2010-01-01から1年間の記事一覧

社会人のための文楽鑑賞教室A組を見に、国立劇場へ。相変わらず相子・清丈コンビの解説は楽しい。こういう解説をされたら、高校生たちもちょっとは興味をもってくれるかも?と思うのは、おばちゃんだけだろうか? 上演資料を販売しているコーナーで『豊竹山…

代休をとって、午後、お囃子の稽古にうかがい、その足で国立劇場に文楽を見にいった。 師匠と会うのは、1か月半ぶりぐらい? その間、師匠はアメリカ公演→名古屋と金沢の公演で、その間にも東京であれやこれや、というスケジュールだったそうだ。 「安宅の松…

今年のサントリー学芸賞が発表になって、古田亮さんの『俵屋宗達 琳派の祖の真実』(平凡社新書)が受賞したとのこと。 この新書は、毎月1点ぐらいは「お!」と思うものがラインナップされているのだけれど、このタイトルはチェックしていなかった…。美術関係…

荷風の気になる初期作品は全集第1巻にあった

朝、福田さんが「en-taxi」で連載していた作品をまとめた第一弾『俺はあやまらない』を読了。 これには、談春師と東京の噺家掃苔録の回と、洲之内徹の展覧会や山荘を訪ねる回が収録されていた。このころから、ほんとに談春師のチケット、取れなくなっていた…

初代清元延寿太夫がモデルなの?

どこかで誰かが「山本周五郎の『虚空遍歴』は、浄瑠璃の新しい流派を立てようとする男の話」と書いていらしたのを読んで、購入して読み始めた。 上巻は、わりとサクサクッと読めてしまった。で、下巻に突入している。常磐津から別れて、富本の後に分派したっ…

手も足も出ない、修羅もののキリ

ほぼいつもと同じ時間に出勤。デスクで、文楽の取りそこねた日のチケットを一般発売でなんとか確保。 その後、仕事一件。快調に終了。これだったら、友枝会、間に合ったかも?と思うと、ちょっとがっくり。 昼ごはんを食べながら、明日の作業を前倒しで少し片…

節分は、春だけじゃなかったという当然のことに今頃気づく。

実家の近所のスーパーのチラシに「恵方巻き」の文字を見つけて、え???と思ったら、秋?冬?の節分だそうで…。 「へぇ〜、秋の恵方巻きだって」と母に言うと、「なんか、そうらしいのよね。あたし、食べるなら豪華海鮮がいいわ」という返事が。 夕食の買出しに…

文楽のチケット、東京は激戦だ

来月の文楽チケットあぜくら会員発売日。もろもろあって、出遅れたら、希望日のチケットがほとんど取れず。 午後になって、Twitterで「戻りが出ているのか、チケットがある日がある」とつぶやいている方がいらしたので、再度ログインしてみたら、希望日のチ…

密林の箱はデカすぎる

昨日、密林に万年筆のインクカートリッジをお急ぎ便で発注した。夕方、例によって例のごとく、注文品が100個以上入りそうな、大きな段ボール箱で届いた。 コストやらなにやら考えると、こうなることはわからないでもないのだけれど、それにしても、箱デカす…

昼の部のチケットをとった日が、出勤日になってしまったので、かわりの日を探していたら、休日なのに3階A席の結構前の方がみつかったので、前半の日取りではあるが、チケットゲット。 昼の部は「河内山」の通し。ふだんは、河内山の話と、直侍と三千歳の話は…

曜日の感覚が狂って、なんだか明日が火曜日のような気がしていた。仕事の段取りの中で、「あ、明日は水曜日か!」と気づいた時には、手遅れだった。 帰りに灯台下暗し書店へ寄る。 何も買わないつもりだったのだけれど、つい、気になっていた文庫本を2冊購入…

坪内さんの『東京』を、ノートをとりながら、ざっと再読。赤坂の回で今まで、ラテンクォーターとニューラテンクォーターとミカドをごっちゃにしていたことに改めて気づく。 そして、読みたい本がまた増えた…。東京作者: 坪内祐三出版社/メーカー: 太田出版発…

朝イチの電話で、予定変更。今日は出かけるのは中止だ。ちょっと展覧会でも見に行こうかという気持もないではなかったが、夕方からまた雨が降るとか予報で言ってるし、ということで、結局一歩も家から出ず。 保さんの『娘道成寺』やっと読了。 「娘道成寺」…

朝から台風の影響で、雨風がひどい。今日は花風会なのだが、きものはなしだな…。 その前に、能のお稽古に伺う。「東北」は最後まで一応たどりついた。いやぁ、難しかった…。「経正」キリは、全開から一歩も先に進めず。でもここまでのところが、やっと少し腑…

