2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『松風の記憶』

「中村雅楽探偵全集」の最終巻です。長編2編と、中村雅楽エッセイが収録されています。雅楽モノはこれで未読作品がなくなります。ちょっと寂しいかも・・・。松風の記憶―中村雅楽探偵全集〈5〉 (創元推理文庫)作者: 戸板康二出版社/メーカー: 東京創元社発売…

『武士道セブンティーン』

『シックスティーン』が面白かったので、続編も読み始めました。剣道のことはよくわからないにもかかわらず、技の事とかいろいろ出てきますが、気にならずに読めるのは、この作家さんの手腕なんでしょうかね???武士道セブンティーン作者: 誉田哲也出版社/…

すんごい雷ですね

帰りにいつもの老舗スーパーに寄って、買い物。その後、大坊珈琲に寄って、本を読んでいると、稲光と雷鳴・・・。まだ大丈夫だろうと思っていたら、なんと、激しい雨も降り出し・・・。小降りになったところで、意を決して表に出る事に。大して濡れる事もな…

『京都の平熱』

『私事』を読み終えてしまい、帰りに読む本がキレてしまったので、職場に置きっぱなしの本を物色。どれもこれも、イマイチ、今の気分じゃないなぁ・・・と諦めかけたところに、『京都の平熱』を発掘。京都の平熱 哲学者の都市案内作者: 鷲田清一出版社/メー…

『私事』

ランチを食べつつ、読了しました。雀右衛門さん、ほんとうにいろいろなご苦労をなさった方なんだなぁ〜。応召なさったっていうのは知っていましたが、南方に行っていらしたんですね。そして、帰っていらして、突然の女形修行。でも、本当に歌舞伎ができるこ…

三津五郎さまがNスペのナレーションを!

公式HPのスケジュールに、三津五郎さまがナレーションを担当なさったNHKスペシャルの放送予定が!! 今月のスケジュール 浮世絵がテーマの番組みたいです。 番組公式HPには、まだ詳細はUPされていませんね・・・。 NHKスペシャル|放送予定

『私事』

職場の机の上に出しっぱなしになっていた『私事』。これは、ツボちゃんも「すばらしい!」とおっしゃっていた1冊ですのに・・・。 雀右衛門さんって、歌右衛門さんという巨大な壁が目の前にあったからか、わりと目立たない存在だったような気がします。歌右…

おやおや〜!?

朝、駅に向かっててくてく歩いていると、向こうからいらっしゃるのは、もしやもしや???と思ったら、お能のT先生。でも、入られると思った入り口を通過してしまわれたのはなぜ??? さらに向こうからいらっしゃるのは、NさんとKさんだっ! さらにさらに、…

落語研究会@国立劇場小劇場

圓太郎師匠の「浮世床」、よかったなぁ〜。夢と本をなさってましたが、夢から出て本の噺をやるってのも、アリなんですね。なぜだかよくわからないけど、わたし、圓太郎師匠の落語好きです! 初登場の夢吉さん、声がいいです! 噺もきちんとしていて、好感を…

『鬼女の鱗』

「宝引の辰捕物帳」というシリーズの第1作。様々な事件に関わった人々が、その事件のことを語り、そこに必ず辰親分が登場するという展開でした。連作短編集として、ちょっと面白い試みですね。辰親分のことも、なんとなく見えてくるのですが、シリーズはまだ…

納涼大歌舞伎@歌舞伎座

朝から晩まで歌舞伎座!な一日を。千秋楽なので、第三部以外は最初で最後です。 通して拝見して何がいちばんよかったか!?といえば、やはり二部の「つばくろは帰る」でした!! 三津五郎さまと小吉くんに泣かされました・・・。小吉くん、いわゆる「達者な…

『劇場の迷子』

しばらく放置してしまいました・・・(^_^;) 戸板先生の中村雅楽モノは、歌舞伎の古い型や口伝について、興味深い記述がたくさんあり、小説としての面白さだけでなく、歌舞伎文献としても貴重だなぁというのを、改めて感じました。 そして、登場人物への戸板…

『鬼女の鱗』

「宝引の辰捕物帳」シリーズの第1作。これまた、積ん読の山に埋もれていたのを、今朝、偶然発掘しました。最初のお話は、生き人形を使った捕り物です。三味線を使ったトリックになるほど〜!と思ったのですが、実際、そんなことができるのかしら??? 鬼女…

発表会

いよいよ、発表会当日。午前中から昼過ぎまで、仕事が急に割り込んできたため、途中からの参加となりました。 自分の出番は、最後の方に先生が固めてくださったので、素謡「吉野天人」ワキ、素謡「鶴亀」地謡、仕舞「鶴亀」地謡、仕舞「鶴亀」と結構、立て続…

亀治郎の会@国立劇場大劇場

行けない予定でしたが、急に予定が変更に・・・。朝、電話で劇場に問い合わせたら、当日券が出るとのことなので、行って参りました、亀治郎の会。 大劇場を一人で一杯にしちゃうのかぁ〜!!と、満員の客席を見てびっくり。 「俊寛」。今回、石川耕士さんに…

