2002-04-01から1ヶ月間の記事一覧

浴衣姿のおじいちゃまこそ、松山俊太郎さんだった!

松山俊太郎さんと坪内師匠の公開対談を聞きに、神保町の美学校へ。その前に、移転したという東京堂の様子を偵察に行く。リニューアル工事のための移転ということで、お向かいのビルの1・2階で仮営業中。売り場面積が圧倒的に狭いので、本の数はぐっと少な…

浴衣姿のおじいちゃまこそ、松山俊太郎さんだった!

松山俊太郎さんと坪内師匠の公開対談を聞きに、神保町の美学校へ。その前に、移転したという東京堂の様子を偵察に行く。リニューアル工事のための移転ということで、お向かいのビルの1・2階で仮営業中。売り場面積が圧倒的に狭いので、本の数はぐっと少な…

銀座の鮨屋の「千夜一夜物語」(前)

新津武昭さんが語り、伊達宮豊さんがまとめた<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02085394&volno=0000>『ひかない魚』</A>(求龍堂)を読んだ。銀座の「きよ田」という伝説の鮨屋の主の聞き書き。「きよ田」は、2000年12月28日に閉店した。その店主が、新津武昭さん。白洲次郎・正子夫妻をはじめ、小林秀雄、今日出海、…

銀座の鮨屋の「千夜一夜物語」(前)

新津武昭さんが語り、伊達宮豊さんがまとめた<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02085394&volno=0000>『ひかない魚』</A>(求龍堂)を読んだ。銀座の「きよ田」という伝説の鮨屋の主の聞き書き。「きよ田」は、2000年12月28日に閉店した。その店主が、新津武昭さん。白洲次郎・正子夫妻をはじめ、小林秀雄、今日出海、…

あれも見たい、これも聞きたい、それも読みたい

中野翠さんの<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02152052&volno=0000>『毎日一人はおもしろい人がいる』</A>(講談社)読了。中野さんが、Web現代に連載をされていたことすら、気がつかなかった。この本のもとは、Web現代の連載だと知ったとき、てっきり、中野さんもついにパソコンを使うようになられたか、と思ったの…

あれも見たい、これも聞きたい、それも読みたい

中野翠さんの<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02152052&volno=0000>『毎日一人はおもしろい人がいる』</A>(講談社)読了。中野さんが、Web現代に連載をされていたことすら、気がつかなかった。この本のもとは、Web現代の連載だと知ったとき、てっきり、中野さんもついにパソコンを使うようになられたか、と思ったの…

本日の収穫

久しぶりに、原宿・BOOK OFFへ。閉店まであまり時間がないので、文庫棚をチェック。前回から日が経っているせいか、目新しい掘り出し物が見つかる。●子母澤寛『味覚極楽』(中公文庫) 前々から探していた1冊。 明治・大正時代の”通”の人々の聞き書きをまと…

本日の収穫

<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_top.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105>bk1</A>から届いた本●小林信彦<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02155253&volno=>『昭和の東京、平成の東京』</A>(筑摩書房) 小林さんの「東京に対する思い入れ、こだわり、悲しみ、やせ我慢、怒り、楽しみ、笑い、その他も…

本日の収穫

<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_top.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105>bk1</A>から届いた本●小林信彦<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02155253&volno=>『昭和の東京、平成の東京』</A>(筑摩書房) 小林さんの「東京に対する思い入れ、こだわり、悲しみ、やせ我慢、怒り、楽しみ、笑い、その他も…

本日の収穫

久しぶりに、原宿・BOOK OFFへ。閉店まであまり時間がないので、文庫棚をチェック。前回から日が経っているせいか、目新しい掘り出し物が見つかる。●子母澤寛『味覚極楽』(中公文庫) 前々から探していた1冊。 明治・大正時代の”通”の人々の聞き書きをまと…

本日の収穫

いつもの書店で昨日のリブロに味をしめて、2日ぶりにいつもの書店へでかけた。棚が、日々変化しているというのは、2日ぶりくらいで行くと、よくわかる。ちょうど、店長さんらしき人が、棚をいじっていた。売りたい本というのは、なんとなく伝わってくるもの…

本日の収穫

いつもの書店で昨日のリブロに味をしめて、2日ぶりにいつもの書店へでかけた。棚が、日々変化しているというのは、2日ぶりくらいで行くと、よくわかる。ちょうど、店長さんらしき人が、棚をいじっていた。売りたい本というのは、なんとなく伝わってくるもの…

北村薫さんは、エンタメ界の坪内師匠

北村薫さん三昧の読書が続いている。『謎のギャラリー』は、本館自体もとても面白いのだが、いかんせん、わたしの”北村度”(○C かねたくさん)が低いので、3つの部屋に展示されている作品があると、そちらに飛ぶため、なかなか一気に読了とはいかない。それ…

本日の収穫

久々に、青山のリブロに立ち寄ったら、「クラフト・エヴィング商会が選ぶ100冊の本」コーナーがあった。かなり売れてしまったようで、棚は淋しい状況だったが大収穫あり。●内堀弘『ボン書店の幻』(白地社) 町の書店ではおろか、頼みの綱のbk1でも版元品切…

本日の収穫

久々に、青山のリブロに立ち寄ったら、「クラフト・エヴィング商会が選ぶ100冊の本」コーナーがあった。かなり売れてしまったようで、棚は淋しい状況だったが大収穫あり。●内堀弘『ボン書店の幻』(白地社) 町の書店ではおろか、頼みの綱のbk1でも版元品切…

