2002-07-01から1ヶ月間の記事一覧

本日の収穫

今日は、また真夏の照りつける日ざしと、ムッとする暑さが朝から続いている。昼過ぎに郵便局へ行ったついでに、いつもの書店に立ち寄る。店内は、冷房が効き過ぎるほど効いていて、外回りの途中で涼みに寄ったと思われるようなサラリーマンの姿もちらほら。…

本日の収穫

あっという間に、7月も終わり。今日は、今年一番の暑さだったそうで、家に帰りつくと、汗がどっと出る。昨日と違って、風がほとんどないので、さすがに夕食後にエアコンのSWITCH ON。それにしても今月は、読書がはかどらなかったな、と反省。「本の雑誌」読…

本日の収穫

あっという間に、7月も終わり。今日は、今年一番の暑さだったそうで、家に帰りつくと、汗がどっと出る。昨日と違って、風がほとんどないので、さすがに夕食後にエアコンのSWITCH ON。それにしても今月は、読書がはかどらなかったな、と反省。「本の雑誌」読…

本日の収穫

今日は、また真夏の照りつける日ざしと、ムッとする暑さが朝から続いている。昼過ぎに郵便局へ行ったついでに、いつもの書店に立ち寄る。店内は、冷房が効き過ぎるほど効いていて、外回りの途中で涼みに寄ったと思われるようなサラリーマンの姿もちらほら。…

こんな本屋さんがあったなら(3)

自分にとって「いいな」と思える書店で、「あ、これこれ」とか「え、こんな本が出てたんだ」とか「あー、やっと巡り会えた」という感激を味わって、それを店の人との会話のなかで、伝えることができたらいいな、と常々思っているが、残念ながら近頃の書店で…

こんな本屋さんがあったなら(2)

西区の店は、ニュータウンのど真ん中で、まだ街にもそこで暮らす人々にも歴史がなかった。それが常に自分にも、一緒に店を切り盛りしていた奥さんにも、緊張感を強いていたのだろうと、川辺さんは言う。新しい出店地を探しているうちに一目惚れした元町は、…

こんな本屋さんがあったなら(1)

川辺佳展さんの『街の本屋が「カア!」と啼く』(幻堂出版)読了。川辺さんは、神戸・元町で「烏書房」という書店を営んでおられたそうだ。京都在住の友人から、その店のお名前だけは聞いたことがあったが、実際にお店を訪ねたことはない。いわゆる”ベストセ…

こんな本屋さんがあったなら(1)

川辺佳展さんの『街の本屋が「カア!」と啼く』(幻堂出版)読了。川辺さんは、神戸・元町で「烏書房」という書店を営んでおられたそうだ。京都在住の友人から、その店のお名前だけは聞いたことがあったが、実際にお店を訪ねたことはない。いわゆる”ベストセ…

こんな本屋さんがあったなら(2)

西区の店は、ニュータウンのど真ん中で、まだ街にもそこで暮らす人々にも歴史がなかった。それが常に自分にも、一緒に店を切り盛りしていた奥さんにも、緊張感を強いていたのだろうと、川辺さんは言う。新しい出店地を探しているうちに一目惚れした元町は、…

こんな本屋さんがあったなら(3)

自分にとって「いいな」と思える書店で、「あ、これこれ」とか「え、こんな本が出てたんだ」とか「あー、やっと巡り会えた」という感激を味わって、それを店の人との会話のなかで、伝えることができたらいいな、と常々思っているが、残念ながら近頃の書店で…

近代趣味人たちの「知恵の輪」

昨日は、久しぶりに青山の古書店を覗こうと、4時頃から出掛けた。巽書店は休みだったが、中村書店は開いていた。表の均一ワゴンをざっと見回して、ふと横を見ると、雑誌のバックナンバーがあった。そこに、「彷書月刊」の90年代前半のものが30冊くらい…

近代趣味人たちの「知恵の輪」

昨日は、久しぶりに青山の古書店を覗こうと、4時頃から出掛けた。巽書店は休みだったが、中村書店は開いていた。表の均一ワゴンをざっと見回して、ふと横を見ると、雑誌のバックナンバーがあった。そこに、「彷書月刊」の90年代前半のものが30冊くらい…

暑さより眠気

このところ、どうも読書がはかどらない。別に、読まなければならない、というわけではないのだが、読みたい本がたまっていくので、積ん読ぶりがますます我ながら見事なものだ。読みかけの本が、ベッドの脇に積んである。どの本も、面白くない、というわけで…

音のない世界から聞こえてくるもの(2)

『音のない記憶』の裏表紙に使われている、道路のまん中にちょこんと1匹の犬が座っている写真、道ばたで七輪で干物を焼いている少女、井戸端で洗濯板を使っている少女、学校帰りにランドセルや傘を放り出して遊ぶ男の子たち、返還前の沖縄で撮られた写真の…

音のない世界から聞こえてくるもの(1)

黒岩比佐子さんの『音のない記憶』(文藝春秋)読了。ベッド脇に積んであった読みかけ本のなかの1冊。井上孝治さんという、ろうあの写真家の生涯を追っている。黒岩さんは、博多の老舗百貨店・岩田屋のキャンペーンで一気に脚光を浴びた井上さんの写真集『…

音のない世界から聞こえてくるもの(1)

