2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『家元の女弟子』

中村雅楽探偵全集の最新刊が出たのだけれど、分厚いので、まだ買えずにいます。その替わりというわけでもないのですが、大間々からの帰りに、車中で読み始めました。 やはり、雅楽モノ、好きですね。家元の女弟子 (文春文庫)作者: 戸板康二出版社/メーカー: …

ながめ亭月見寄席@ながめ余興場

四季催行のながめ亭。秋は「月見」がお題ですが、残念ながら雨降りの一日でした。 出演は、古今亭菊六さん、柳家甚語楼師匠、柳家紫文師匠、橘家文左衛門師匠の4名様。出囃子は、長唄と常磐津の曲が半々。こういうのも、結構珍しいかもしれません。

『飛田和緒 ひとりごはん日記』

ま、われわれ一般人には、ちょっとまねできない点もたくさんありますが「お料理を仕事にしている方でも、こんなご飯で済ませちゃうこともあるわけねぇ〜」という部分もありました。飛田和緒のひとりごはん日記 (講談社のお料理BOOK)作者: 飛田和緒出版社/メ…

『つくもがみ貸します』

いやはや、「しゃばけシリーズ」とはまた違って、これはこれで面白いです。今回は「つくもがみ」たちがそれぞれのお話で語り手になっています。

『なんとのう、ええ』

京都の観世流シテ方の長老?片山慶次郎さんのご本。先代の井上八千代さんのご兄弟なんですね・・・。なので、八千代さんの芸談の聞き書きのご本もお書きになってます。なんとのうええ―慶次郎雑談作者: 片山慶次郎出版社/メーカー: 桧書店発売日: 2006/06メデ…

『つくもがみ貸します』

畠中恵さんの新シリーズ?。「しゃばけシリーズ」でお馴染みの妖たちですが、その中から百年以上を生き抜いた品物たちだけがなれる「付藻神」たちが登場しています。 主人公は、貧乏な道具屋兼損料屋の姉弟。といっても、この姉弟には、血のつながりがなくて…

行ったりきたり

午後から外仕事で三宅坂と銀座を往復。赤坂に戻って、12時過ぎにチケットの神様とタクシーで帰宅。 はぁ、きもので動き回ると、やっぱり疲れますね・・・。

結局・・・

昨日はこらえた料理本2冊、買ってしまいました。飛田和緒のひとりごはん日記 (講談社のお料理BOOK)作者: 飛田和緒出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/07/20メディア: 単行本 クリック: 23回この商品を含むブログ (18件) を見るくつろぎの食卓 おんなの、ひ…

『紫文式 都々逸のススメ』発売

わが、三味線の師匠の著書が、集英社から発売になりました。紫文式 都々逸のススメ作者: 柳家紫文出版社/メーカー: 創美社発売日: 2007/09/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 37回この商品を含むブログ (8件) を見るでございます(おーい、編集さん、早…

三響會の記事が「歌舞伎美人」に

気がつくのが遅すぎですが(笑)、10月27日の三響會について、ご兄弟のインタビュー記事が「歌舞伎美人」サイトにUPされておりました*1 「一角仙人」は見た事ない演目なので、特に楽しみです。 *1:http://www.kabuki-bito.jp/news/2007/09/__photo_43.ht…

灯台下暗し書店にて

外出するのに、読むモノを忘れた〜!ということで、駆け込み。昨日、教文館で「これは、出先で読むものがキレた!」といった時のために、買わずにおこうと思った、酒井順子さんの新刊文庫を・・・。ヲイヲイ、さっそくかぁ(笑)。箸の上げ下ろし (新潮文庫)…

望月朴清先生

先日、長唄の演奏会を休演されたというのは、風の便りで伺っておりましたが、まさか・・・。今月、歌舞伎座の初日夜の部「身替座禅」のタテ鼓を打っていらっしゃるお姿を拝見したばかりだったので、俄には信じられませんでした*1。ご冥福をお祈りいたします。…

『酒日誌』

結構、読みでがありました(笑)。でも、ツボちゃん節全開で面白いので、ぐいぐい読めましたけど。 しかし、坪内さん、こんなに飲んでいらして、大丈夫なんでしょうか? どなたかの主治医の方が、連載時に読んでいらして「いつ倒れてもおかしくない」とおっ…

秀山祭大歌舞伎夜の部@歌舞伎座

今月2回目の夜の部。

『華から幽へ』2007_053

ドラマティックな人生を歩まれた方なんだなぁと、思いました。そして、そのすべてが、能を舞うということに繋がっていた。喜多流に移籍し、そこをも出て能楽協会を辞め、演劇やオペラの演出を手がけ、映画に出演し・・・。そして、兄の寿夫さんが亡くなる直…

