2013-01-01から1年間の記事一覧

面白そうな評判をネットやリアルの知人から聞いていても、なんとなく食指が動かない小説がある。特に、大長編というのが曲者だ。 「三国志」は山岡版を読み始めたのだが挫折しているし、京極さんの一連も途中でストップしたきりになっている。 そんな中、9月…

Kindle ペーパーホワイトを導入して、ほぼ1か月。 まだまだコンテンツが少ないので、結局紙の本もそれなりに買ってしまうのだが、どうやら紙の本の方がいいものと、Kindleがいいものがわかれるようだ。 Kindleの方がいい、と感じるのは、とにかく小説。活字…

このところ、引っ越すことを前提に、日々をどういう風に暮らしたいのか、ということについても考えている。 引越しという強制リセットをしないと、暮らしの立て直しが利かないぐらい、今の状況は、よろしくない、ともいえるのだけれど…(^^;; そこで、密林や…

歌舞伎座杮落し公演最初の千穐楽。結局、七緒八くんは皆勤賞だったとのこと。日に日に進化していく様子を、Twitterなどで皆さんが報告してくださるので、どんなになっちゃったんだろう?と思ったら、真似っこで踊ったり、拍子をとったり、見得をしたり…。初…

いい意味で予想を裏切られた1冊。染五郎の超訳的歌舞伎作者: 市川染五郎出版社/メーカー: 小学館発売日: 2013/03/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見るこんな風に演目解説や役作りについて、染五郎さんが語るとは思ってもみなかった。知って…

時期はずれの嵐の中、無事、第五期歌舞伎座の杮落とし公演を見てきた。 外観も、劇場の中の雰囲気も、以前の歌舞伎座を上手に継承していて、どなたかが「洗い張りをしたよう」と表現されていたが、まさにそんな感じだ。そして、一番心配だった音響が悪くなか…

仕事を終わらせて、赤坂文楽へ。 テーマは「菅原伝授手習鑑」ということで、前半は国立劇場での越路大夫引退興行の時の三段目の映像を見ながら勘十郎さんと玉女さんのトーク。伊達大夫さんの語りにいきなりノックアウトされた。 予想通り?勘十郎さんのキレ…

とうざい作者: 田牧大和出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/02/22メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る朝、読み始めて、食事中や移動中にも読んで、夜には読了。江戸の新興人形浄瑠璃座が舞台だ。上方から隠居のじいさんが…

文楽一部・二部を続けて。 一部は二度目だけれど、二部は最初で最後。朝から花粉が盛大に飛んでいたようで、とにかくくしゃみと鼻水が…。はなはだ集中力にかけてしまった。 一部は、「摂州合邦辻」。 床本を読むと、玉手御前が求女に実は恋していた、という…

一昨日の雪が、日陰や路地にはしっかり残っている。滑って転ばないようにしなくては。 今日は、明和7(1770)年に「神霊矢口渡」が江戸・薩摩外記座で初演された日なのだそうな。Twitterでご教示いただいた。神霊矢口渡作者: 平賀源内(福内鬼外)出版社/メー…

昨日の雪が盛大に残る中、夜は落語研究会へ。さすがに幹線道路はかなり雪もなくなっていたけれど、路肩や路地にはまだまだ残っている。 今日は、なんといっても小満ん師匠の「つるつる」ですよ!長井さんの当世噺家気質も、もちろん小満んとつるつる。そうか…

天気予報が大当たりで、朝から東京とは思えない雪。どんどん降ってどんどん積もる。さすがの銕之丞先生も、この雪には勝てなかったか…。 銕仙会の初会って、いつもお天気いいんだけどなぁ。とか思いつつ、どうしても外せない仕事で、まずは職場へ。遠来のお…

昼は、国立劇場で恒例の復活狂言「夢市男達競(ゆめのいちおとこだてくらべ)」を見て、夜は柳家小満ん師匠の独演会へ。 国立の方は、楽しいのは楽しかったのだけれど、やはり役者があと1〜2枚足らないっていう感じかな…。菊ちゃんが先月と打って変わった役…

