2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

平成19年度日本芸術院賞発表

すでに、あちこちのBlogでもエントリーがUPされておりますが・・・。 平成19年度の日本芸術院賞*1が発表になりました。 能楽からは、笛方の一噌仙幸(ひさゆき)さんが、歌舞伎からは時蔵さんと芝雀さんの受賞が決まったそうです。 一噌さんのお名前、いつも…

北森紳一さん

3月29日に亡くなられたそうです。死因は心不全。享年70歳*1 草森さんというと『本が崩れる』の人っていうのが、わたしのイメージです・・・。随筆 本が崩れる (文春新書)作者: 草森紳一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/10/20メディア: 新書購入: 3人 …

さよなら、黒猫堂

3月30日(日)の1日のみ、営業するそうです友人有志の方たちが、黒猫堂を1日だけ、営業することが決まったそうです。 詳しくは、Calo Bookshop&Cafe のHPをご参照くださいませ。 http://www.calobookshop.com/黒猫堂のBlogにも、最終営業のお知らせなどが掲…

「俄獅子」太鼓5回目

お稽古場に着くと、先生の声が鼻にかかってる・・・。「風邪がぶり返しちゃったんですか?」と伺うと「そうじゃなくて、花粉症が今日は家の中の方がひどくて、ずっとこんななんだ」とのこと。お稽古が始まっても、先生つらそうで・・・。 前回、まったく先生…

桜咲く

いよいよ、満開の桜ですが、意外に気温は低め。母の病院に行くのに、わりあい、軽装で出てしまったのを後悔しました。帰りは、ストールを首まわりにグルグル巻きにしましたよ(笑)。 明日、お囃子のお稽古があるので、往復の私鉄の中では、ひたすら録音を聴…

「狂言劇場」其之四@世田谷パブリックシアター

Aプロ2回目です(笑)。今日は、お笛が幸弘さん。まさに「吹きまくり!」という感じの素囃子でした(多分、獅子だと思うんですが・・・)。ポストトークは、萬斎さんと長塚圭史さん。長塚さんって、長塚京三さんの息子さんだったんだなぁ・・・なんて、今頃…

落語研究会@国立劇場小劇場

小三治師匠と扇橋師匠という、わたしにとっては、万歳ものの顔付けでした(笑)。やっぱり、扇橋師匠、何をなさっててもいいです(笑)。ちょっと、怪しくなりかけたところもありましたが、そんなことは問題ではありません。「弥次郎」って、誰がやっても面…

げ・・・

昨日の「黒談春」なんと「二階ぞめき」をかけたらしい・・・。くぅ〜、行きたかった・・・。体は二つないんで、しょうがないのだけれど・・・(号泣)。

シリーズ「歌」VOL.11の追加公演

このところ、三響会Blog、家元が独りで更新してる!と思ったら、一気に広忠さんがまとめUPを・・・。で、6月の紀尾井ホールの演奏会、なんと、追加公演があるんですとっ! しかも、一部メンバーと曲目が違うじゃないですか!! うーん、やっぱり三響会友の会…

銕仙会青山能@銕仙会能楽研修所

仕舞「舎利」と、狂言「成上り」、能「杜若」恋之舞という番組でした。「舎利」には、先日の定期公演の後ツレでも出演された、鵜沢光さんが舞っていらっしゃいました。演目の雰囲気の違い、装束付きと仕舞、水道橋と青山の見所の大きさの違いなど、様々な要…

『心より心に伝ふる花』

昨日のショックを引きずりつつ(笑)、文庫になったんだからと、さっそく持ち歩き本にしました。 先日、知人と食事をした時に「そういえばさ、昔、宝生能楽堂に一緒に行って、入れなかったことがあったじゃない? あのとき、寿夫さんが舞ったんだよ」と言わ…

灯台下暗し書店にて

改装が終わって、2度目です。モノのあり場所が変わってしまったので、あっちへウロウロ、こっちへウロウロっていう感じです。 お目当ては、「文藝春秋2008年4月臨時増刊号 ニッポン再発見 もうひとつの京都」。古本屋を歩くページに、「黒猫堂」が写真入りで…

「狂言劇場其之四」Aプロ@世田谷パブリックシアター

「子盗人」と「唐人相撲」の2番に、ポストトーク付きでした。 「唐人相撲」は、たぶん、能楽堂での上演にくらべると、ずいぶんショウアップされているんじゃないか?という印象ですが、ほんとは、そんなことないのかな・・・。とにかく、舞台の上に20人ぐら…

『謡曲を読む』

家読み本を何にしようか、比較的最近入手した積ん読の山を物色していて、発掘したのが、これです。お能三昧ですなぁ・・・(笑)。「よし、コレだ!」と決めてから、目次を見てびっくり。なんと、「熊野を読む」という章が・・・。たまたま、ただいま「熊野…

『こころげそう』

畠中さんの時代小説、この世ならぬものたちの存在が、すごくいいなぁ・・・。今回も、於ふじちゃんがいい。そして、その於ふじちゃんに想いを寄せる宇太も、於ふじちゃんのお父さんも、お品ちゃんも・・・。 みんなとてもステキな人たち。これって、続きがあ…

