いい意味で予想を裏切られた1冊。

染五郎の超訳的歌舞伎

染五郎の超訳的歌舞伎

こんな風に演目解説や役作りについて、染五郎さんが語るとは思ってもみなかった。知っている芝居でも「そんな風に考えてお芝居なさってるのか」と、新たな切り口を教えていただけた。ストーリーの解説が、現代風にされていて、これなら「これから見てみよう」とか「最近、初めて歌舞伎を見たけど」といった方にも、入って行きやすいのではないかしら?
そして、巻末には亀ちゃん、もとい猿之助さんとの対談も。
棒しばりは、三津五郎さまにお稽古していただいたのかぁ〜!
来月の「鯉つかみ」楽しみだ!
「染模様」見てみたい!
そんな気分を誘ってくれる、楽しい1冊。