2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

出版界は「ノート」ブーム?

ちょっと前に、東大生のノートが・・・っていう本が流行ったと思ったら、もしかして今度は大人向けのノート本がブーム? 灯台下暗し書店の実用書コーナーにも、「ノート」がどうしたこうした的な本があれこれ。100円ノート『超』メモ術作者: 中公竹義出版社/メ…

たまに行く書店にて

ふらーっと書店に行ってみたものの、そういう時に限って「あったら買うぞ!」と思っていた本がなかったりするのは、なんでだろう? で、なぜかちくま文庫のコーナーに『江戸名所図会』が何冊か並んでいて、その別巻は入手していなかったはずなので、購入(別…

リブロにて

お囃子のお稽古の帰りに、最寄の1つ手前の駅で下車してしまった・・・。ということでリブロに寄り道。彷書月刊 289号(2009年11月号)出版社/メーカー: 彷徨舎発売日: 2009/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る12月号が…

『悪への招待状』

「三人吉三」をベースに、幕末の江戸の人々のくらしや娯楽、考え方などを紐解くのに、ちょっと凝った趣向が用意されていたのに、最初はびっくり。でも、小説家である著者の想像力とか物語構成の巧みさで、この芝居を見た事がない人でも、きっと楽しく読める…

『ベストセラーだって面白い』

買ったまま積ん読の山に埋もれていたのを、発掘。岡崎さんの視点が利いてるなぁ。ベストセラーだって面白い作者: 岡崎武志出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2008/02/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 87回この商品を含むブログ (17件) を見る

『五・七・五 句宴四十年』

東京やなぎ句会のことを最初に知ったのは、亡くなった江國滋さんの『おい癌め汲みかはそうぜ秋の酒』という闘病記だった。その後、小沢昭一さんのエッセイなどでも時々話題に上るし、小三治師匠や扇橋じーちゃんが参加しておられるということもあり、きにな…

第一回鳥羽屋文五郎の会@三越劇場

歌舞伎を中心に活動している鳥羽屋文五郎さんの初めてのリサイタル。父上は人間国宝の鳥羽屋里長さん。とはいえ、出演はなさらず。NHKの葛西アナが進行役で登場しておしゃべり。こういう会は、初めてだといろいろやりたくなる気持ちもわかるんだけどね。舞台…

灯台下暗し書店にて

今週の「文庫本を狙え!」のお題逢わばや見ばや 完結編 (講談社文庫)作者: 出久根達郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/11/13メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見るをば。ついでに?yom yom (ヨムヨム) 2009年 12月号 [雑誌]出…

『悪への招待状』

なんだか読むきっかけがないまま、積ん読の山に隠れていたのが、ひょっこり出てきたので読み始める。いまさら気づいても遅いんだけど、「三人吉三」を中心に幕末の庶民たちについての考察が展開されるみたいで、演舞場に行く前に読んでおけばよかった・・・。悪…

『相剋』

うーん、父と子はまだ対面しないのか? 佐伯さん、引っ張るねぇw。江戸に残された女三人も、それぞれの悩みや迷いを抱えていて、助け合って乗り越えようとしている。さて、2回目の大試合までにあと何巻が費やされるのだろうか?www相剋―密命・陸奥巴波〈…

落語研究会@国立劇場小劇場

今日は、密かにごひいきの菊六くんが初登場!先日、NHKの賞をもらったばかりで、人気も上昇中らしい。端正な語り口に磨きがかかったような。初登場の割に落ち着いた高座ぶりで、やっぱりいいね、という「幇間腹」であった。続いて、こちらも初登場の文左衛門…

『相剋』

磐音さんを読み終えちゃったので、今度は清之助くん。っていうか、いつの間にかこっちのシリーズは、惣三郎さんが脇にまわっちゃったよねぇ。またもやよその家の騒動に巻き込まれ"かほり"が・・・。相剋―密命・陸奥巴波〈巻之二十一〉 (祥伝社文庫)作者: 佐伯泰…

『侘助ノ白』

デブ軍鶏くんも、すっかり堂々とした若武者になったなぁ。しかし、最後に土佐の人が言った「人を斬ったら達人にはなれない」って言う言葉は重いな・・・。そして、またもや西の丸様の周辺に何かが起こりそうな気配をプンプンとさせて終わった・・・。次が気になる…

『侘助ノ白』

もう佐伯さんもキリがないから、いいか・・・と一度は思ったのだけれど、磐音さんはやっぱりキニナルよ。正月にまたNHKさんがスペシャルやるらしいし。ということで、さっそく読み始める。前の巻の展開すっかり忘れてたから、いきなりデブ軍鶏くんの話から始…

灯台下暗し書店にて

年末か年始に続きが出るらしいというウワサを聞いたので、まだ読んでいなかった侘助ノ白 ─ 居眠り磐音江戸双紙 30 (双葉文庫)作者: 佐伯泰英出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2009/07/16メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (18件) …

