2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧
実家に行くのに、携帯と本を忘れてしまい、それに気づいたのは地下鉄に乗ってから。iPhoneを持っているので、携帯メールは転送してあるから読めるし、活字は駅のキオスクで何か調達しようと思ったのだが、キオスクにはアレがあればと思った文庫本がなく、と…
多田富雄さんの著書で、今年の小林秀雄賞を受賞。お能に興味を持つまで、どういう方かほとんど存じ上げなかった方。白洲正子や鶴見和子との交友があったので、うっすらとお名前は記憶にあった、という程度。科学者であり、詩人でもあり、能を深く愛する方。 …
料理家・渡辺有子さんのレシピ&エッセイ。菜食メインになる前に買ったので、ここで紹介されているレシピは、もはやわたしの料理にはあまり反映できないなぁ。 うどの皮を食べるとか、さや豆のさやを開いて調理すると、違う味わいがあるとか、発見もあったけ…
午前中の工事で、水漏れ自体は止まった模様。が。トイレは比較的早く乾いたが、廊下は養生のために敷いてあったビニールとカーペットタイル?をどけると、まだまだびしょびしょ。カーペットだから水をしっかり吸い込んじゃったんだろうなぁ。 トイレと廊下に…
なんだか不思議な味わいのある一冊。連作といえども、はっきりとしたつながりというのではなくて、どこかに前に出て来た人の影がチラっとさす感じ。 表題作の「茗荷谷の猫」が一番好きかな? でも、最後の「スペインタイルの家」もいいなぁ〜。一番最初の「…
いよいよ、我らが柴田先生主宰の「青葉乃会」当日。お天気はバッチリ。見所も9割方かそれ以上埋まっていて、よかったよかった。 最初に増田正造さんの解説があって、若松さんと銕之丞先生の仕舞。 狂言は、万作さんと万之介さんの「寝音曲」。 休憩をはさん…
朝、水道工事の人が管理会社の人と一緒にやってきて「水漏れは止まっているが、昨日漏れた水がまだ残っているせいだと思う」と。原因究明はもちろんだけれど、この水がポタポタ漏れている状態が、じゃあ、いつまで続くの??? で、その間、家はずっとこうい…
東次郎さんの「花子」と大槻文蔵さん・六郎先生・銕之丞先生の「三笑」。「花子」は歌舞伎の「身替座禅」の元になった曲とのことで、一度見てみたいと思っていたのだが、なにせ「重習」の曲だから、そうそう機会は巡って来ず、やっと。でも、待った甲斐があ…
我が家の入っている集合住宅全体で、水道の配管工事が行われており、今日はいったん水道を止めて、各戸の配管をテストするとのことだった。 その知らせが来たのが、昨夜。帰宅したら玄関の扉に、お知らせの紙が貼ってあった。「えーーー、そんなのもっと早く…
今週の「芸能花舞台」は、寿夫先生の特集。ゲストは、増田正造さんと野村四郎さん。 「海士」の仕舞(ご自身で録音した地謡で舞ったもの。カナダの研究者のために録画したものとのこと)、「俊寛」の一部、「バッコスの信女」の一部(白石加代子さんが若い!…
ゲストは、なんと勘十郎さん! お人形もきっと遣ってくださるんだよなぁ・・・。年明けに発売とのこと。忘れないようにしなくては! MANSAI◎解体新書 その拾四 | 世田谷パブリックシアター/シアタートラム
演目・配役が決まりました。夜の部に亀ちゃんの『蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)』が。これ、見たいなぁ〜。が。2月は発表会もあり、大阪遠征はムリだろうなぁ・・・。 二月花形歌舞伎 | 大阪松竹座 | 歌舞伎美人(かぶきびと)
平凡社のBlog「今日の平凡社」で何度か紹介されており、そこからリンクされた書評などを読むと、結構、面白そうなので、買ってみた。 で、歌舞伎本が続いたので、フィクションを読もうと思い立ち、これを読み始める。 さりげない文章なのだけれど、味わいが…
『歌舞伎の愉しみ方』は、お稽古帰りの地下鉄の中で読了できそうだったのだが、ちょっとだけ残ってしまったので、駅上のカフェで、トムヤム風フォーを食べつつ読了。 そんなに目新しい話はないけれど、「なるほどね〜」と気づかされたことや、「ええ、あれっ…
二上がりを最初から、一昨日お稽古していただいた件りまで、通して復習。アブないところは、やっぱり1回目はこけた・・・。ここは、三味線を聴いちゃいかんのだな、やっぱり、というのを確認。 「大丈夫そうだね」とおっしゃり、お三味線を弾いてくださり、…
