『日日是好日』

前に、この本にちょっと注目したのは、小三治師匠の書評が出たからだったのを、あとがきと解説を読んで思い出した。
森下さんが体験しているような気持ちが、はたして味わえるのかどうかは、その人次第だと思うのだけれど、そんな気持ちが味わえるのだとしたら、今まで持っていた「茶道」へのイメージがかなり変わったし、ちょっとやってみたいかも?という気持ちが涌いてきた。
森下さんは決して「やってみて!」ということばは使っていないのだけれど、「やってみたいかも?」という気持ちになる。それは森下さんが自分の体験と気持ちを素直に書いたからだろうと。そこに「日日是好日」があるのかな?

日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)

日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)