『能狂い』

地元図書館の文庫本の棚で偶然見つけて、読んでみた。能の評論家・大河内俊輝さんの随筆集。
この本を手にとった理由の大きな部分が、三月書房の小型本だった、という点にある。
わたしにとって、三月書房の小型本といえば、戸板康二。そして、八代目三津五郎、十三代目仁左衛門だ。三月書房の小型本だったら、面白いんじゃない? そんな期待を抱かせてくれる、可愛らしいシリーズなのだ。

読んでみたら、わたしにとっては、昔から能を見ている知人から話には聞いている”伝説の能楽師”たちの芸談、その素顔が次々に出てきて、彼らの舞台を見てみたかったなぁ〜という思いを強くさせられた。
NHKから、そんな能楽師たちの映像もいくつかはDVDとして発売されているので、いずれ入手して、その片鱗にでも触れることができれば、と思う。

能狂い

能狂い

後藤得三芸談 (1985年)

後藤得三芸談 (1985年)

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