『私事』

職場の机の上に出しっぱなしになっていた『私事』。これは、ツボちゃんも「すばらしい！」とおっしゃっていた1冊ですのに・・・。
雀右衛門さんって、歌右衛門さんという巨大な壁が目の前にあったからか、わりと目立たない存在だったような気がします。歌右衛門さんが亡くなられた頃は、ちょうどわたしが歌舞伎から離れていたので、実は、雀右衛門さんの一番活躍なさった時期というのは、拝見していないのかもしれないなぁ、ということを思いつつ。

私事(わたくしごと)―死んだつもりで生きている