『華から幽へ』2007_053
ドラマティックな人生を歩まれた方なんだなぁと、思いました。そして、そのすべてが、能を舞うということに繋がっていた。喜多流に移籍し、そこをも出て能楽協会を辞め、演劇やオペラの演出を手がけ、映画に出演し・・・。そして、兄の寿夫さんが亡くなる直前に、観世流への復帰の根回しを済ませてくださり。
ついに、栄夫さんのお能はもちろん、お舞台を拝見する機会もありませんでした。でも、何度か、銕仙会のあたりで、栄夫さんらしき方をお見かけしたことは、ありました。
この自伝を読んでみて、改めて残念だったなぁと、思いました。
- 作者: 観世栄夫
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2007/08/28
- メディア: 単行本
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