北村薫さんは、エンタメ界の坪内師匠

北村薫さん三昧の読書が続いている。『謎のギャラリー』は、本館自体もとても面白いのだが、いかんせん、わたしの”北村度”(○C かねたくさん)が低いので、3つの部屋に展示されている作品があると、そちらに飛ぶため、なかなか一気に読了とはいかない。それ…

「地味めし」のこころみ

横森理香さんの『横森式シンプル・シック』(文春文庫プラス)、『地味めしダイエット』(知恵の森文庫)を読んで、体質改善になるということで、緩やかに玄米菜食というか、肉・乳製品を摂らない食生活に移行中である。まだ、白米も、バターも、ベーコンも…

謎のギャラリー 並行読み

北村薫さんの作品にすっかり嵌まっている。<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02123353&volno=0000>『謎のギャラリー 名作博本館』</A>を読み始めたのだが、これまで読んだことはおろか、北村さんの作品を読むまでその名前すら知らなかった作家の作品がこの『謎のギャラリー』にもたくさん出てくる。これでまた、積ん読…

謎のギャラリー 並行読み

北村薫さんの作品にすっかり嵌まっている。<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02123353&volno=0000>『謎のギャラリー 名作博本館』</A>を読み始めたのだが、これまで読んだことはおろか、北村さんの作品を読むまでその名前すら知らなかった作家の作品がこの『謎のギャラリー』にもたくさん出てくる。これでまた、積ん読…

「地味めし」のこころみ

横森理香さんの『横森式シンプル・シック』(文春文庫プラス)、『地味めしダイエット』(知恵の森文庫)を読んで、体質改善になるということで、緩やかに玄米菜食というか、肉・乳製品を摂らない食生活に移行中である。まだ、白米も、バターも、ベーコンも…

お風呂で読書

最近、半身浴をすることが多い。しかし、ただボーっと湯舟に浸かっていると、せいぜい5分くらいしか間がもたない。そこで、最初は読み捨てで構わない雑誌を持ち込んでいた。しかし、表紙のカラー印刷の色がとけ出したり、グラビアページがくっついたりして、…

お風呂で読書

最近、半身浴をすることが多い。しかし、ただボーっと湯舟に浸かっていると、せいぜい5分くらいしか間がもたない。そこで、最初は読み捨てで構わない雑誌を持ち込んでいた。しかし、表紙のカラー印刷の色がとけ出したり、グラビアページがくっついたりして、…

エリート町人と落ちこぼれ武士が描いた江戸末期(二)

ちなみにこの本には、もう1作、『江戸繁昌記』の作者である寺門静軒の生涯を描く「男の軌跡」が収められている。こちらの主人公・静軒は、庶子であるという、物心ついて以来の劣等感をバネに、新しい学問「折衷学」を学んだ。そして、妻の実家の縁で、父がか…

エリート町人と落ちこぼれ武士が描いた江戸末期(一)

杉本章子さんの『名主の裔』(文春文庫)読了。そもそもは、杉本さんの直木賞受賞作である『東京新大橋雨中図』を探しているのだが、なかなか見つからない。そんな時に、同じ杉本さんのこの本と『爆弾可楽』(文春文庫)を見つけて購入した。『爆弾可楽』の…

エリート町人と落ちこぼれ武士が描いた江戸末期(一)

杉本章子さんの『名主の裔』(文春文庫)読了。そもそもは、杉本さんの直木賞受賞作である『東京新大橋雨中図』を探しているのだが、なかなか見つからない。そんな時に、同じ杉本さんのこの本と『爆弾可楽』(文春文庫)を見つけて購入した。『爆弾可楽』の…

エリート町人と落ちこぼれ武士が描いた江戸末期(二)

ちなみにこの本には、もう1作、『江戸繁昌記』の作者である寺門静軒の生涯を描く「男の軌跡」が収められている。こちらの主人公・静軒は、庶子であるという、物心ついて以来の劣等感をバネに、新しい学問「折衷学」を学んだ。そして、妻の実家の縁で、父がか…

日記の効用

荒川洋治さんの<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02128121&volno=0000>『日記をつける』</A>(岩波アクティブ新書)読了。子供のときからずっと日記をつけてきたという、”日記の達人”である、荒川さんが選んだ、さまざまな人の日記は、どれも興味深い。もちろん荒川さんの日記も紹介されている。しかし多くのページが…

「惨敗」の予感

サッカー日本代表vsコスタリカ代表の試合を、テレビ観戦する。なんとも不甲斐ない、そして中味の薄い試合であった。これが「決勝トーナメントを視野にいれた戦い」だというのなら、そんな大それたことは始めから考えないほうがいい。90分の戦いのなかで、本…

「惨敗」の予感

サッカー日本代表vsコスタリカ代表の試合を、テレビ観戦する。なんとも不甲斐ない、そして中味の薄い試合であった。これが「決勝トーナメントを視野にいれた戦い」だというのなら、そんな大それたことは始めから考えないほうがいい。90分の戦いのなかで、本…

日記の効用

荒川洋治さんの<A HREF=http://www.bk1.co.jp/cgi-bin/srch/srch_detail.cgi/3be9eb04314cb0105a09?aid=p-mittei16105&bibid=02128121&volno=0000>『日記をつける』</A>(岩波アクティブ新書)読了。子供のときからずっと日記をつけてきたという、”日記の達人”である、荒川さんが選んだ、さまざまな人の日記は、どれも興味深い。もちろん荒川さんの日記も紹介されている。しかし多くのページが…