2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

落語研究会@国立劇場小劇場

「うなぎ屋」五街道弥助 「大どこの犬」春風亭柳朝 「厩火事」柳家花緑 仲入り 「お菊の皿」柳家喬太郎 「抜け雀」春風亭一朝 キョンキョンの「お菊の皿」があまりにインパクトが強すぎて、他の印象がかなり薄れてしまいました(笑)。

「えにしの会」@国立劇場小劇場

踊りの会なのですが、亀治郎さんお目当てだったので、歌舞伎に入れちゃいます(笑)。 番組をいただいて、びっくり! なんと、製作総指揮ですよ、亀ちゃん! 表紙のブルーと書き文字(これも亀ちゃんが書いたそうです)のバランスと雰囲気がとてもステキ。さ…

納涼歌舞伎2部&3部

たまたま、2部の戻り切符がWebに出ていたのを発見してしまい、まあまあのお席だったこともあり、ついポチっと。 8月は、毒食らわば皿まで状態でございました(^_^;)「舌切雀」は、やはり1度では見落としていた面白いことがいっぱい! もう一度見てよかったで…

立川談春・三遊亭白鳥 二人会@イイノホール

トーク (-談春「持参金」) 白鳥「黄金餅」 仲入り 談春「星野屋」 白鳥「腹ペコ奇談」

『花宵道中』

このところ、最近刊行された小説には、とんとご無沙汰でしたが、ふと手近の積ん読の山のてっぺんにあったので、手にとってパラパラと読み始めると、これがなかなか面白いので、そのまま家読み本として。 吉原を舞台とした連作短編集のようですが、なかなか凝…

『昭和快女伝』

森まゆみさんの、聞き書き集。これに先立って、明治・大正の女性について書かれた著作もあり、そちらも持っているのですが、たまたま昨日、手近にあったのがコレで、観世寿弥さん、岡本宮染さんについての章があったので、読み始めてみました。昭和快女伝 恋…

『ワキから見る能世界』2007_041

下掛り宝生流の職分である、安田登さんが、ワキの視点で能をとらえ、その世界観を著した一冊。 ワキとは、脇役ではない。言葉ではなんとなく理解したつもりでも、この本を読むまで、もうひとつ、能において、ワキがどんな役割を果たしているのか、わかりにく…

『目黒の狂女』2007_040

今月、次の巻が出る予定で、それまでに読んでおこうと思っていたら、なんと、刊行が1ヶ月延びてしまった、「中村雅楽推理全集」。 3巻も、面白かったです。戸板先生が推理小説を書き始めて、時間が経つとともに、血なまぐさい事件は姿をひそめ、歌舞伎の世界…

阿波踊り2日目

途中で、下駄の歯が抜けてしまい、飛鳥連の三味線のお父さんに、歯を入れてもらいました〜(汗)。途中で、師匠に「ストラップはずしても大丈夫だよな?」と言われて、帯に装着?している道具のみで流すことに。ストラップがない方が、案外いろんな面で楽か…

阿波踊り1日目

去年はお休みだった、高円寺阿波踊りの飛鳥連さんのお手伝い。今年は復活です。例年よりもだいぶ、暑さが厳しいので、どうなることかと思いましたが、大きなトラブルもなく、無事初日は終了。 終わってから、友人たちとお好み焼きを食べて、お腹を満たしまし…

『芝居の食卓』2007_039

渡辺保さん、ときどき「エ〜っ!!!」って思う劇評をお書きになるので、あまり得意な方ではないのですが、これは面白いです! 目から鱗がボロボロ落ちまくりました・・・。 そんなことも気づいてなかったんか!!!と自分で自分に突っ込み入れまくりました…

師匠のお遣いで、銀座へ。本当は文化堂レコードさんで買う予定のCDでしたが、閉店時間に間に合わず、山野楽器にて調達。午前中は、雨が降ったせいか、しのぎやすい気候でしたが、午後からは、どんどん気温が上がり・・・。新富町まで行って、銀座4丁目に戻っ…

午後から、某噺家さんのお墓参りに行き、そのメンバーで、上野の亀屋さん*1で会食でした。今年2度目のきちんと鰻(なんだそりゃ?)は、白焼きでいただきました。これが、非常に美味! それまでに出てきたコースのお料理も美味しかったですが、この白焼きを…

灯台下暗し書店にて

ちょっと気分転換に、なんて午後外に出ましたが、向かう先はやはり、赤坂だと本屋さんぐらいしか、ないんですよね・・・。 『能楽への招待』で紹介されていた、ドナルド・キーンさんの本や、前から気になっていた本を、ついつい買ってしまいました。能・文楽…

『能楽への招待』2007_038

能楽師(シテ方)が書いた本ということで、具体的な記述が多くて、入門書としても、優れていると思いました。実際に、能楽を演じていて、また、現代演劇の舞台に参加された経験から、能楽を演じるとは、どういうことなのか?というご自身の問いかけを、わか…

