2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『密命 火頭』

「密命」シリーズのドラマ化というニュースを知って、ちょっと停滞していた「密命」読みを再開しました(笑)。今回はとりあえず、お江戸が舞台らしいですが・・・。火頭―密命・紅蓮剣 (祥伝社文庫)作者: 佐伯泰英出版社/メーカー: 祥伝社発売日: 2001/07/28…

落語研究会@国立劇場小劇場

「代脈」春風亭一之輔 「今戸の狐」桃月庵白酒 「蒟蒻問答」柳亭市馬 仲入 「百年目」柳家権太楼 いやはや、満員御礼となる濃い会でした。 「今戸の狐」は、初めて聞いた噺。おもしろかったです。 権さまの「百年目」は、いかにも「権さま」ってかんじで、こ…

第39回ござる乃座@国立能楽堂

お狂言だけの公演を見るのは、初めてでした。萬斎さんの出る公演、チケット取れない!状態が続いてましたから・・・。 「塗師の平六」が面白かったです。お狂言単独の曲でも地謡が出て、お囃子が入る演目ってあるんですね。萬斎さんの舞、かっこよかった!!…

明日の「テレフォンショッキング」は

公式HPのスケジュールに告知が出ておりまして*1、明日の「テレフォンショッキング」に三津五郎様が出演されるそうです! 「母べぇ」の宣伝ですかね??? 録画予約を忘れずに!ですね。 *1:http://www.kabuki.ne.jp/mitsugoro/schedule.html

長唄協会春季定期演奏会@国立劇場大劇場

途中から途中まで(笑)、勉強させていただきました。 「勧進帳」「四季山姥」「土蜘」が、特によかったです。 「土蜘」は、芝居の方同士の演奏だったので、素では珍しい芝居バージョンでした。長左久さん率いる鼓軍団(まさに、そんな感じでした)がすばら…

「密命」シリーズがドラマ化

4月スタートで「密命」が連ドラになるそうです*1。テレビ東京系で、主演は榎木孝明さん。もうちょっと、がっちりした体系の方の方がいいかな?という気もしますが、武術をずっとお稽古されているそうですし、なんとなくただならない浪人モノの雰囲気は出せそ…

「俄獅子」2回目

前回の復習をした後、細撥に。「キリン」と「神田丸」という手をお稽古していただきました。このところ、トッタン系の手組が多かったので、細撥の軽やかな感じの手は、なんだか馴染めなくて、かなり苦戦。 「そうか、案外、この辺の手組みは難しいのかもね・…

「小野道風青柳硯」について

今月の昼の序幕「小野道風」の蛙飛の場について、竹本葵太夫さんのHP*1に詳しい情報がありました。 *1:http://www6.ocn.ne.jp/~aoidayu/kongetsu02.htm

『きのね』(下)

「どうなるの? どうなるの?」と思いながら読んでいるうちに、読了してしまいました。歌舞伎の世界の裏側への興味と同時に、ひとりの女性の半生に引き込まれました。太郎しゅうという番頭さん?が、いいキャラでした。雪雄さんも、最初こそ「なんじゃ、この…

『きのね』(上)

読み始めたら、「あ、これって十一代目がモデルだったんだ・・・」と。関容子さんの当代への聞書きで、子供時代のことをお話されたのを読んでいて、そこで出てきた生まれてから小学校に上がるまでのくらしぶりが、ちょうどこういう感じだった。それ以外にも…

初代白鸚二十七回忌追善二月大歌舞伎夜の部@歌舞伎座

お能が終わったら、ほぼ5時。「やっぱり、三津五郎様には間に合わなかった・・・」と、歌舞伎座へまわるのは、やめようかとも思ったのですが、貧乏性ゆえ、銀座へ・・・。「熊谷陣屋」と「鏡獅子」を見てきました。 病気休演されていた芝翫さんも、復帰され…

條風会@喜多六平太記念能楽堂

昨日母から「明日・明後日は別に用事もないし、来なくていいわ」と言われたのですが、洗濯した物を持って来なくちゃならないから、というと「じゃあ、どっちか一日でいい」とのこと。もともと日曜日は実家に行くつもりで、土曜日のチケットをとっていたので…

『きのね』

歌舞伎が舞台の作品です。宮尾登美子さんの作品は、いくつかは読んだ事があるのですが、これは未だに手つかずでした。このところ、ちょっと移動時間が長い日が多くなっているので、途中で読み終えてしまった!ということがないよう、文庫で分量のあるものを…

病院に8時過ぎに到着。昨夜、一旦は10時頃までに来ていただければと言われていたのが変更になって「9時までに来ていただければ、オペ室入室に間に合うと思います」と言われたので、早めに。が、結局、オペ室に呼ばれたのは12時ちょっと前。正直、待ちくたび…