『五・七・五句宴四十年』

扇橋じーちゃん、いや宗匠をはじめ、小三治師匠や米朝師匠、小沢昭一さん、矢野誠一さんたちの「東京やなぎ句会」が始まってから今年40周年、ということで、それを記念して皆さんの思い出話と俳句をまとめた一冊。 こういう仲間がいたら、俳句もまた楽しかろ…

顔見世大歌舞伎@歌舞伎座

「忠臣蔵」の通しだから、こちらも通しで拝見!という暴挙に。しかも、昼は3階のてっぺんの方、夜は1階の後ろの方という脈絡のない席とり。いや、出遅れたので残り物から選んだら、こうなっただけなんだけど。 「忠臣蔵」の昼の部は、特に男たちのドラマで、…

『書いて稼ぐ技術』

永江朗さんの「本」は初めて読んだかも・・・。ネットの連載とか、雑誌記事なんかは読んだ事があるのだけれど。 まさに「稼ぐ」のに必要な、交際術や自己PR法、資料の読み方、などという具体的な「技術」指南書、といった感じ。 本をどうしても処分しなければな…

花形歌舞伎夜の部@新橋演舞場

夜の部は「三人吉三」の通しと「鬼揃紅葉狩」。 「三人吉三」という芝居は、やっぱり面白く、よくできているなぁ。「因果はめぐる」んだよな。そして、八百屋お七からも上手に世界を取り入れている。意外だったのが、愛之助さんのお坊。ちょっと小柄な印象も…

第七期短期能楽教室お稽古7回目

連休の中日のせいか、お稽古に参加する人が少なかった。4期生はわたしを入れて2名。 謡は「竹生島」の先日の続き。ずんずん進んでしまって、ちょっと焦る・・・。しかも、先生が最後におっしゃってたけど「節が難しい」ところだし。次回まで約1ヶ月あるので、復…

『江戸東京落語散歩』

小満ん師匠が「東京かわら版」に連載していたものを単行本化。連載時には、あまりちゃんと読んでいなかったので、今回がほぼ初見状態。 小満ん師匠の高座を彷彿とさせるような、端正な語り口と豊富な知識にあふれた、ステキな東京本。落語ファンはもちろんだ…

ブックファーストにて

渋谷を通ったついでに、ブックファーストをのぞく。また、ほかではまだ見かけない、キニナル本があれこれあったものの、文庫本1冊にとどめる。もののはずみ (角川文庫)作者: 堀江敏幸出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2009/06/…

『志ん生の右手』

矢野誠一さんの、ずっと読みかけのまま放置していた本を再開して、読了。特に目次をチェックしたとか、そういうわけでもないのだけれど、不思議と最近読んだ本や興味を持ったこととつながってくるんだよなぁ。本に呼ばれた感じ、とでもいえばいいのかな? 解…

11月歌舞伎公演@国立劇場

国立劇場というと、どうも通し狂言や新作、復活モノというイメージがあるのだけれど、今月は「外郎売」「傾城反魂香」「大津絵道成寺」という「みどり」の番組。 「大津絵道成寺」は、たぶん初見。所化のかわりに唐子が出てきて、藤娘が「娘道成寺」を踊ると…

『夜叉桜』

前作弥勒の月 (光文社時代小説文庫)作者: あさのあつこ出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/08/07メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 21回この商品を含むブログ (23件) を見るに続く、信次郎と清之介の物語。清之介は、『夜叉桜』を読むと、だいぶイメージ…

灯台下暗し書店にて

南陀楼綾繁さんの新書がそろそろ書店に並ぶはず!ということで、灯台下暗し書店へ。一箱古本市の歩きかた (光文社新書)作者: 南陀楼綾繁出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/11/17メディア: 新書購入: 6人 クリック: 177回この商品を含むブログ (75件) を見…

第七期短期能楽教室お稽古6回目

平日夜のお稽古は、今期は基本的にこれが最後かな? 7時ちょい前にお稽古場についたら、入り口に何人か待機中の模様。お稽古場が空くのを待っているとの事。先生はその間に、遊びに来ていたらしい某師のお嬢さんをだっこして、ご満悦w。お嬢さんのママ曰く…

自分のミスが自分にかえってくるのは仕方ない・・・

「さ、今日は8時には帰るぞ!」などと思っていたのだけれど、最近、仕事のペースを変えざるを得なくなった関係でうっかりやり残しを発見。それを片付けて、今度こそ!と思ったら、急ぎのチェックメール到来で、それを片付けようと添付ファイルを開けたら・・・…

『夜叉桜』

前作弥勒の月 (光文社時代小説文庫)作者: あさのあつこ出版社/メーカー: 光文社発売日: 2008/08/07メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 21回この商品を含むブログ (23件) を見るが結構面白かったので、文庫化された続編も。

灯台下暗し書店にて

ほんとは、別の本を見に行ったのだけれど、とりあえず・・・。夜叉桜 (光文社時代小説文庫)作者: あさのあつこ出版社/メーカー: 光文社発売日: 2009/11/10メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (8件) を見る書いて稼ぐ技術 (平凡社新書)…