『歌右衛門合せ鏡』2007_037

どうやら、一度通読していたらしいことに、途中で気づきました。でも、忘れていたエピソードも結構あったので、読み直してよかったかな・・・と。大成駒は、梅幸さんのことを、とても認めていらっしゃったんですね。タイプの違う女形同士だっただけに、お互…

阿波踊りの稽古で、師匠の店に。終了後、参加の皆さんと師匠とで、食事を。新宿で買い物を済ませた後、帰宅。三味線をさらって、ネットをうろうろして、一日が終わる・・・。

『能楽への招待』

そろそろ、文楽モードにスイッチを切り替えようと思いつつ、ついついお能関係の本に手が・・・。実家の往復に何を持って行こうか?と、読みかけが何冊もあるにもかかわらず、検討した結果、岩波新書の入門書を読んでみることに。 わかりやすい文章だし、内容…

『舞いの家』2007_036

実家で発掘した、立原正秋の小説を、一気読みしました。こんな小説を10代中盤で読んでたんだぁ・・・と、我がことながらちょっと引きました(笑)。能楽師(シテ方)とその妻を中心に、さまざまな人間模様が繰り広げられますが、かなりドロドロですな。って…

納涼歌舞伎第三部@歌舞伎座

千秋楽にも見る予定ですが、一足早く。 演目は、「裏表先代萩」。勘三郎さんが小助・政岡・仁木の三役を演じるという通し狂言。わたしとしては、「御殿」の政岡には、感動しました〜! 思わずホロっとしてしまいましたよ。単なる烈女じゃなくて、母として、…

おさらい会

お友達が、小鼓で出演するおさらい会にチラっと。曲は、大好きな「蜘蛛の拍子舞」でした〜。とてもステキな舞台で、駆けつけた甲斐がありましたわぁ・・・。長唄全集(二十三)蜘蛛の拍子舞アーティスト: 芳村伊十郎(七代目)出版社/メーカー: 日本コロムビア発…

志の輔らくご in 下北沢@本多劇場

夏の恒例、志の輔らくご in 下北沢。今年は、「牡丹灯篭」をやると、チケット発売の時から告知されていました。 去年は、何をやるか???状態で、開けてびっくり「牡丹灯篭」だったのですが、果たして、去年とどう変化しているのか? 全体の構成などは、去…

納涼歌舞伎第二部@歌舞伎座

「ゆうれい貸屋」 「舌切雀」 「舌切雀」、すっごく楽しかったです〜! 俳優祭の「白雪姫」を思い出しました。 三津五郎様の小人は、キモカワ系のキャラでした。与太郎さんは、落語の与太郎さんと同じテイスト。心が綺麗な人。どちらも良かったです! 前の演…

お友達のお誕生日&快気祝いで、お食事会。お店は、わが三津五郎部長も太鼓判の、創作和食のお店TAMA*1。お任せのお料理は、どれもとても美味しかったし、お話が楽しかったので、大満足。 遅れて合流の女子と、キラー通りの某カフェ?で二次会。あれやこれや…

『観世寿夫著作集』2 2007_035

他の3巻も欲しくなりますね・・・。観世寿夫著作集〈2〉仮面の演技 (1981年)作者: 観世寿夫出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1981/01メディア: ?この商品を含むブログ (4件) を見る

市馬vs談春「風の盆」@国立演芸場

夕方、歌舞伎座前で、知人の皆様と待ち合わせして、しばしおしゃべりタイムを過ごした後、わたしだけ先に失礼して、国立演芸場へ。 市朗「たらちね」 市馬「青菜」 談春「へっつい幽霊」 仲入り 談春「慶安太平記 善達の旅立ち」 市馬「竹の水仙」 いやはや…

「四季山姥」2回目

今日も、歌舞伎座からお稽古にうかがったので、きもの。姉弟子のお稽古がちょうど終わったところで、先生が「この間から、どうせ何を着ても暑いからって、きものでいらしてるんだよ」と。さすがに、午後の一番暑い時間帯だったので、汗が出る出る。歌舞伎座…

納涼歌舞伎第一部@歌舞伎座

「磯異人館」が非常によかったです! 勘太郎くんが、お父さんの若いころにそっくりで、初演の時もこんな感じだったのかなぁ???と。 瑠璃と精之助とが、互いの思いを打ち明ける場面、そして、予想外のラストで、思わずほろりと。 周りを固めた、若手俳優の…

『能 梅若六郎』2007_034

梅若六郎さんの写真集ともいうべき、平凡社ライブラリー。最近、『花よりも花の如く』で知った演目の写真もあれこれ出てきて、「なるほど〜、こういう装束なんだ」と。最後に、梅若さんの文章が収録されていて、なんと宇野信夫さんが梅若さんの叔父さんであ…

「末広かり」3回目&「四季山姥」1回目

どうせ、何を着ても暑いからと、きものでお稽古に。先生からは「暑いのにえらいね」というお言葉が・・・。 前回、ボロボロだった、「末広かり」三段目も、なんとか打てたので、ひとまず、終了。 次は「外記猿」か「四季山姥」というお話でしたが、先生の本…