女形とは 名女形 雀右衛門 (角川ソフィア文庫)作者: 渡辺保出版社/メーカー: 角川学芸出版発売日: 2012/12/25メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る読み始め。 これを読んでいたら、保先生に梅幸さんのことも書いておいていただき…

仕事の帰りに、最寄り駅のキッチン雑貨のお店を覗くと、全品1割引きセール、ということで、ついお買い物。ホーローの計量カップとシルクにも使えるエコな洗剤、キッチンブラシなどを。生分解する洗剤 海へ・・・ おさかなボトル ポンプ付 500ml出版社/メーカ…

招待券を2枚いただいたので、職場の友と「大奥」を見に行った。 http://ohoku.jp/index.html 映画館で映画を見たのは、何時以来だろう???というぐらい久しぶり。ほんと、映画を見なくなったなぁ。 わたしはドラマを一応、ざっとは見ていたのだが、見てい…

持ち歩き本の花合せ 濱次お役者双六 (講談社文庫)作者: 田牧大和出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/12/15メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見るを読了。出だしはなんとなく、松井今朝子さんや近藤史恵さんに比べると、今ひとつかなぁ?と思っ…

いよいよ松もとれて(関西では15日までが松の内だ、というのをTwitterで知って、へぇ〜と思った)、通常運転に戻さねば、なのだけれど、なまじ休みが長かった分、「えー、まだ火曜日か…」という気分。 このところの半身浴のお供青蛙堂鬼談 - 岡本綺堂読物集二 …

今年も残業は減らせそうにない…

4日は休める人は休むように、とのお達しで、ありがたく休んだので、今日が仕事はじめ。 朝は、七種粥(といっても、フリーズドライ)ならぬ、七種雑炊を食べた。何もしないよりは、季節の行事を取り入れた方がいいかな?と。いずれ、ちゃんと作る日も来るかも…

お稽古大失敗

雪は降らなかったものの、引き続き寒さがきびしい。午前中は洗濯をしたのみで、またもうだうだ…。 午後、今年最初の能のお稽古に伺う。いやはや、仕舞がぜんぜんダメで、猛省。年末年始で復習しなければ!だったのに、すっかりサボってしまった結果がこれだ……

雪にはならねど

天気予報では、夜半から雪とのことで、朝から冷え込みが続く一日。 午後、昨日とは別のスーパーへ。いつもとは違うルートを歩くと、あー、ここにこんなお店があるのか、など発見も。日用雑貨と食料品などを補充。帰宅して、春菊は茹でて、ぶりの切り身を味噌…

仕込みデー

午前中は、洗濯をしただけで、すっかりやった気になってしまって、うだうだと。午後イチで銀行へ行き、振込などをせねば!とあわてて出かけて、スーパーで食料品も買い出し。さすがに3が日休んでいただけあって、野菜の棚がすかすかだ。蓮根と大根、ピーマン…

初芝居

例年の通り、初芝居を見物。三津五郎さまが演舞場に出演されているので、当然、演舞場で昼夜通し。昼の部は「車引」の梅王丸!夜の部は「釣女」の醜女。 七之助くんの桜丸と花道を走っているところが可愛くて、このまま家に持って帰りたい!と思ってしまった…

極私的マニフェスト、のようなもの

早めの夕食を済ませて、実家から自宅へ戻った。 相変わらず雑然とした我が家だけれど、自分の好きなようにできるというありがたさを感じる。とりあえず、荷物を整理して洗濯機を2回回して、HDレコーダーの空きを作るため、衛星劇場の録画をダビングしながら…

謹賀新年

さぼりがちになってしまったこの日録。今年もどうなることやら?ではあるが、とりあえず、新年のご挨拶を。 年越しは実家で、というのが我が家の数少ない決まりごとで、余程のことがない限り、大晦日と元日は実家にいる。 たまたま、父が他界した年は、年末…