『酒日誌』

買ったまま、ずっと積ん読の山に埋もれてしまっていた、坪内さんのエッセイ集。何度か「見つからないから、もう一度買っちゃおうか?!」とも思ったのだけれど、「イヤイヤ、絶対に家のどこかにある!」と、我慢していたら、今頃やっと発掘できました・・・…

RAKUGO LIVE「三人集」@紀伊国屋ホール

昼夜通しで、お尻が痛いざます(笑)。紀伊国屋は、椅子がねぇ・・・。 昼の部 柳家三三「お富与三郎」木更津〜玄冶店 立川談春「お富与三郎」稲荷堀 立川志の輔「バールのようなもの」 仲入り 柳亭市馬「子別れ」通し 夜の部 柳亭市馬「国定忠治」忠治二人 …

ジュンク堂書店新宿本店にて

紀伊國屋ホールに行く前に、ジュンク堂にてあれこれ。なぜ、紀伊國屋じゃないかというと、紀伊國屋の方が、売り場が細かく別れているから、お会計がめんどくさいため(笑)。四百字十一枚作者: 坪内祐三出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2007/09/11メディ…

『華から幽へ』

今年6月に急逝された、観世栄夫さんの自叙伝。能以外の世界で活躍されている方というのは、知っていましたが、観世から出て喜多流に行かれて、それから能楽師をやめていらしたとは、知らなかった。でも、能を舞いたいというのが、そうした行動の根本にあっ…

第6回「喜正の会」@国立能楽堂

仕舞「楊貴妃」観世喜之 仕舞「松浦佐用姫」大槻文蔵 狂言「月見座頭」山本東次郎・山本則直 能「定家」観世喜正

奥村書店閉店 その2

お店のHPにも「閉店のお知らせ」が掲載されましたね。3丁目のお店は、そのまま営業されるようです。ただ、若のページに、ちょっと意味深なことが書かれていたので、続報を待ちたいと思います。

『蛍坂』2007_052

北森さんの「香菜里屋シリーズ」、相変わらず美味しそうなものが次から次へと登場するんですねぇ・・・。体調がよければ、もっと楽しめるかも?(笑)螢坂 (講談社文庫)作者: 北森鴻出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/09/14メディア: 文庫 クリック: 2回…

ミッドタウン能狂言第2日@ミッドタウン芝生広場

能囃子の世界「雪月花」 笛 一噌 幸弘 小鼓 大倉源次郎 大鼓 亀井 広忠 太鼓 金春 國和 大蔵流狂言「二人大名」 通行人 山本 則直 大名(甲) 山本泰太郎 大名(乙) 山本 則孝 仲入り 観世流能「葵上 古式」 六条御息所生霊 観世銕之丞 横川小聖 宝生 欣哉 …

奥村書店が閉店?!

幕見の帰りに、三味線屋さんに寄って、譜を購入し、ちょっとだけ時間があったので、奥村書店さんをさっと流そうかと思って行ってみましたが、なんと「閉店」の貼り紙が・・・。 ショックです。

[二人汐汲」@歌舞伎座幕見

外出するついでに、歌舞伎座幕見席で、3回目の「汐汲」。「阿古屋」の幕見の列がすでに延々とできていて、びっくり。係のおじさんの話だと、一番先頭の人は、2時過ぎには来ていたそうな。 「汐汲」も、入場が始まってちょっとして到着したのだけれど、「立ち…

『蛍坂』

『女子と鉄道』を読み終えたので、さっそく、『蛍坂』に取りかかりました。相変わらず、香菜里屋の工藤さんのお料理、美味しそうです。そして、工藤さんの洞察力。こんなお店があったら、行ってみたいものですが・・・。

灯台下暗し書店にて

とあるBlogで、「香菜里屋シリーズ」の文庫最新刊が出たと知ったので、灯台下暗し書店に。螢坂 (講談社文庫)作者: 北森鴻出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/09/14メディア: 文庫 クリック: 2回この商品を含むブログ (41件) を見る東洲しゃらくさし (PHP文…

『女子と鉄道』2007_051

一気読みでした(笑)。いわゆる「鉄っちゃん」とは違う、でも電車や列車に乗ってどこかに行くのが好き、そんな女性は、実は意外にたくさんいるのかもしれません。それが、列車に乗って遠くに行くことであったり、身近な電車の始発から終点まで、各駅停車に…

『女子と鉄道』

なんだかんだと言いながら、最近の酒井順子さんの著作は、ついつい買って読んでいる気が・・・。 ちなみに、わたしには鉄分はほとんどないと思います(笑)。女子と鉄道作者: 酒井順子出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/11/21メディア: 単行本(ソフトカ…

『ちんぷんかん』2007_050

「しゃばけシリーズ」は、いつも一気に読み終えてしまいます。またしばらく新刊は出ないんだよなぁ・・・と思うと、寂しいのですが、ついつい、面白くて楽しくて、読んでしまうのです。 今回は、若旦那が三途の川まで行ってしまったり、神様のお庭に行くこと…