2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

北野武と義太夫

先日読了した『知られざる芸能史 娘義太夫―スキャンダルと文化のあいだ (中公新書)』のメモをとる。いろいろと「へぇ」な話題はあるのだけれど、はしがきで、北野武さんのおばあちゃんが娘義太夫だったという記述を読んで、そういえば、とあやふやながら思い…

月末恒例

昼ごはんを食べに出たついでに、銀行のATMコーナーに。家賃の振込みなど所用を片付けるのに、結構、行列した。ここは小さなATMコーナーなので、CDが2台しかなく、そのうちの1台を占拠して、男性が延々と振込みをしている。わたしの2人前に並んでいたおじさん…

『オールフライトニッポン』

なぜ、カテゴリーが落語なのに、「オールフライトニッポン」かというと、この本の著者が、柳家三太楼師匠と柳家三之助さんだから。お二人とも乗物大好き!という噺家さんで、三太楼師匠は、「東京人」12月号の山手線特集で、記事を執筆して、満面の笑みを浮…

『樋口一葉 日記・書簡』

奥付けのあたりをパラパラとめくってみたら、なんと明治の文学の『樋口一葉 (明治の文学)』をもとに再編集したものとのこと。ただし、注釈等は、新たにつけられたそうだが・・・。 いまのところ、一葉さんが半井桃水のところに通い始めたあたり。

ひさびさに

9時過ぎに帰宅して、久々に三味線をさらう。ハハハと白々しく笑うしかない・・・。また、精進いたしましょう。

『樋口一葉 日記・書簡集』

今日からお供本は、『樋口一葉日記・書簡集 (ちくま文庫)』。というのも、家で読んでいる『戸川秋骨 人物の肖像 (大人の本棚)』に、一葉さんの親の故郷である山梨を、記念碑の除幕式のため訪れた時の思い出話が出てきて、一葉さんの日記で、秋骨について書か…

片付けになってなかった

先日から、我が家の惨状をなんとかしなければ、と思いつつ、なかなか手がつけられないままとなっている。で、帰宅して、9時半を過ぎていたので、他のやるべきことは諦めて、ちょっと片付けでもするかと、やってみたのだけれど、とにかくモノが捨てられない性…

来年はほぼ日手帳だ

仕事中に腕時計を見たら、秒針がすごーく不審な動き方をしていて、焦る。秒針が止まっていると思うと、一気に5秒分くらい動くのだ。あ、これは電池切れだなと思い当たる。夕方、思ったよりも早く仕事が片付いたので、時計が止まってしまう前にと、さくらや…

『ほぼ日手帳の謎』

実家で、新聞の新刊広告を見ていたので、ついついお買い上げの1冊。近くのカフェでさっそく読んでみる。手帳とか日記に関する本って(一時ほどじゃないが)、つい買ってしまうのだ。もう一つの決めては、昇太師匠が愛用者?として登場していらしたから(笑…

ブックファースト渋谷店にて

最近、月に一度は、実家の帰りにブックファースト渋谷店に寄る→ついついあれこれ買ってしまうという行動が、レギュラー化しつつある。ウーン、あんまりいい傾向じゃないなぁ・・・(笑)。 とりあえず、岩波文庫の復刊をチェックしたかったのと、「東京かわ…

『娘義太夫』

『知られざる芸能史 娘義太夫―スキャンダルと文化のあいだ (中公新書)』読了。本牧亭で、一度、女流義太夫の会を聞いたことがあった。座敷に座布団を敷いて、みなさん思い思いの姿勢で聞いていらした。なんかホンワカと温かい空気が流れていたのを思い出した…

ああ、勘違い

先日、文藝春秋の雑誌「ノーサイド」の話題から、怒濤の三誌創刊が「クレア」「ノーサイド」「マルコポーロ」だと思って、晩鮭亭さんの日記のコメント欄に書き込んでしまったのだけれど、「彷書月刊」12月号の亀坪対談を読んでいたら、怒濤の三誌創刊は「ノ…

家読み本

単行本で、明治勉強につながる本を物色していたら、あるはずの本が雲隠れしていたりして、アレ?と思っていたら、山脈の下から『戸川秋骨 人物の肖像 (大人の本棚)』の顔が見えたので、これに決定。取り出すついでに、山脈の下の方に埋もれていた、歌舞伎関…

神保町のあちこちであれこれ

昼間に、仕事の空き時間を利用して、神保町へ。書肆アクセスの東京者フェアの棚が見たかったのと、明らかに、昨日読んだ『関西赤貧古本道 (新潮新書)』の影響だな、これは・・・。 買った本は 書肆アクセスが 磯崎嘉治『巣鴨と明治女学校?』(コインブックス…

残業中

仕事が終わらず、残業中。でもやっと急ぎの分がが終わったので、本日はそろそろ閉店。

『明治時代は謎だらけ』

目が覚めると、まだまだ余裕の時間だったので、あとほんの20ページ足らずとなっていたのを、一気に読了。後半は、明治のSFについての考察なので、そんなにすぐに反応するネタはなかったけれど、前半は、かなり興味深いネタ満載であった。そうそう、最近ち…