『おちゃっぴい』

宇江佐さんの初期短編集だそうです。普通の短編集かな?と思ったら、他の作品に登場した人たちがまたまた登場したりして、どこかでみんなつながっていました。 文庫版のための後書きを読むと、他にもこの一連の作品は、まだありそうです。写楽や英泉が登場す…

『おちゃっぴい』

これも、自宅の積ん読の山から発掘しました(汗)。宇江佐さんは、今月は「髪結い伊三次」を読んだのですが、こちらはまた、別のお話。後書きをチラっと見てみると、他にもここに登場する人たちと関わる作品がありそうです。おちゃっぴい―江戸前浮世気質 (徳…

『きもの草子』

ビジュアルも多いので、実家に向かう車中で読了しました。田中さんが、お父様の形見の仙台平の袴を帯に直したもの、ステキです。そのままでは地味すぎるので、「宝尽し」を刺繍してもらったのだそうです。ほかにも、いいなぁと思うものがいくつか。

開館20周年記念「山本武夫展 美人画と舞台美術」@目黒区美術館

山本武夫さんは、小村雪岱の下で舞台美術や挿絵を学んだ方だそうです。歌舞伎座の舞台装置や衣裳も手がけられたとのことで、美術館のHP*1には、「蝶の道行」のセット図もUPされています。 会期は4月6日(日)まで。 *1:http://www.mmat.jp/

『きもの草子』

昨夜『おそめ』を読み終えてしまったので、さて、何を?!と、普段はあまり手を伸ばさないところの積ん読の山を探すと出てきたのがこの本。きもの草子作者: 田中優子出版社/メーカー: 淡交社発売日: 2005/04メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブ…

『おそめ』

おそめさんは、藤純子=冨司純子さんのお父さんの内縁の妻だったんですねぇ。後半は、京都、銀座とお店を閉めざるをえなくなり、反対に旦那さんの俊藤さんが映画プロデューサーとして活躍を始める、という流れ。でも、そのきっかけを作ったのは「おそめ」だ…

黒談春@紀伊国屋ホール

仕事が終わるのは、どう考えても5時をまわってしまうので、母の面会には間に合わないなぁ・・・。知人に「誰か黒談春いける人?」とメールで聞いてみたけれど、皆様ご多忙で、だめ。こんなプラチナチケットをムダにするのもなぁ・・・。もう当分、生談春は聞…

「応援六法」?!

中村梅之さんのBlog「梅之芝居日記」2月17日付けエントリー*1で、昨日の「小野道風青柳硯」の中で、三津五郎様が「応援六法」をなさったことが紹介されておりました。東京マラソンのコースが歌舞伎座近辺を通ることにちなんでのことだったようです。 「応援…

午前中は職場に出て、仕事を。午後から、母の病院に行ってまいりました。やっと主治医と会うことができ、病状説明と治療方針を伺いました。 画像を見せていただきましたが、膝のお皿のすぐ上のところの大腿骨が、みごとに割れていて、ズレていました。今、膝…

『おそめ』

車中用の本を何にしようか、と思ってふと手に取ったのが、この本。ずいぶん前に買ってあったのですが、そのまま積んであったのでした。 銀座と京都で隆盛を誇ったというBarのマダムの一代記です。ノンフィクションとしては、いろいろと記述の誤りなどもある…

『密命 巻之四 刺客』

惣三郎さん、今度は京都へ?! しかも、家族にそのことは内緒で?! しのさんと所帯は持ったものの、家の中はギクシャク。そんな折りに、大岡さんからの密命が下ったのでした。家族も、お奉行所の西村さんも、観阿弥のご主人も、誰もそのことは知らないので…

『惚れたが悪いか』

先日、銀座の旭屋でタイトルを見て、棚から抜いて目次をチェックしたところ、古典芸能関係などではお馴染みの名前が7つ。それらの女性の物語を、島村洋子さんが独自の視点で、もとの作品では描かれていない部分を書いた、短編集でした。で、とりあえず購入…

いやぁ、参りました・・・

家族の者が、家の中で骨折。入院してしまいました・・・。合い言葉は「転ばないように」だったんですけどね。 自力で電話のあるところまでなんとかたどり着き、ご近所の奥様にSOS。それから2軒の奥様がかけつけてくださり、救急車を呼んでくださったとのこと…

二月文楽公演第三部@国立劇場小劇場

外仕事が予想以上に早く終わったので、国立チケットセンターに電話してみたら、まだ、チケットはあるとのこと。じゃぁ、行っちゃえ!ということで、国立劇場へ。 チケットが売れている割には、結構、空席があるような気もしましたが・・・。 「道行初音旅」…

灯台下暗し書店にて

仕事で必要な本を買いに行ったついでに、そういえば!と思い出して「本の雑誌」を。

市川崑監督

夕方、携帯電話のフラッシュニュースで知って、びっくりしました*1。つい最近まで、作品を撮っていらっしゃったような気がしていましたが・・・。今年に入ってから、息苦しいと訴えて入院されていたとか。まだまだ、現役で作品を撮り続ける方だと思っていた…