千秋楽夜の部を見る。「嫗山姥」はいろんな芝居のエッセンスが詰まっていると前回も思ったのだが、再見して、改めて。しゃべくりのところの、竹本の声の使い方は、あんな感じでよいのかなぁ?というのは、ちょっと感じたが、実のところどうなのかはわからな…
お稽古の帰りに、伊勢丹に所用があったので、ついでにジュンク堂へ。身近な書店では手に入らない本を探すと、やっぱりあるところにはあるもので・・・。茶の湯の不思議 (生活人新書)作者: 小堀宗実出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2003/06/06メディア: 新書…
お稽古場に伺うと「わ、僕時間を勘違いしてた! 今、着替えるから上がって待ってて」と先生。いつもより早い時間帯にお稽古をお願いしたからなぁ・・・。 今日は二上りの最初から復習して、そのまま先へ進む。「区切らないと、最後まで行っちゃうから、今日…
この夏に出た、三津五郎さまのご本とタイトルが似てるなぁ。。まぁ、単行本と新書ということで、間違えることはないけれど(笑)。 山川さんの岩波新書といえば、先日読んだ『歌右衛門の六十年』。今度は、入門書なので、趣きがだいぶ違う。あちこちに内容に…
国立能楽堂の大講義室にて、林望さんが講師のレクチャー。前半は林さんによる「安宅」の全体像についてのお話。後半は、役者としての立場から柴田先生のお話があって、最後に林さんと柴田先生の対談。 柴田先生から、ワキ方についての、面白いお話があり、当…
大坊珈琲がもう閉まっちゃうよ!という時間になってしまったので、レ・ジュに行ってみる。レ・ジュは、他の街にあるお店は行ったことあるのだけれど、結構、コーヒーが軽く感じられるのは、大坊さんのを飲みつけたせいかな? 若い子が多そうなのと昔からそう…
老舗スーパーで買い物を済ませて、無印良品でちょっとした小物を買って、青山ブックセンターへ。歌舞伎の愉しみ方 (岩波新書)作者: 山川静夫出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/11/20メディア: 新書購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (9件) …
檀ふみ好きなので、ステキなおきもの姿も見られて、満足満足。やっぱり、お茶に興味が湧いてきたなぁ・・・。くるりのお茶のお教室に行ってみようかしら?檀ふみの茶の湯はじめ作者: 檀ふみ出版社/メーカー: ハースト婦人画報社発売日: 2008/11/01メディア: …
「引っ括り」と「融」舞返。"わわしい"奥さんをなんとか追っ払おうとする萬斎さん。でも計画は上手く行かず、最後に袋をかぶせられて引っ張っていかれるところで大爆笑。こういう笑いっていうのも、いいなぁ。 「融」は、前シテの途中で堕ちた・・・。後シテ…
朝、駅に向かう道でT先生とすれ違う。「アレ?」と思ったら、続いて我らが柴田先生も! 短い会話のうちに、信号が変わってしまった。 「青葉乃会」の事前レクチャーは、いよいよ明後日。 その次の日はお囃子のお稽古だ・・・。まだ波音の件り以降が、覚えら…
志の吉「十徳」、志ん丸「きゃいのう」、喜多八「二十四孝」、扇辰「紋三郎稲荷」、志ん輔「文七元結」。 志ん丸くん、真打では初登場。「きゃいのう」は名前は知っていたけれど初めて聞いた噺。「仁」に合ってるんじゃないかな? ただ、芝居の下回りの役者…
マツタケに貢いでいるので、金色会員である。が。例によって東京だけでも4座!? 昨日、歌舞伎座の演目・座組みがやっと出た(といっても、スポーツ紙の報道だけど)のを見ると、やっぱり歌舞伎座よね〜と。それと国立劇場もあるし、演舞場と浅草を比べると…
前に、この本にちょっと注目したのは、小三治師匠の書評が出たからだったのを、あとがきと解説を読んで思い出した。 森下さんが体験しているような気持ちが、はたして味わえるのかどうかは、その人次第だと思うのだけれど、そんな気持ちが味わえるのだとした…
芸術祭参加だそうで。 前半は菊ちゃんの政岡を堪能。竹の間で、千松が殺されてやっとわが子を抱きしめた後、うるうるしてしまった。 後半は海老蔵さんの仁木(対決はちょっとね・・・だったが)と松緑くん・男女ちゃんがよかった。仁木の刃傷の場面に、あん…
ちょっとお茶に興味を持ったので、文庫新刊で出たこの本を、さっそく読み始める。森下さんの先生みたいな先生がいらっしゃるなら、習ってみたいかも?と思うが、いまどき、こんな我慢強く教えてくださる先生はいらっしゃるのだろうか?日日是好日―「お茶」が…