歌舞伎が世界無形文化遺産「傑作」に

能楽・文楽に続いて、歌舞伎も「人類の口承および無形遺産に関する傑作(世界無形文化遺産)の宣言」の「傑作」に選ばれたそうだ*1。まだ条約が発効していないのだそうだが、まぁ、平たくいえば、無形文化の世界遺産に指定されたということだろう。 *1:http:…

『知られざる芸能史 娘義太夫』

明治勉強の続きで、持ち歩き本は『知られざる芸能史 娘義太夫―スキャンダルと文化のあいだ (中公新書)』。明治の文人たちと娘義太夫との接点がいろいろと出て来て、またまた読みたい本が増殖中。時雨さんの『近代美人伝』を読んだだけでは、よくわからなかっ…

そういえば・・・

昨日は、一葉さんの命日だったのではないだろうか? 命日をきっかけに、なにか小説でも読もうと思っていたのだが、ボーっと一日過ごすうちに、忘れてしまった。やっぱりへたれだ(汗)。

はてなリングに参加して、テーマを変えてみた

出張所の方で使っているテーマがなかなかよいので、本家も統一してみた。それから、はてなリング「ノンジャンル読書者のウェブリング」に参加してみた。へたれな読者なので、恥ずかしいと思いつつ・・・。

『関西赤貧古本道』

今日からのお供は、山本善行さんの『関西赤貧古本道 (新潮新書)』に。明治勉強は、自宅本の『明治時代は謎だらけ』がまだちょっと残っているので、そちらで引き続き。その後は、何を読もうかなぁ・・・。課題図書がありすぎて、迷う(笑)。 山本さんの『関…

東京ランダムウォーク→リブロ

かろうじて、仕事が9時過ぎに終了したので、「そうだ、岩波文庫の復刊だ!」と思い立ち、東京ランダムウォークへ。半分位しか、期待してはいなかったのだけれど、案の定、復刊モノは1冊もなし。それでも、前々から買うぞ!と思いながら、なかなかきっかけが…

『関西赤貧古本道』

いやはや、面白くてアっという間に読了。というのも、仕事の合間に長い待ち時間があったため。お影様で、帰りはギリギリ本日中なのであった。 予想通り、読んでみたい本、読んでみたい作家、多数。たとえば、河盛好蔵『藤村のパリ (新潮文庫)』。山本さんは …

あー、今日も出動?

12時ちょい前に、携帯の着信音が鳴る。こっちにかかってくるのは、仕事の電話だよなぁ・・・と思ったら、案の定、本日作業をしているスタッフからのSOS。それは、昨日出かける前に用意した、そのスタッフに渡す袋の中に入れたはずなんだけど、バタバタしてい…

『近代美人伝』

このところ、バタバタしていたせいか、あと20ページ足らず、というところで足踏みしていた『新編 近代美人伝〈上〉 (岩波文庫)』を読了。最後は平塚らいてふ。「青鞜」のことはあまりよく知らないので、この辺は勉強しないと。やはり、明治時代は面白いけれ…

岩波文庫復刊情報

「文庫本大好きー岩波文庫コレクション」*1さんの10月28日のエントリーで、11月22日に岩波文庫の復刊が発売されるということを教えていただく。 気になったのは、 ■ 鏑木清方随筆集? 東京の四季 山田 肇 編 ■ 九鬼周造随筆集 菅野 昭正 編 ■ 最暗黒の東京 …

落語研究会@国立劇場小劇場

柳家小太郎「夢の酒」 桃月庵白酒「臆病源兵衛」 桂小米朝「くしゃみ講釈」 仲入り 林家正蔵「鼓ヶ瀧」 五街道雲助「富久」 例によって例の如くで、業務連絡その他で、あまり聞けなかった。白酒師匠の「臆病源兵衛」は、プログラムに寄せられた長井さんの原…

こういう日に限って・・・

昼ごはんはなんとか、外に食べに出ることができたので、ついでに灯台下暗し書店に立ち寄ると、文庫の平台に『志ん生一代〈上〉 (人物文庫)』『志ん生一代〈下〉 (人物文庫)』を発見。学陽書房の人物文庫がここに並んでいるとは思っていなかったので、ラッキ…

仕事が終わらん・・・

明日、急な外仕事が発生したのと、明後日が祝日のため、今日中にできることはやっておかねば!と仕事を片付けているところ。今日の昼間も突発仕事で、ほとんどルーティンがなにもできなかったので、片付かないなぁ・・・。

花森安治の展覧会!

退屈男さんのBlog経由*1で「ナンダロウアヤシゲな日々」の11月27日*2にたどりつくと(アンテナには登録してあるし、日々チェックしているのだけれど、2泊3日で留守にすると、更新を追いかけきれないのです・・・と言い訳)、本題はおいといて(オイオイ)、…