2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

三津五郎さまの「靭猿」と吉右衛門さんの「一條大蔵譚」

ついに、四月の歌舞伎座千龝楽。これでまたしばし、三津五郎さまの舞台とはお別れだ…。 ということで、「寿靱猿」は、ひたすら三津五郎さまを見ていた。筋書のインタビューで「復帰の演目といえども、挑戦したい」とおっしゃっていた、歌舞伎座本興行での初…

目白夜会@目白庭園赤鳥亭

小満ん師匠の会だというのに、お能のお稽古が長引いてしまい、遅刻…。今回のゲストは扇辰さんだったのに。扇辰さんの「一眼国」が始まってしばらくたったところに滑り込み。最初から聴きたかったなぁ…。 中入りをはさんで、小満ん師匠の「らくだ」。火屋まで…

銕仙会定期公演@宝生能楽堂

今日は、銕仙会の4月定期公演を拝見に、宝生能楽堂へ。 番組は、柴田稔「小塩」、禅竹十郎「魚説教」、鵜澤久「鉄輪」「小塩」は、柴田先生からお稽古に伺った折や、自主講座で表あきらさんのレクチャーを受けていたので、事前に、題名から受ける印象と、内…

『能狂い』

地元図書館の文庫本の棚で偶然見つけて、読んでみた。能の評論家・大河内俊輝さんの随筆集。 この本を手にとった理由の大きな部分が、三月書房の小型本だった、という点にある。 わたしにとって、三月書房の小型本といえば、戸板康二。そして、八代目三津五…

春の正蔵@紀尾井ホール

たま平「道灌」 正蔵「徂徠豆腐」 つる子「壺算」 正蔵「山崎屋」 正蔵さんが高座にかける根多で、若旦那と子どもが出てくるものは、好きだ。「しじみ売り」「四段目」「七段目」「子別れ」etc. 今回の「春の正蔵」で「徂徠豆腐」をネタおろしすると聞いて、…

「寿靱猿」幕見@歌舞伎座

今月も歌舞伎座の初日を通しで見物した。もちろん、三津五郎さまの本興行復帰初日を見届けるのが第一のお目当て。初日は、三津五郎さまが花道から登場されると、あとはほとんど三津五郎さまから目が離せず、舞台全体を見渡す余裕がなかった(^^;)。で、どこ…

末広亭夜席

この春の落語協会新真打披露興行も、鈴本を打ち上げ、末広亭に。鈴本に続き、末広亭にも行ってきた。 今回は5人が真打昇進なので、各寄席でトリをとるのは2日ずつ。そんな状況で、桂才紫改め三代目桂やまとさんのトリの日が、戦艦大和が沈んだ日だというのを…