2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『文楽の男』

玉男さんの聞き書きを読んだのがきっかけで、先日購入した1冊。写真がいっぱいあって、蓑助さんとのコンビのものがやっぱり多いなぁ〜。文楽の男―吉田玉男の世界作者: 吉田玉男,山川静夫出版社/メーカー: 淡交社発売日: 2002/01/01メディア: ハードカバー …

久しぶりの地元古本屋さんにて

諸般の事情により、実家行きは中止となり、珍しく芝居を見る予定もない休日に。食料品の買い出しに出たついでに、久々に地元の古本屋さんを訪ねる。 1軒目で早々と『ぼくの美術帖』でも触れられていた『劉生絵日記』が3冊揃いで並んでいて、かなり心が動い…

『ぼくの美術帖』

美術全般についてほとんど知識も、実物を見たという体験も多くは持たないのだけれど、とりわけ現代アートとか、西洋の画家とか、固有名詞が出て来ても???なわたくし。そんな中で、第一部の小村雪岱とか山岡荘八なんていうのには、ちょっと興味があったの…

2月公演の予習

第二部の演目「敵討襤〇錦」(かたきうちつづれのしにき)の台本が見つからない。 近松の「鑓の権三」と「女殺油地獄」は日本古典文学大系にあったけど。日本古典文学大系〈第49〉近松浄瑠璃集 (1958年)出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1958メディア: ?こ…

三津五郎さまのインタビュー記事

来月の「蘭平物狂」について、ググっていたら、三津五郎さまのインタビュー記事を発見! http://www.cpra.jp/web/interview/vol014/ 新国立の「鵺」のこともちょっとだけ触れられていた。

来月の予習

つい先日、千秋楽を迎えたばかりだと思ったら、もう2月の初日がすぐそこに・・・。あわてて「菅原伝授」と「蘭平物狂」と「勧進帳」と「三人吉三」の台本を入手した。「文七元結」は歌舞伎の台本が見つからなかったのだけれど、これはまぁ、落語で何度も聴い…

短期能楽教室お稽古(補講)

日曜日のお稽古を休んでしまったので、先生が補講をしてくださるとのありがたい仰せ。謡は「土蜘蛛」の最後までいってしまったということで、駆け足で最後までお稽古していただく。だいたいは、強吟の今までにも何度も出てきたパターンなのだけれど、ところ…

歌舞伎座建替え計画案が・・・

新聞各紙で報道され、それを受けてテレビでも紹介されていたが・・・。うーん、半端に今の歌舞伎座の外観を残すんだったら、いっそのこと外はビルにしちゃって、中をきちんと歌舞伎仕様にしてくれ!!と言いたい。 建築許可は都知事が出すのかもしれないけど…

寿初春大歌舞伎夜の部@歌舞伎座

予想通り、仕事が切り上がらず「鏡獅子」に滑り込む。「対面」を日曜日にじくり観ておいてよかった・・・。 これまた予想通り、勘三郎さんは最後、毛を振りまくり。胡蝶ちゃんたちは、息も絶え絶えで、振り過ぎかな?と。毛を振っている途中で、客席から指笛…

教文館にて

帰りに教文館に寄って、売り場をぐるっとひとまわり。江戸文学問わず語り (講談社文芸文庫)作者: 円地文子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/01/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (7件) を見る五足の靴 (岩波文庫)作者: 五人づれ出版社/メーカー: 岩…

三津五郎さまが新国立の「現代能楽集」シリーズに登場!

国立劇場のチラシ置き場を点検(笑)していたら、7月に新国立劇場で上演される「現代能楽集」シリーズの「鵺」にに、三津五郎さまが主演なさるという、速報チラシを発見! パソコンで作ったのをカラーコピーしたっていう感じの、ほんとに仮のチラシだ!!と…

落語研究会

米團治師匠となっての初登場、それに白酒・喬太郎師匠も出演ということでか、早々に満員札止め。市朗改め市楽くんも、研究会初高座。黒紋付に袴で登場して「やかん」を。研究会で「やかん」ってそういえば珍しいかも? 続く白酒師匠は「ずっこけ」。白酒師匠…

木挽堂書店にて

先日お邪魔したときに目をつけておいた「名作歌舞伎全集」の端本を買おうと、昼夜の入れ替えの時間に木挽堂さんへ。 2巻は来月の「菅原伝授」が入っているので、ぜひ入手しておきたかった巻。月報もちゃんとついていたので、これは迷わず。もう1冊は月報がな…

寿初春大歌舞伎@歌舞伎座

今月2度目の昼夜通し。そもそもは昼の部だけのつもりだったのが、たまたま、夜の部のわたし好みの席が直前にWEBに出たので、ついポチっと(笑)。 やっぱり「正月から俊寛はなぁ・・・」と。「十六夜清心」では、梅枝くんがぐんとよくなっていて、花道と本舞…

明日の予習?