『野ばら』

林真理子は、やっぱり上手いなぁ・・・と思いました。女子の心をつかむコツをしっかり使って、物語を展開していきます。こんなこと、あるわけないじゃん!とは思うものの、だからこそ物語の世界で遊べるということもあるわけで。 なので、時々、読んじゃうん…

『野ばら』

『菊五郎の色気』の残りが少なかったので、朝、でがけに積ん読の山から次に読む本を探したら、ひょっこり出て来たのが、林真理子『野ばら』。林真理子って、結構、なんだかんだいいつつ、読んじゃうんですよね・・・。実は「これは、なんで買ったんだっけ?…

『菊五郎の色気』

先日読んだ『坂東三津五郎歌舞伎の愉しみ』の著者?(編者?)長谷部浩さんの、先に出た歌舞伎に関する本です。去年のうちに入手はしていたのですが、な〜んとなく、放置していたら、積ん読の山の下の方にまぎれてしまったのでした・・・(^_^;) 『歌舞伎の愉…

朝稽古

いよいよあと3日後に発表会なのですが、お仕舞がひじょーーーにマズい状態でして・・・。にもかかわらず、追加の稽古日も、当日の直前稽古も、予定が合わずという、これまた非常にマズい状況に陥ったため、急遽、朝稽古と相成りました。 先生がお稽古場に着…

「長唄 伝える心受け継ぐ力」@国立劇場大劇場

杵屋勝三郎さんと杵屋勝国さんという師弟の、芸の伝承を聞かせるというのが、主眼の演奏会、でしょうかね。去年の鶴澤清治さんの会と同じ主催者による演奏会でした。 何が一番印象に残ったか?というと、番組の最後の「抄曲集」というメドレーの中で、勝国先…

「供奴」小鼓上げ浚いのはずが・・・

先生の中では、今日で上げ浚いだったはずの「供奴」でしたが・・・。結局、前回録音失敗したのがたたり、今日は大復習デイに。スミマセン・・・。 小鼓一調の「ポポポポポポポ ポ ポ」のところのイキと打つ時のコツ?をご伝授いただき、「なるほど〜」と。が…

納涼大歌舞伎第三部@歌舞伎座

三津五郎さま、うーんあれだけですか・・・。「野田版愛陀姫」は、もっと何かがあるのかなぁ???と期待していたのですが、ちょっと拍子抜けでした。後半はほとんどオペラまんまな感じで、でも音楽はマーラー? あの音楽を全部生でというのは、ムリがあるの…

「能楽座」観世榮夫・荻原達子追善@国立能楽堂

お稽古の後、お教室の先輩・同期生と一緒に国立能楽堂へ。指定席はチケットをお願いした段階で売切れだったため、自由席。開場前に国立能楽堂には着いていたのですが、すでになが〜い列ができておりました。脇正面の真ん中よりちょっと前あたりをなんとか、…

短期能楽教室お稽古18回目

ついに、発表会前、最後のお稽古でした。前回のお稽古で、かなりわかったつもりになっておりましたが、はやり、脳内トレーニングのみ、それも回数不足ということで、いやはや、困ったなぁという出来でございました(ーー;) あと1週間、自主トレがんばります…

実家に行くと、母が「あれ、明日来るんじゃなかった???」と。なんとなくそんな予感もしないではなかったのですが・・・(笑)。あまりの暑さに、着て行ったシャツが汗びっしょりになり、着替えました。 オリンピックのテレビ中継を見ながら、昼食&昼寝(…

お弁当生活復活!

今月下旬からのモノ要りを考えると、クラクラします。予定外というか、うっかり忘れていた分がかなり大きい! ということで、またまたお弁当生活、復活しました。 夏場は、食中毒が怖いから、お弁当は休もうと思っていたのですが、母が「仕事場は、冷房ある…

定例公演@国立能楽堂

お盆だというのに、見所は結構埋まってましたねぇ。当日券をお求めになる方が、チケットセンターからはみ出してましたよ・・・。心なしか、外国人の方が多かったような気も。 「天鼓」は、國和さまの太鼓がお目当てでしたが、W兵衛(笛の六郎兵衛さんと、小…

納涼歌舞伎「愛陀姫」情報

今回の新作「愛陀姫」も、田中のお家元が作調を手がけられたのは、三響会Blogですでに知っていましたが、な〜んと、一噌幸弘さんが協力なさったのだそうです! ユッキー吹きまくりですかね??? ってことは、録音したモノも使ってるってことかな??? お家…

Yonda!エコバッグほしさに・・・

新潮文庫の夏キャン、ここ数年はパスしていたのですが、突然、Yonda!のエコバッグに萌えてしまい(笑)、灯台下暗し書店で、新潮文庫大人買いしちゃいました(汗)。読んでいなくて、なおかついずれ読もうと思っていた、というかなり選択肢としては苦しい状…

灯台下暗し書店にて

結局、「セブンティーン」も入手しちまいました(笑)。今度は、綺麗なブルーバックに、香織と早苗らしき二人の少女剣士が描かれています。造本のこだわりも、相変わらずでよいなぁ。デザイナーさんは、池田進吾さんという方だそうです。武士道セブンティー…