今日の落語研究会、いい顔付けだった。小三治師匠がなさると「かんしゃく」も嫌な話じゃなくなるんだなぁ。市馬さんの「七段目」も、扇遊さんの「付き馬」も、白酒さんの「だくだく」も、それぞれの個性が光っていて、楽しかった。 二つ目初登場の志ん吉くん…

AppleからiPhone4の白が来春に発売延期、というニュースが流れてきた。「えー、ほんとに出るの?!」という疑念がますます濃くなり、3Gのもっさり感とバッテリーの消耗度に我慢ができなくなってきて、SOFTBANK SHOPへ予約に行ってみたら、在庫があるのでお渡し…

今年最後の、三津五郎さまの生舞台(になるはず)、ということで代休をいただいて、昼夜通し。 久々にきものでお芝居に出動した。 とはいえ、出遅れて、「頼朝の死」の途中から…。 「連獅子」は、今年最後だから、ということにして、ひたすら三津五郎さまを見…

明日の代休に備えて、仕事を片付ける一日。

演舞場昼の部。朝イチで、「連獅子」の大鼓を打っていらっしゃる方のBlogでショッキングな話を読んでしまった。 なんと、立鼓の方が病気休演で、代役に立たれるのがその大鼓の方だとのこと。なんと、三津五郎さまは地方に恵まれないのだろう…と、かなりがっ…

シネマ歌舞伎「大江戸りびんぐでっど」を見に、久々の東劇。この前に来たのは、シネマ歌舞伎「京鹿子二人娘道成寺」を見た時だ。 「大江戸りびんぐでっど」は、歌舞伎座でも見たのだけれど、シネマ歌舞伎の方が、面白く見られた。 舞台を見た後でも感じたの…

松井今朝子『三世相』読了。このシリーズ、一、二、三と巻数がわりにタイトルに数字が織り込まれているという作りになっている。 表題になっている「三世相」というのは『デジタル大辞泉』によると # デジタル大辞泉の解説 # さんぜ‐そう 〔‐サウ〕 【三世相…

夜、今シーズン最初で最後になるのか?という、ふぐコースを、巣鴨で。 先週、お誘いがあった時は松茸のはずだったのだが…。 いや、おいしいものなら、どっちでもいいのだ!落語秘蔵盤シリーズ(10)アーティスト: 柳家金語楼(初代)古今亭今輔(五代目),古今亭今…

歯医者通いが、ひとまず終了。 下の歯のクリーニングはかなり痛かったので、上もか!?と覚悟を決めていたのが、上はさほどでもなかった。 やはり、歯医者はあのキーンという音がダメなんだよ。あの音を聞くだけで、痛くなるもの。 みずほ銀行の売り場で、宝く…

長岡輝子さんが亡くなられた。かなりご高齢だろうとは思っていたが、享年102歳という記事を読んで、驚いた。 長岡さんというと、「おしん」の奥様と、黒柳徹子の親戚、宮沢賢治、というのがまず頭に浮かぶのだけれど、新劇の世界では、女性の進む道筋を切り…

朝、LOFTで文房具を調達。といっても、テープのりのリフィルを買っただけだけど。他にいくつかあれば補充したいものがあったのだが、LOFTには取り扱いがないようだった。 ついでに、来年の手帖売り場をざっと偵察してみた。今年は「ほぼ日」は買うのをやめよ…

今月2度目の演舞場昼夜通し。中日を過ぎたばかりだからか、「連獅子」は結構、ミスが目立った。そして、立鼓が左武郎さんじゃない!? えーっと思ったのだけれど、代役の方は、結構、音色に関してはわたしの好きな系統の鼓だったので、ホッとする。 夜の部の「…

風呂場の工事も今日で終わりだし、今日は早く帰ろうと目論んでいたら、夕方、仕事で突発事故が発生。あーあ、なんで早く帰ろうと思った日に限って、こうなるかなぁ…。 なんだかんだで、結局、いつもより家に帰り着いたのは、遅い時間だった。 このところ、iP…

昨日から自宅の風呂場で工事が始まっている。当初の予定では、今日で終了のはずだったのだが、工事を始めてみたら、どうしてもあともう1日かかります、と昨日の夕方、大家さんから連絡があった。 9時に職人さんがやって来るので、なんだか落ち着かない。おか…

都筑道夫さんの『きまぐれ砂絵』が、ちょうど目についたので、積ん読の山から取り出して、読んでみた。 このシリーズ、かなり以前に一通り読んでいると思うのだけれど、すっかり忘れてしまったようで、初見のような気分で、楽しく読み進んだ。 落語ネタを捕…

朝は歯医者さん。治療は一応終わっていて、仕上げのクリーニングをしてもらう。途中、結構痛い!という瞬間があって、まだ治療が必要な歯があるのか???と戦々恐々としたが、そうではなかった模様。あと1回、上の歯のクリーニングをしたら、今回の一連の治療は…