初日に一通り見ているので、今更?という気もしないではないが、とりあえず、歌舞伎座昼夜の演目の台本を、手に入る限り読んでみた(黙阿弥選集の「十六夜清心」は読み切れていないが、名作歌舞伎全集の方は読んだから、まあとりあえず良しということで)。…

『ぼくの美術帖』

何度か積ん読の山から取り上げては、うーんやっぱり今じゃないな・・・と思ってまた山に戻していた1冊。その最大の理由は、たぶん最初の2編がティツィアーノとデュフィだったから。 中野さんの『小津ごのみ』を読んで、東哉(本当はハライがない)の茶碗を…

『小津ごのみ』

小津作品といえば「東京物語」と「鏡獅子」なわたし(他にも観てない訳ではないけれど)。中野さんの視点を通してみた小津作品の数々は、きもの好きであり、昭和の日本に愛着を感じるなら、もっと観るべし!と言われたような気が・・・。 小津を読み解きなが…

CXの中村屋特番

家で留守録しているので、ま、いいかと思いつつ、残業しながら見ていたら、結局こんな時間・・・。ここまで見ちゃったら、最後まで見るしかないですな(笑)。鶴松くん、新悟くんも結構いっぱい映ってて嬉しいな。もちろん、小山三さんも! 仁左衛門さんも!…

「鏡獅子」幕見3回目@歌舞伎座

千秋楽も近づいて、チケットもかなり品薄になったせいか、幕見も混んできた。とはいえ、今日は立ち見覚悟なら、OK。うーん、今日は地方さんがイマイチな感じ・・・。わたしも、あわてて職場を出たので、メガネを忘れてしまった(^_^;) チケットWeb松竹に25日…

「花道会」のゲストに三津五郎さまが・・・

「歌舞伎美人」に本日UPされた情報によると、明日の!?「花道会」のゲストが、三津五郎さまとのこと。えーーー、明日はいけないよぉおおおおおおおお! なんで三津五郎さまがらみのイベントっていうと、予定が合わないんだろう(号泣) 詳しくはページが見…

Happy Birthday to Mr.Mitsugoro!

はい、本日は三津五郎さまの53回目のお誕生日。国立が昼公演なので、お芝居を拝見にも行けず残念だなぁ〜。

寒い!

午後から雨は上がるという予報があったらしいが、結局一日中、細かい雨が降って、寒かった・・・。にもかかわらず、帰りに傘を持って出るのを忘れ、取りに戻るのも面倒なので、そのまま帰宅。ダウンのコートについているフードをかぶって歩く(^_^;) 家に着い…

『作者の家 第一部』

長年、読もう読もうと思って、古典芸能関連の本棚にさしてあったのだけれど、なんだかその気にならないまま今日に至った『作者の家』。今朝、そういえば新しい持ち歩き本を何にしよう?と思った瞬間のヒラメキ?(笑)で、本棚から引っ張り出す。作者の家―黙…

青山ブックセンター本店にて

帰りに、ちらと青山ブックセンターに寄り道。文楽の男―吉田玉男の世界作者: 吉田玉男,山川静夫出版社/メーカー: 淡交社発売日: 2002/01/01メディア: ハードカバー クリック: 5回この商品を含むブログ (15件) を見るきもの歳時記 (平凡社ライブラリー (242))…

花組芝居「夜叉ヶ池」@青山円形劇場

ぴあの先行予約に当たったので、初めて花組芝居を見る。円形劇場の真ん中に大きな鐘が置かれていて、鐘の音とともにその鐘が天井に釣り上げられると、中から百合と明が・・・。なるほどねぇ〜。釣り上げられた鐘が、ちょっと「道成寺」を思わせるなぁ〜と思…

今年の目標

見ることになっている歌舞伎・文楽・能の台本(正本、謡本など)を読むこと。 今までにも何度か、「よし!」と思ってとりあえず、台本をコピーなどで入手したりはした。が。どうも、長続きしなかった。 先日、『文楽の研究』をやっとこさ読み終えて、その中…

『ジェネラル・ルージュの凱旋』(下)

そうか、『ナイチンゲール』と同時進行の別のストーリーなのね、というのは読み始めてわりとすぐに気づいたんだけど、ミステリという枠をとっぱらったように見える『ジェネラル・ルージュ』の方が、わたしには面白かったかな。ジェネラル・ルージュの凱旋(下…

バッタリ

キリのいいところまで本を読んで、ドトールを出て、裏道を歩いていたら、我らが柴田先生にバッタリ。てっきりこれから飲み会にお出かけかと思ったら、帰りは渋谷まで歩くようになさっているとのこと。失礼しましたσ(=^‥^=) ここでお目にかかれたのをこれ幸い…

『ジェネラル・ルージュの凱旋』

老舗スーパーで食料品の買い出しをしたあと、ドトールに寄って、残り少ない上巻をとりあえず、読了。しかし、これ、文庫本1冊でいいのになぁ。ジェネラル・ルージュの凱旋(上) (宝島社文庫)作者: 海堂尊出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2009/01/08メディア:…

木挽堂書店にて

この前は棚になかった探しモノがあった!歌右衛門伝説作者: 渡辺保出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1999/05メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (7件) を見るそれと、戸板先生の『舞台の誘惑』とう新書版の本があったので、それも。