『きのね』(上)

読み始めたら、「あ、これって十一代目がモデルだったんだ・・・」と。関容子さんの当代への聞書きで、子供時代のことをお話されたのを読んでいて、そこで出てきた生まれてから小学校に上がるまでのくらしぶりが、ちょうどこういう感じだった。それ以外にも、雪雄の家庭環境やら、彼が演じた演し物などを見ると「これは!」と。もちろん、フィクションの部分だってたくさんあるとは思いますが・・・。