『散りしかたみに』

近藤史恵作・現代の歌舞伎が舞台の小説。ウーン、ちょっと設定に無理がありすぎな気が・・・。趣向としては面白いと思うんだけど。「本朝廿四孝」の舞台で起きた出来事が事件発覚のきっかであり、クライマックスでもある。これが、今泉シリーズの2作目だったんだというのを、解説を読んで知る。実家へお供本。

散りしかたみに (角川文庫)

散りしかたみに (角川文庫)

『アタクシ絵日記(3)』

先に、『散りしかたみに』を読み終えたので、こちらの続き。解説はイッセー尾形。この年は、お嬢さんの結婚式の話題以外にも、QEIIに乗った話、総理主催の園遊会?に行った話、NHKの俳句番組出演の話、東京ドームのVIPルームで日本シリーズを観戦した話などなどが。絵の雰囲気が、それぞれの内容によって、変幻自在なのは、やっぱりスゴいと思う。そうそう、宇野総理が辞任した年だったんだ、この年は。