黒岩比佐子さんの『音のない記憶』(文藝春秋)読了。ベッド脇に積んであった読みかけ本のなかの1冊。井上孝治さんという、ろうあの写真家の生涯を追っている。黒岩さんは、博多の老舗百貨店・岩田屋のキャンペーンで一気に脚光を浴びた井上さんの写真集『…

音のない世界から聞こえてくるもの(2)

『音のない記憶』の裏表紙に使われている、道路のまん中にちょこんと1匹の犬が座っている写真、道ばたで七輪で干物を焼いている少女、井戸端で洗濯板を使っている少女、学校帰りにランドセルや傘を放り出して遊ぶ男の子たち、返還前の沖縄で撮られた写真の…

暑さより眠気

このところ、どうも読書がはかどらない。別に、読まなければならない、というわけではないのだが、読みたい本がたまっていくので、積ん読ぶりがますます我ながら見事なものだ。読みかけの本が、ベッドの脇に積んである。どの本も、面白くない、というわけで…

本日の収穫

いつもの書店で●「群像」7月号 坪内師匠の「『別れる理由』が気になって」の2回目が掲載されているので。BOOK OFF原宿店で●山本夏彦『笑わぬでもなし』(中公文庫)●山本夏彦『ダメの人』(中公文庫)●山本夏彦『おじゃま虫』(中公文庫) 山本夏彦さんの…

本日の収穫

いつもの書店で●「群像」7月号 坪内師匠の「『別れる理由』が気になって」の2回目が掲載されているので。BOOK OFF原宿店で●山本夏彦『笑わぬでもなし』(中公文庫)●山本夏彦『ダメの人』(中公文庫)●山本夏彦『おじゃま虫』(中公文庫) 山本夏彦さんの…

『怪しい来客簿』(2)

この作品集の最後の作品色川さんご自身の闘病体験に基づくと思われる「たすけておくれ」の中で「私」が語っている。十年来の持病である胆石が悪化し、遂に入院・手術を余儀なくされた「私」は、知人の紹介でその道の名医がいる都内の某私立病院に担ぎ込まれ…

『怪しい来客簿』(1)

色川武大さんの『怪しい来客簿』(文春文庫)読了。昭和52年に、泉鏡花賞を受賞した蓮作短編集。得体の知れない「掛け声屋」の女性、「あれじゃあ、乞食とかわらないよ」と「私」の母が評した神楽坂の南京豆売りの婆さん、深川高橋のドヤ街で出会った少女…

「三茶日記」か「読書日記」か

この日記を時々読んでくれている知人から、メールをもらった。「本の雑誌」の愛読者であるその知人は、8月号の特集で、島本脩二さんが「私のベスト1」として、神蔵美子さんの『たまもの』(筑摩書房)を挙げておられるのを読んで、「坪内ファンのあなたと…

「三茶日記」か「読書日記」か

この日記を時々読んでくれている知人から、メールをもらった。「本の雑誌」の愛読者であるその知人は、8月号の特集で、島本脩二さんが「私のベスト1」として、神蔵美子さんの『たまもの』(筑摩書房)を挙げておられるのを読んで、「坪内ファンのあなたと…

『怪しい来客簿』(1)

色川武大さんの『怪しい来客簿』(文春文庫)読了。昭和52年に、泉鏡花賞を受賞した蓮作短編集。得体の知れない「掛け声屋」の女性、「あれじゃあ、乞食とかわらないよ」と「私」の母が評した神楽坂の南京豆売りの婆さん、深川高橋のドヤ街で出会った少女…

『怪しい来客簿』(2)

この作品集の最後の作品色川さんご自身の闘病体験に基づくと思われる「たすけておくれ」の中で「私」が語っている。十年来の持病である胆石が悪化し、遂に入院・手術を余儀なくされた「私」は、知人の紹介でその道の名医がいる都内の某私立病院に担ぎ込まれ…

「まあだだよ」から始まる本の輪

TSUTAYAのレンタルビデオ&DVD100円キャンペーンで、いろいろビデオとDVDを借りた。その中で、まっ先に見たのが、黒澤明監督の「まあだだよ」。内田百間とそのお弟子さんとの交流が描かれている。公開当時はあまり興味がもてなくて、見ないまま来てしまっ…

「まあだだよ」から始まる本の輪

TSUTAYAのレンタルビデオ&DVD100円キャンペーンで、いろいろビデオとDVDを借りた。その中で、まっ先に見たのが、黒澤明監督の「まあだだよ」。内田百間とそのお弟子さんとの交流が描かれている。公開当時はあまり興味がもてなくて、見ないまま来てしまっ…

ついに我が家のMacが・・・

先日、一度我が家のMacくんのディスプレイが変になってしまった。なんだか妙な縦じまが部分的に出てきて、やな感じだな・・・と思っていた。友人でヘビーなMacユーザーに聞いたら「それは液晶がもうすぐ駄目になるという前兆ですね。最長でも半年以内には、…

ついに我が家のMacが・・・

先日、一度我が家のMacくんのディスプレイが変になってしまった。なんだか妙な縦じまが部分的に出てきて、やな感じだな・・・と思っていた。友人でヘビーなMacユーザーに聞いたら「それは液晶がもうすぐ駄目になるという前兆ですね。最長でも半年以内には、…