃伊とり」小辰

二ツ目でのこの会もいよいよあと2回ですか…。今年に入って、一蔵さんと市弥くんが変わってきてるなぁ。以前は押して押して押しまくる芸風が目立っていた一蔵さんだけれど、今年に入って聞いた高座では、じっくり聞かせるときは聴かせますよ!という、大人の味が目立ってきたような。市弥くん、先日の「野ざらし」でも感じたけれど、何かこう”自分の行きたい道”が見えてきたのかな?という気がする。「あくび指南」も自分なりの工夫に思い切ってチャレンジしている。この3人のバランスがほんと、絶妙だなぁ。披露目が楽しみ!

[蒐書] 予定どおりと予定外と

人形町に行く前に少しだけ時間があったので、タロー書房に寄る。ネットで買おうと思っていてうっかりしていた「相撲」5月号。dマガジンで読めるからいいか、とも思ったのだが、今月は相撲人名鑑が付録についているので、やっぱり買うことに。文庫をチェックしていたら、岩波文庫の棚で私を読んでいる本がw 『江戸東京実見画録』。棚から抜いて目次をチェックすると、迷子さがし、オデデコ、伊勢参り、座頭、紅勘…などなど、の文字が。解題を読むと長谷川渓石とは、長谷川時雨・春子の父親だという。これは!ということで2冊をレジへ。岩波文庫って黄色と緑、たまに赤はチェックしているけれど、青と白もチェックしなくては!だな。

帰宅時にポストを開くと千葉雅也さんの『アメリカ紀行』も届いていた。こちらは単行本で買おうかどうしようかと迷っているうちに文庫版が出るのを知り、早速ネットで予約したもの。こちらも読むのが楽しみ。