『銀座開化おもかげ草紙』

持ち歩き本も読み終えてしまい、さて次は・・・と、ふたたび、最近買った分の積ん読の山を漁ると、松井さんのコレが。銀座開化おもかげ草紙 (新潮文庫)作者: 松井今朝子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/09/28メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含…

ジュンク堂にて

げ、ショック! 先月、やっと奥村書店で見つけた!!と喜んでいたこの本が、文庫に・・・。心より心に伝ふる花 (角川ソフィア文庫)作者: 観世寿夫出版社/メーカー: 角川学芸出版発売日: 2008/03/25メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (8件) を…

『こころげそう』

家読み本は、次は何にしようか?とちと迷い、積ん読の山を漁ってみたら、買ったまま、姿が見えなくなっていた、コレを発掘! このひらがなタイトルには、そういう意味があったのねぇ・・・。畠中さん、やっぱりいいなぁ。こころげそう 男女九人 お江戸恋もの…

『破牢狩り』

かなりハチャメチャです。でも、面白かった! 読みながら「これって、シリーズ第一作じゃないんじゃない???」と思っていたら、巻末の縄田さんの解説によると、案の定、この前に2作あるんじゃあ〜りませんか! 佐伯さんて、文庫書下ろしがほとんどなので、…

『破牢狩り』

「密命」シリーズは、次なる新装版が出るのを待つことにして、他のシリーズをお試し中です。とりあえずこの「夏目影二郎影始末」シリーズは、破天荒だけど、それだけに面白いかも?という気がしております。破牢狩り (光文社時代小説文庫)作者: 佐伯泰英出版…

『狂言三人三様 野村萬斎の巻』

最後のパートは、萬斎さんを取り巻く、いろんなジャンルの人たちが、萬斎さんについて語ったものがまとまっておりました。 萬斎さんの中には、いつでも「狂言」という、ゆるぎないモノがあって、だからこそ、新しいものをやっても、違う文化のものをやっても…

花粉がぁ〜(T-T)

今日は、今シーズンでも一二を争う、花粉大量飛散だったようです。お天気が悪かったので油断して、マスクなしで出掛けてしまったら、職場についた頃からくしゃみが止まらず、目はムズムズ。あわててマスクをかけましたが、時既に遅し・・・(T_T) 昼過ぎまで…

『深川芸者殺人事件』

シリーズタイトルの「耳袋秘帖」っていうのに引かれて読み始めた訳ですが、だいわ文庫の版組と、著者の文体があまりわたしには合わない様な気がします。なので、引き続き、このシリーズを読むかどうかは、微妙なところですね。というか、今のところは読まな…

『狂言三人三様 野村萬斎の巻』

とにかく、ご本人のインタビューが面白かったです。それと、狂言の演目一つ一つについて、万作さん・千五郎さん・萬斎さんの芸談が載っているのですが、お流儀(家の、というべき?)の違い、時代の違いみたいなのが、結構わかりやすくて、これも面白かった…

「俄獅子」4回目

仕事の後、お囃子のお稽古に。いやはや、なんでこんなに覚えが悪いんでしょうか・・・。先生に何度「すみません」と申し上げたことか・・・。 新しいところはともかくも、前回の復習のところでも、つまずいてしまいました。

木挽堂書店にて

久々に、歌舞伎座に行ったので、ちょっと木挽堂さんを覗きました。今回は、すごい掘り出し物には出会わなかったのですが、先日から読んでいる、坪内さんと福田さんの対談本で絶賛されていた『私事』のいい状態でお手ごろ価格のものを見つけたので、いただい…

「春の寿」幕見@歌舞伎座

先日、昼の部をパスしてしまったのですが、その後、「三響会Blog」で「今年最初で最後の兄弟一緒の出囃子」と家元が書いていらっしゃり「そりゃ大変だ!」ということで、仕事の前に幕見に行ってきました。 「春の寿」は長唄の「種蒔三番叟」と「屋敷娘」の間…

明日オープン

赤坂Sacasが明日いよいよ、グランドオープンということで、朝から大階段のところで、明日の生番組のリハをやってました。いろいろな出店の準備もしていて、昼前には、クリスピードーナッツの差し入れが、職場に! 「これで、並ばなくて済んだ!」と栗栖ピー…

第17回浅見真州の会@国立能楽堂

行けるかどうかわからなかったので、チケット予約をしていなかったのですが、3月18日に「屋島」を拝見するっていうのは、なかなかない機会なので、思い切ってでかけることに。当日券でギリギリ入場できました。 「屋島」っていうのは、義経をめぐる物語の一…

昼過ぎに知人から電話。先日、あちらのご都合で流れた、晩御飯のお誘いでした。以前、よくご一緒させていただいたお寿司屋さんで待ち合わせ。ランチはたまには来ていましたが、夜は、ほんとに久しぶり。程よい混み具合で、落ち着いておしゃべりをしつつ、お…