2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

NHK土曜ドラマ「チャンス」と「アド街」

NHK土曜ドラマにそういえば亀ちゃんが出るんだよなぁ〜と思い、歌舞伎 on the Webを調べたら、今日からじゃん!ということで、録画予約。さらに「アド街」の浅草特集にはみっくん(=三津五郎さまご長男・巳之助くん)がゲストで登場!ということで、あわててHD…

芸の真髄@国立劇場大劇場

NHKエンタープライズ主催の「藝の真髄」シリーズ。なんだかんだいって、今のところ皆勤賞かも? 今年は清元。二つにわかれていた清元が88年ぶりに一緒に演奏するという会。芝居の地方でしかほとんど聴かないので、梅吉さんの三味線を聴いたのはとても久しぶ…

『観世流 仕舞稽古型附1』

お稽古に向かう途中で。観世流仕舞稽古形付 1作者: 観世左近出版社/メーカー: 檜書店発売日: 1997/07/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る先日、梅若さんの型附を入手したのだけれど、観世の方だと、行き道図がついているので、こちらも入…

お稽古

半年に一度の短期能楽教室発表会まで1週間。銕仙会が夏休み中のため、某区の地域センターがお稽古会場となる。やはり、畳で仕舞はなんか勝手がちがうなぁ。 番組が決り、地謡につく曲も決定。「東北」についていたので、まだ謡はそこまでお稽古がたどり着い…

第8回亀治郎の会@国立劇場大劇場

e+の貸切公演で、「義経千本桜」+トークショーというのを観る。普通の公演の方は、うっかりしていてチケットを取りそこねたのであった…。 亀ちゃんの狐は、観る前からあれこれ妄想して楽しんでいた。踊りが好きな人だけに、「吉野山」は大満足!静@芝雀さん…

グレン・グールドの「ゴールドベルク変奏曲」

内田樹さんのBlogからクオリア日記に飛んで、このYouTubeを発見(そもそもの記事は、まったく別の内容のエントリーだったが、久々にクオリア日記を開いたので、前後のエントリーをざっと見た)。 なんか、しみるんだよなぁ、この演奏。

『東海道四谷怪談』と『鶴屋南北』

今月の納涼歌舞伎は、なんといっても勘太郎くんのお岩さまに注目している。ということで、歌舞伎オン・ステージシリーズの『東海道四谷怪談』を、まずは予習のために読んだ。 この芝居、何度も見ているのだけれど、台本を読み直してみると、気づいていなかっ…

『東京文芸散歩』

偶然ひょっこり積ん読の山から顔を出していたのと眼があったので、外出の供にした。 あーあ、昨日これを持っていれば、日本橋あたりでウロウロするのにちょうどよかったなぁ〜、とかもう1週間早ければ、谷中あたりを歩くのによかったなぁ〜、といった後悔が…

『たべる しゃべる』

ずーっと読みかけのままになっていたのを引っ張り出して読了。高山なおみさんの日記本もそういえば、2巻がどっかにあるはずだよなぁ…。たべる しゃべる作者: 高山なおみ出版社/メーカー: 情報センター出版局発売日: 2006/07/25メディア: 単行本購入: 1人 ク…

『平松洋子の台所』

そうそう、ブリキの米びつ。実家ではもう何十年とブリキの米びつが現役で働いている。そして、ここ数年は、実家に帰ると母から「悪いんだけど、お米を米びつに移してくれない?」と頼まれるのが何か月に一度の行事となっている。 スーパーで買ってきたお米の…

『おいしい日常』

単行本が出たときに、読んだのだけれど、引越しの時か何かに処分してしまった1冊。 こんなふうに網でパンを焼くのも、美味しそうだわ!なんて思って、駅のパン屋さんでパンを買ってきたのだけれど、なんと、我が家にはバターもジャムもなかったよ…。トホホ。…

『帝都東京・隠された地下網の秘密』

坂崎重盛さんの本で紹介されていたので、「ブ」で見かけてゲットしておいてから、かれこれ半年? 題材としては、すごく面白いのだけれど、わたしの頭が悪いからなのか、著者が何を言いたいのかが、すんなり入ってこない…。 もっと違う書き方をしてくれたら、…

成城寄席@成城ホール

成城ホールなる会場は、初めて。ホールの内装は落語会というよりは、クラシックの室内楽コンサートなどをターゲットに作られたホールっぽい、木目の落ち着いたものだった。 寄席というタイトルでは2回目とのことで、その前は談春さんの独演会が行われていた…

『マイ・ラスト・ソング』

久世光彦さんには、一度、赤坂の街で遭遇したことがある。独特の空気感を漂わせて歩いていらしたので、その瞬間にすぐに久世さんとはわからなかったのだけれど、通りすぎて1拍おいて「あ、久世さんだ!」とわかった。 久世さんのドラマは子どもの頃に「寺内…

『焼き餃子と名画座』

すっかり、平松洋子さんづいている。食べ物の話からこれだけ、いろんなことに広げていける展開力、そして、細かな描写に使われる言葉の選び方の妙に魅せられて、ついつい別の著書が読みたくなる書き手だなぁ。 そして、確実に食べたいもの、買いに行きたいも…

『世の中で一番おいしいのはつまみ食いである』

平松さんのエッセイを立て続けにもう1冊。こちらは、「手」が主役のエッセイ集。つまんだり、こねたり、たたいたり、割いたり、むしったり…。手にはこんなにいろんな技があったのか!ということに、改めて気付かされた。そして、庖丁できれいに切ること=おい…

『おもたせ暦』

とりたてて食いしん坊というわけでも、ましてや美食家などではない。基本的に、リーズナブルなお値段で不味くなければOKよ、という程度の人間である。 でも「よし、今度国立劇場に行って時間が空いたら、ローザー洋菓子店にクッキー(あわよくば、シュークリ…