本日の収穫
今日は、また真夏の照りつける日ざしと、ムッとする暑さが朝から続いている。
昼過ぎに郵便局へ行ったついでに、いつもの書店に立ち寄る。
店内は、冷房が効き過ぎるほど効いていて、外回りの途中で涼みに寄ったと思われるようなサラリーマンの姿もちらほら。
それでも、企業の昼休みの時間が終わったころ合いだったせいか、さほど混んでいなくて、ふらふらと棚を見て行くのにはちょうどいい感じだ。
今月の新潮文庫は、今すぐどうしても買っておきたいというものが見当たらず、ちょっと寂しい気もする。
文芸書の棚で、前々から気になっていた本を何冊か手に取ってみる。
迷った末に、買ったのが
●川上弘美『竜宮』(文藝春秋)
川上さんの本は、どうも読まず嫌いの傾向があって、これまで敬遠してきたのだが『竜宮』は、どうしても気になって、これまでも何度か購入一歩手前まで行っていたのだが、ついに、という感じ。
夕方、原宿BOOK OFFへ。
このところ、閉店1時間前に滑り込みということが多かったのだが、今日は少し余裕があったので、単行本の棚もチェック。
その甲斐あって、掘り出し物を手に入れた。
●海野弘『江戸 星月夜』(河出書房新社)
斉藤緑雨賞を受賞した『江戸ふしぎ草子』に続く、資生堂のPR誌「花椿」に連載されたものをまとめた作品集。先日、3冊目が刊行されたのだが、それ以前に2冊あることがわかったので、そちらを読んでからと思っていた。
●山口瞳『男性自身 年金老人 奮戦日記』(新潮社)
●山口瞳『男性自身 おかしな話』(新潮文庫)
新刊書では、ほとんど入手不可能な「男性自身」シリーズが、2冊もあった。
●川本三郎『ネバーランドで映画を』(中公文庫)
●川本三郎『ハリウッドの黄金時代』(中公文庫)
こちらも、新刊書店ではめったにみかけない川本さんの映画関連の本。
など。